第20回しごと情報ネット運営協議会 日時 平成16年6月1日(火) 14:00〜16:00 場所 厚生労働省職業安定局第1会議室 ○諏訪座長 ただいまから、第20回しごと情報ネット運営協議会を開催させていただきま す。本日は山田委員がご欠席です。それから、菊地理事長には本日から委員としてご出席 いただいていますので、改めて簡単なご挨拶をお願いできればと思います。 ○菊地委員 ご紹介いただきましたとおり、雇用情報センター理事長を仰せつかっており ます菊地と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ○諏訪座長 よろしくお願いいたします。それでは、議題に入ります。本日は、最初に前 回2月18日の運営協議会以降に認定した参加機関の申請状況など、運営状況をご説明いた だきます。続いて、障害者に関する求職者情報提供サービスの問題。次に、職業能力開発 情報とのリンク及び関連機関・情報リンク集などについての問題。最後に平成17年度予算 要求という順番で議論を進めさせていただければと思っています。最初に、事務局からご 報告をお願いします。 ○事務局 事務局から報告させていただく前に、参考として皆様のお手元にしごと情報ネ ットのリーフレットをお配りしています。これは今年3月に作成したもので、求職者マイ ページ、メール配信サービスの内容も盛り込んであるものです。これを全国のハローワー クに配布して、周知に利用しているところです。ご参照いただければと思い、配付させて いただきました。  「参加機関に係る認定申請状況」について説明します。資料1の1頁、参加機関の認定 状況ですが、前回、平成16年2月の運営協議会以降の認定機関は、今年5月27日の時点で 4,618件となっています。前回お示しした数字が4,454件でしたので、164件の増加となっ ています。ちなみに、しごと情報ネットがスタートした平成13年8月8日現在ですが、参 加機関が1,844件でしたので、しごと情報ネット発足以来、2年10か月を経て、参加機関 の数が約2.5倍に増加しています。参加機関の属性別では、労働者供給事業者を除き、ど の機関とも約2.5倍前後で増加している状況です。  資料1−2では、個別参加機関の一覧をつけていますので、後ほどご参照いただければ と思います。  資料2の「しごと情報ネットの状況について」です。1の「参加機関数」については、 資料1の再掲です。2の「アクセス状況」ですが、本年4月の1カ月間の1日平均のアク セス状況を取っています。パソコン版のアクセス数が約50万9,000件、前回は平成15年12 月の状況をお示ししましたが、それが約30万7,000件でしたので、約20万件ほど増加して いる状況です。携帯版のアクセス数は約52万2,000件です。これも前回お示しした昨年12 月段階では約32万8,000件でしたので、約20万件の増加になっています。本年4月は、合 わせて1日平均約103万1,000件のアクセス数となっています。12月については例年季節的 変動があって、年間の中でも数字が非常に低く出ることもあって、今回の4月との差が大 きくなっています。ちなみに、しごと情報ネットのアクセス数が初めて平均100万件を超 えたのは今年の2月で、以降3月、4月ともに100万件を超えている状況です。  3の「求人件数」です。求人状況については、5月27日の時点で取っています。一般求 人情報については約59万3,000件、前回は2月のものをお示ししていましたが、58万件で したので、2.2%増加している状況です。そのうち、民間の一般求人ですが、現在公開中 の約9万件から派遣求人約9,500件を引いて、約8万500件となっています。前回2月時点 の約7万6,000件と比べると、約4,500件、5.9%の増加となっています。派遣求人は、約9 ,500件と、前回2月の約8,000件に比べて約1,500件、18.8%の高い伸びでした。  4の「参加機関検索のアクセス状況」です。4月の1カ月間で約3万3,000件、紹介ペ ージのページ参照数は約22万1,000件でした。12月では、参加機関検索のアクセス件数は 約2万4,000件でしたので、約9,000件、37.5%増加しています。紹介ページの参照数につ いては、12月が約13万9,000件でしたので、約8万2,000件、59%と大幅に増加している状 況です。この辺りについても、12月が季節的要因で数字が低く出ているために、差が大き くなっているものと考えています。  次の頁は前回の運営協議会から参考でお付けした、「認定時の事業者分類別公開求人の 状況」です。総数は約8万9,600件、内訳としては、いちばん多いのが情報提供事業者、 次いで有料職業紹介事業者の順となっています。なお、括弧書きは前回お示しした2月17 日現在の数字です。  資料3は、「求職者マイページの稼働実績」です。平成15年度開始の新規事業で、今回 が初めての報告となります。1の「マイページ登録者数」は、5月27日現在の数でして、 新規登録者がマイページに最後にアクセスした日から4週間が経過して、登録が削除され たもの、あるいは登録者が自分で登録を削除したものなどが除かれた数字で、5,140人と なっており、現在のマイページの有効登録者数とお考えいただいてよろしいかと思います 。  2は「メール配信対象者数」で、これも5月27日現在の数字です。この数については、 マイページ登録者数の中で、登録機関中の配信を既に終えた人、あるいはメール配信を希 望しない人とが除かれて2,344人となっています。3番目と4番目の数字は、4月1カ月 における実績です。3は、4月中のマイページ新規登録者数で、6,239人となっています 。4はメール配信の延べ数で、8,535通となっています。  資料4および資料5については、平成16年1月から2月にかけて行った、しごと情報ネ ットへの参加機関、および利用者へのアンケート調査の結果です。アンケートの内容につ いては、平成14年度に同様のものを一度行っており、今回のアンケートについては平成14 年度との対比を見て、今後の運営の参考にしたいとの目的から、事務局の判断で行わせて いただいたものです。  資料4の15頁は、しごと情報ネットに参加いただいている機関についての集計です。参 加機関のうち、平成14年度にお願いした機関を除き、ランダムに300機関を抽出して、電 子メールによりお願いしたものです。回答をいただいた件数は79件、回収率は26.3%でし た。  15頁の問1で参加機関の属性を聞いていますが、無料職業紹介事業者が4件、5%。有 料職業紹介事業者が26件、33%。求人情報提供事業者が8件、10%。労働者派遣事業者が 41件、52%。なお、14年度のアンケートでは労働者派遣事業者は調査対象とはしていなか ったものです。  16頁のしごと情報ネットへの評価としては、問3で質問しています。(3)「あまり満 足していない」、(4)「全く満足していない」、この(3)と(4)の合計が55%とな っています。パーセンテージは示していませんが、平成14年度の(3)と(4)の合計は 52%となっており、平成14年度と比較して、平成15年度は不満がわずかに増えています。 参加した効果については問4で聞いていますが、平成14年度と同様、「アクセスや問合わ せの増加の効果がいちばん高かった」との回答になっています。  17頁の問6では、しごと情報ネットへの参加目的を聞いています。その中で、これも平 成14年度と同様、いちばん高いものが「登録求職者の増加を図るため」という項目でした 。  18頁の問7では、求人者名、派遣先名の公開状況を聞いていますが、この中で(2)の 「求人者名を公開している場合と非公開の場合がある」という項目が20件、30%、「すべ て非公開としている」ものが30件、46%でした。これを合わせると、参加機関の76%が何 らかの公開制限を行っているという状況です。ちなみに、平成14年度で比較すると、平成 14年度においては(2)と(3)の合計が86%になっており、公開制限をしている割合は 平成14年度から平成15年度に向けてやや減少しているという状況でした。(1)ですが、 平成15年度において、「すべて公開している」ものが16件、24%という状況でした。  問9の具体的内容とフリー入力の集計については、19頁と20頁に載せてありますので、 ご参照いただければと思います。  資料5は、しごと情報ネットの利用者についての集計結果です。アンケートは平成16年 1月26日〜2月18日の期間に、しごと情報ネットのホームページ上において入力をお願い したものです。1,023人の利用者の方々より回答をいただいています。21頁の問1で性別 を聞いています。男性が421人で41%、女性が602人で59%となっています。平成14年度に おいては、男性、女性がほぼ半々の状況でしたので、平成15年度については女性の割合が 1割方、増えているという状況でした。  問1−2で、年齢層を聞いていますが、この中で平成14年度については、30歳未満と60 歳以上を一括りにして調査を行っていましたが、今回、平成15年度の調査については10歳 代から70歳以上まで、10歳刻みで行いました。この中で、30歳代が39%と最も高く、次い で10歳代と20歳代の合計、40歳代、50歳代と続いている状況で、この傾向については平成 14年度と同じでした。  22頁の問1−4で、回答者の現在の状況を聞いています。失業中の方が430名で42%、 転職を希望している方が334人、33%となっています。平成14年度と比較すると、平成14 年度は失業中の方が559人で59%に当たるので、平成15年度のほうが17%減少しています 。また、平成14年度については転職希望の方が247名、24%ということで、平成15年度の ほうが9%増えているという状況です。  問1−5は、ハローワークへの求職登録状況です。安定所で雇用保険を受給中の方が12 2名、一般求職者として求職中の方が353名ということで、今回のアンケートでは求職登録 をされている方と(3)の求職登録をされていない方が約半々という数字が出ています。  23頁の問2で、しごと情報ネットへの満足度を聞いています。(1)「満足」と(2) 「やや満足」を合わせて56%、「不満」と「やや不満」を合わせると44%となっており、 平成14年度については「満足」と「やや満足」の合計が49%なので、平成15年度のほうが 7%増加しています。  24頁の問2−3で、「不満」の理由を聞いています。この中でいちばん高かったのが「 求人会社名がわからない」の項目で242名、「大まかにしかわからない」が218名、「民間 からの求人情報が少ない」が170名と、上位理由の傾向は平成14年度と同じような結果に なっています。  29頁の問11−2で、求人情報または参加機関の検索をした方で、しごと情報ネットを通 じて求人に応募したり、参加機関にアクセスした方がどのぐらいいるかについて聞いてい ます。平成15年度の結果については、「はい」と答えられた方が335名で34%でした。こ れは平成14年度347名が構成比で34%でしたので、全く同じ割合が出ました。  31頁、32頁では、しごと情報ネットで提供するサービスについての要望を、フリーワー ドでいただいたものの取りまとめを行っています。31頁ですが、「要望の対応済み、ある いは今後のシステム改善の関係で対応予定のもの」という括りでまとめた部分については 、29件ありました。また、「FAQで説明することを検討すべき事項」として、「企業名 は全て公開してほしい」が13件ありました。これについては、先ほどの問2−3で不満の 理由の1位になっているところともリンクしています。これについては、しごと情報ネッ トに参加していただける機関の事情、判断により、求人者名がすべて公開されるわけでは ないという旨をFAQで説明することを検討しているところです。  32頁は「その他」の項目としてまとめていますので、ご参照していただければと思いま す。アンケートについては以上です。以上、資料1から資料5までの内容を説明しました 。 ○諏訪座長 以上の説明について、ご質問、ご意見がありましたら、お願いします。 ○菊地委員 資料1で、増加傾向についてご説明いただきましたが、参加している機関の うち、退会とかやめていった機関など、マイナスの数字はあるのでしょうか。 ○事務局 それはわかりません。 ○宮川委員(需給調整事業課長) 退会した数字は出ていません。認定した機関のみです 。 ○諏訪座長 それはまた調べてお願いします。 ○木ノ内委員 資料1ですが、情報機関の無料職業紹介が可能になったと思うのですが、 その辺の動向というか、そういうのが増えているのかどうかと、こちらに反映されている のかどうか。 ○宮川委員 私どものほうで、全体として手元に正確な数字はありませんが、いくつかの 市町村、都道府県で無料職業紹介を開始したと聞いています。具体的には3月以降、京都 府、大阪の和泉市、神奈川県、山口県、千葉県の白井市、神奈川県の藤沢市、島根県の出 雲市、茨城県、長野県、その他3団体ほど届け出が出ています。現在のところ、それがす べてです。このうち、具体的にしごと情報ネットを使っているかどうかはチェックしてい ませんので、それは後ほど説明等したいと思います。以上のような状況で、とりあえず今 年度当初から始めるであろう所は大体このぐらいです。おそらく、あと17の団体が平成16 年度中に開始したいという希望を持っていると承知しています。 ○仲村委員 アンケートの結果なのですが、参加機関のアンケートの中で、いわゆる満足 度が大変厳しい結果が出ているわけですが、半分以上が満足はしていない。具体的に記入 された内容はどうなのでしょうか。 ○宮川委員 19頁の問4−1のフリー項目の中に、「特に効果なし」とあります。これは 「どのような効果がありましたか」という質問に対して、効果がなかった。要は参加した が何ら効果がなかった。つまり、これが不満だというところが11件とあります。問4−3 の「しごと情報ネットに参加したことによりどのような効果がありましたか」については 、派遣事業者は「特に効果なし」が13件と、効果が出なかったことが1つの不満の現れに なっているところもあろうかと思います。問9のご要望の中にも、例えば「認知度が低い のでもっと上げてほしい」とか、かなり技術的な点などを挙げられている所もあります。 このようなところでの不満をお持ちになっている機関もあるのではなかろうかと考えてい ます。 ○木ノ内委員 資料2の、一般求人、派遣求人、供給求人の求人情報掲載件数について、 一般求人は58万件とあります。以前にもお話したと思うのですが、この中には情報提供事 業者の扱う求人情報による一般求人と、職業紹介事業者の扱う紹介求人というものが入っ ているのだろうと思うのです。一般求人件数と紹介求人件数の2つに切り分けていただか ないと、私ども求人広告を扱っている業者としては、ちょっと実態が見えにくいというこ とがあるので、できればお分けいただきたい。 ○宮川委員 参考資料のように、情報提供事業者の方からのものが4万4000件、有料職業 紹介事業者の方などが2万3000件という形で分けており、大体の傾向は示しています。 ○松井委員 このアンケート結果なのですが、とりあえず協力してくださった方にはフィ ードバックをするのか、しないのかということと、さらにここに出ている問題について、 ここの協議会で議論していくのか、そしてどんな形で対応されるのか教えていただきたい と思います。 ○宮川委員 今回、昨年行ったアンケートから1年経ってどんな感じなのか、我々も比べ てみたかったという点があります。これは今後の運営協議会の場での議論の参考資料とい う形で取っていますので、本日のみならず、次回以降、いろいろ議論するための素材とし て扱っていただければと考えています。また、先ほどの利用者アンケートの中に、いくつ か要望項目などもある中で、比較的簡単に対応できるもの、あるいは定常改修の中で対応 するもの、今後検討していくべきものがあるかと思いますので、我々もその辺をよく見な がら、具体的な対応をしていきたいと思っています。  全体のフィードバックについては、いまのところ具体的にそれぞれの個々の方にお返し するということは今のところ考えていないのですが、「こういうアンケート結果になりま した」というものについては、しごと情報ネットなりで載せられるかどうかは検討させて いただきたいと思います。 ○木ノ内委員 アンケートで満足度が低い理由は効果がなかったということのようですが 、参加機関ごとのアクセス数のようなものがわかれば、どうしてそこに人気が集中してい るのか、あるいはどうしてそこにアクセスしないのだということもわかると思いますので 、参加機関ごとにアクセス数がどのぐらいあるのかわかれば、何か原因追求になるのかと 思ったりしたのです。できるだけ原因追求のほうに回っていただければと思うのです。 ○宮川委員 取れるかどうかも含めて、検討させてください。まず、それ自身が参加機関 ごとに集計できるのかどうか、というのが技術的な問題としてあります。それから、個別 の企業ごとには当然出せないでしょうから、それをどのようにまとめるのかという2つの 面も含めて、とりあえずいまの段階では、それが技術的にできるかどうかも含めて、ちょ っと考えさせていただきたい。仮に出すとしても、それは個別の企業名は当然出せないの ではないか、という感じはいまの時点ではしています。 ○松井委員 仮にそのような取扱いをする場合、機関ごとの属性で見ることも重要だとお もいますが、仕事ごとの属性で見ることも重要ではないでしょうかまた、手間をかけるな らどのような参加機関に人気があり、満足度が高まっているのかなど周辺のこともわかる ような対応をしてもらえればと思います。 ○宮川委員 いま松井委員からお話があったのは、おそらくどんな仕事が人気があるのか 、ヒットしているのか、というご趣旨だろうと思います。それも併せて集計できるかどう か、検討させていただきたいと思います。 ○木ノ内委員 資料3のマイページの件ですが、去年10月24日の運営協議会で、目標とい うことで毎週1万6,000名、4週後には4万8,000名ぐらいの規模にということをお話した かと思うのですが、見てみると非常に停滞している。どうしてこういった稼働実績なのか 。評価されていないと思わざるを得ないわけですが、この辺についてどんな原因なのか。 ○宮川委員 まず、設定した数字自身が、ここまで行くであろうというよりは、ここまで 行ったら困るなという観点から、要は例えばメールの配信の数をどうするのかということ を計算する上での仮の数字だと我々は思っています。そういう意味で現在の数字はある程 度見ていく必要性があるのではないか。また、今後の動きも見ていく必要性があるのでは ないか。その中で、マイページの使い方、あるいはマイページ自身に対する要望を今後ど うやって取っていくのか、というのが1つ課題としてはあるのかと思います。  確かにどのぐらいの数字がいいのかというのは、端的に言えば想定したよりは少なかっ たとは考えられます。ただ、いまの数字自身がひどい数字かどうかというのは、ちょっと いまの段階では判断しにくいところかということで、今後の動きも含めて判断したいと思 います。 ○諏訪座長 これは普段のアクセス状況との対比なのでしょうね。アクセス状況がどのぐ らいあるかという中で、どのぐらいの人がマイページのような特別サービスを望むか。こ の比率で見ていくべきなのかもしれないという感じもします。いずれにしても、サービス が始まってから間がないですから、今後どうなるか、是非、推移を追っていただきたいと 思います。 ○三村委員 一体この結果をどのように評価しながら、その次にどう結び付けていくのか 。ここのところは運営協議会の場としては、その整理はよほど慎重にやらないとまずいの ではないかという気はします。そこに何らかの商業的な利用価値のような偏りが出てくる おそれのあることは、この場では避けるべきではないかと思います。一体どういうデータ をどのように処理していくべきかということについては、もうしばらく時間をおいたとこ ろで、実務担当者会議でその辺の範囲と内容を検討していただくことを、1つファンクシ ョンとして置く必要があるという気がします。  いま木ノ内委員からご指摘のあったところなのですが、正直言って、私はこんなにたく さん来るとは思わなかった。こんなに反応があると思わなかった。確かに事務局としては 、これ以上来たら困るというのが1つの目標値であったのです。何も強制しないでこれだ け来るというのは、大変なことですね。利便性によっては、これから増えていく可能性が ないわけではない。だから、その辺のコントロールが結構難しくなるかというのが率直な 印象です。 ○仲村委員 これは意見として申し上げたいと思うのですが、いわゆるインデックス情報 は、民間の部分が9万件と非常に増えております。この中の増えた部分は、求人情報提供 事業者の案件が非常に多いことは仕方がない。紹介のほうは、若干件数が減っているとい う現象が、いま見られるわけです。これからの考え方として、どの程度まで民間のインデ ックス情報掲載が可能なのだろうかを考えた場合、安定所及び民間参加機関の持っている 情報の母集団はわかりませんので、どの程度というのは一概に言えないのかも知れません 。ただ、検索の結果として内容のバランスがとれていることが、1つ重要なポイントとし て考えられるのではないか。ということは、検索したときにやはりいろいろなものが出て くるのだというのが、このネットの充実した形だと考えられるのではないかと思うのです 。そして検索結果が、とにかくいろいろなものがバランスよく出てくるものにもっていく ためには、内容的にはそういうものが入っていなければいけない筈です。  そういう意味で、いまのものを検索してみると、やはり圧倒的に公的機関のものが出て きますから、これでは検索の効果がいまひとつ満足できないなと。そのために民間の機関 が参加をする上で若干満たされないものもあるのではないかと推測するのです。これから いまの9万件というのは、さらにどこまで行くかわかりませんが、1つの指向として、こ れをどこまで上げるのだ、あるいはどの程度まで上げるかという考え方を取り入れて取り 組んでいくということも必要ではないか。  これは感じとして申し上げると、現在のところでは、やはりいまひとつ官と民のバラン スがとれていないと日ごろから感じるものですから、今後の課題として、あるいは1つの トレンドとしてそういうものを捉えていく中に、そういう1つのバランス的な発想などを 盛り込んでいくような形で、いろいろな施策がとれないものか。これは感想です。 ○宮川委員 今回のアンケートの中でも、民間として、しごと情報ネットへのインデック ス情報を増やしたいという方も39%ほどおられます。ただ、やはりいま仲村委員からご指 摘のあったように、ハローワークの情報が数的には圧倒的なものになってしまっていると ころで、検索するとどうしてもハローワークのものが出てしまうことはあり得るところで す。その中に埋もれてしまうおそれもありますので、いま検討している1つの方策として は、現在、ハローワークの求人情報も含め、すべて一緒に検索されてしまう形になってい るものを、ハローワーク以外の求人を検索するという形で、検索する仕組みできないか検 討しているところです。これにより、自分はハローワークの情報は、例えばハローワーク インターネットサービスで見てしまった、あるいはハローワークに行って見てしまった、 民間の情報だけを見てみたいのだ、というニーズに的確に応えられるのではなかろうかと 考えています。検索の1つの項目として、ハローワーク以外の情報というものを考えたら どうかと考えているところです。 ○横山委員 資料2の2枚目に業者別の掲載件数が載っているのですが、全体として職種 別の掲載件数はわかっているのでしょうか。 ○宮川委員 いまのところ集計していないようですね。集計できるかどうか、検討してみ ます。 ○諏訪座長 ほかにいかがでしょうか。とりあえずこの件は以上の限りにさせていただい て、今日はほかの議題もいろいろありますから、次の議題に移ります。  「障害者に係る求職者情報提供サービス」という問題ですが、まず事務局からご説明を いただきたいと思います。なお、併せて4月22日に行われたサービス検討会における主な 議論の動向などもご説明をいただければと思います。 ○事務局 資料6の34頁です。資料6は、この4月22日に開催した「しごと情報ネットサ ービス検討会」における主な議論の内容です。1点目は、「障害者にかかる求職者情報提 供サービス関連」です。「障害者にかかる求職者情報掲載に当たっては、トラブル防止の 観点から、本人の承諾を書面でとることを明確にすべきではないか。書面がとれないケー スの場合や視覚障害者の場合は、読み聞かせて承諾をとった旨のメモを残させるとか、知 的障害者の場合は、親権者や後見人の承諾が必要であるといったことを明確にすべきでは ないか」というご意見でした。  もう1つ、「『障害の種類』を検索項目とするかどうかについては、障害者雇用対策課 の考え方に沿った対応をしたい」ということで、これは事務局サイドからお話させていた だいた内容です。  2つ目はリンクの関連です。平成16年度については、能力開発関連情報とのリンクとい うことで、雇用能力開発機構の運営するサイトを説明したところですが、特段の意見はい ただきませんでした。官民サイトのリンクについては、「ルールを設けるべき」とのご意 見でした。民間からのリンクの希望については、「メールで受け付ければよいのではない か」というご意見をいただきました。  3点目に「その他」として挙げている「首席職業指導官室」は、組織変更する前の旧業 務指導課のことですが、こちらを運営協議会に参加させるべきという意見を運営協議会に 上げていただきたいという内容でした。 続きまして、資料7の「障害者にかかる求職者情報提供サービスについて」の説明をいた します。「障害者にかかる求職者情報提供サービスの概要」ということで、参加機関とし て認定された職業紹介事業者、ハローワークの保有する障害者にかかる求職者情報から取 り出されたインデックス情報を検索する、といったサービスをつくってまいりたいという ことです。これは障害者の求職者はどんな方がいるかを探す、求人企業の方をターゲット にしているサービスですから、携帯版では当該サービスは行わないといった形にしたいと 思います。  「システムの仕組み」ですが、「入力関連」ということで、現在のトップ画面に「参加 機関マイページ」というものがあります。そこから「障害者求職者情報入力」という項目 を設けて、既に交付しているID、パスワードを入力することによって、障害者求職者情 報入力画面に行くということです。なお書きですが、「民間の参加機関については、職業 紹介事業者のみが当該システムを利用できるようにして、他の属性の機関はシステム的に 排除するものとする」と書いています。ただ、これについては、派遣協会から、既に、「 紹介予定派遣をやるケースについては、派遣業界もこのシステムを使えるようにさせてい ただいて、障害者の雇用の促進に寄与してまいりたい」というお話があったものですから 、そういったものはシステムづくりの中に取り入れる方向で検討してまいりたいと考えて います。  「入力方式」は、いま現在、求人情報を送っていただける方式はオンライン入力、オフ ライン入力、メール送信で、そういったものを応用してやってまいりたいと思います。障 害者求職情報を送信するときは、送信ボタン中に「障害者求職情報提供サービス利用規約 に同意します」という表示をして、そういったルールを守っていただくことを確保してま いりたいと思っています。もちろん、情報掲載を取り消す場合は、取り消す要因を入力す ることも準備してまいりたいと思います。  「ハローワーク関連」ですが、ハローワークインターネットサービスのシステムから送 信された情報を掲載する、といった流れを考えています。  「インデックス情報の内容」ですが、求職されている障害者の希望する仕事、就業希望 地、希望収入、主な経験職種、資格、現住所、障害の種類、どんな障害があるのか、障害 の等級、障害の程度などをインデックス情報として表示してまいりたいと思います。特記 事項ですが、例えば「この方はエレベーターが必要です」とか、「駐車場が必要です」と いったフリーワード的な入力も必要でしょうから、こういったことも用意してまいりたい と思います。問合わせ先、障害者情報を提供しているようなサイトであれば、クリックす れば詳細情報にジャンプするような仕組みもとってまいりたいと思います。  「検索関連」ということで、トップ画面に「障害者求職情報検索コーナー(仮称)」を 設ける。クリックすると日本地図的なものが出てきて、その方の住所または就業希望地、 都道府県などを指定して、希望する仕事、障害の種類等というのはペンディングというこ とで、こちらは先ほどの、障害の種類等を検索のキーにするかどうかについては、障害者 雇用対策課の考え方もありますから、そういったものも踏まえながら検討してまいりたい と思います。さらに、フリーワードで絞りたいケースがあるでしょうから、希望する仕事 、住所、就業希望地、免許・資格などで絞っていただくことも考えてまいりたいと思って います。  「統計関連」も適宜、整備してまいりたいと思います。掲載取消要因数を取って、例え ば就職が決まったので、もう掲載する必要はないということで取り消すというケースもあ りますから、そういった件数を取って、効果的なものも見ていきたいと考えています。  3の「障害者求職情報提供サービス利用規約」ですが、当然これから用意をしていかな ければいけないと考えています。今回は利用規約のポイント的なものをまとめています。 今後、きちんとした文書を考えてまいりたいと思っています。「参加機関として認定され た職業紹介事業者、ハローワークが障害者求職情報を送信することができるものとする」 、「障害者にかかる求職者情報に限る」、「掲載する情報にかかる内容や利用目的につい ては、本人の同意を得ることとする」。なお、先ほど書面を取るべきではないかというご 意見がありましたが、それはトラブル防止の観点で、各参加機関がしっかりやっていただ ければ、強制するまではないだろうということで、「できる限り書面などの方法により同 意を得るものとする」と、少しマイルドな表現にさせていただきました。それから、掲載 期間は1年間としたい。障害者求職情報提供参加機関は問合わせ、苦情などに対応してく ださいということです。個人情報は送信しないでください。違反事例があれば、情報提供 掲載を停止する。そして、参加機関として認定の取消しもできるものとする、といったこ とをルール化してまいりたいと考えているところです。 ○諏訪座長 いまご説明のあった点、とりわけ「障害者にかかる求職者情報提供サービス 」をめぐって、ご意見、ご質問等がありましたらお願いします。 ○木ノ内委員 利用規約ですが、「障害者にかかる求職者情報に限る」ということは、求 職者情報が広がらないために、是非こういう文言でご配慮いただくとありがたいと思いま す。その下の「掲載期間は1年間とする」というのは、長いのではないか。求職者情報で あれば、できれば6カ月で更新するという感じのほうが現実的かと思いますし、いま聞い ていて1年間はちょっと長い感じがしました。 ○宮川委員 特段1年間ということには根拠はなくて、一定の期間という意味で、とりあ えず1年間という形にしたところです。いまの木ノ内委員の意見も踏まえながら、この辺 は今後また検討させていただきたいと思います。 ○村委員 職業紹介事業者のみがこのシステムを利用ということになっているのですが 、先ほどの説明の中で、既に紹介予定派遣を入れる方向で検討と言われたので、そのよう にしていただければありがたいと思っています。派遣事業者は、どうしても障害者雇用率 の点でいつも悩んでいるところで、紹介予定派遣を使ってやっていこうと考えているとき ですので、職業紹介事業者のみがというのではなくて、派遣事業者であっても、紹介予定 派遣を使う場合には入れていただくことを、是非検討していただきたいと思います。 ○宮川委員 先ほど事務局から申し上げたとおり、いまの方向で検討していきたいと思っ ています。 ○松井委員 確かに紹介予定派遣のときには入れるのは当然だと思うのですが、次のステ ップとして、通常の派遣として雇用される場合はなぜカウントしのか、ということについ て考えてもいいのではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか。 ○村委員 それは当然そうだと思っていますが、我々がなぜこの紹介予定派遣を是非と いうことを申し上げたかというと、先ほど言ったように、障害者雇用の非常に効果のある 方法だろうというのが実際に見えてきたものですから、強く申し上げたのです。いまの派 遣の中で、障害者がどの程度いるかという現実を踏まえると、やはり遠慮がちに申し上げ てしまうというのが実態です。しかし、ここは松井委員もおっしゃるように頑張っていき たいと思い、業界を挙げてやっていきたいと思っているところです。 ○松井委員 私が懸念するのは、現行の下で法制が変わらないとすると、紹介予定派遣の 場合最終的に紹介先の雇用で雇用率のカウントがされるため派遣会社そのものの雇用率の 達成は非常に難しいということです。ですから派遣という形での求人で、登録型スタッフ が派遣会社にずっと雇用されていくという道も、本来あっていいのではないかと思いまし たので、そのように申し上げたところです。 ○仲村委員 1つお聞きしたいことは職業紹介事業所の中で障害者の求職情報というか、 求人情報を取り扱っている所の傾向はどの程度のものがあるのか。大まかなもので結構で すので、もしわかれば教えていただきたいと思います。  もう1つ、資料6の中に、障害者の情報を載せるために書面で確認をする、というのが 書いてあります。これはご意見として出ているのですが、実際問題としては職業紹介事業 者の中で、「これこれこういうことだから文書で確認してください」というのは、逆の意 味でかなり心理的にプレッシャーを与えるようなものになる可能性があるのではないかと 思うのです。求職者とのいろいろなやり取りの中でお話をすることは、一般の場合でも特 に個人情報、あるいは提供先をどうするということは、普通の仕事の中でよく説明しなが らやっているわけなのです。「あなた、この分だけ書類で書いてくださいよ」ということ が、なかなか行われにくいのではないかと思うのです。特に障害者の場合は、自分たちは 障害者だから、余計何らかの縛りを受けているというようなイメージを与えることになり ます。ここのところは非常に微妙な問題がありますので、やはり業務の中で円滑に流れる ような形で、障害者に同意を求めていくようなやり方があるだろうと思うのです。  例えば普通の紹介ですと、「我が社の業務運営規程はこうなっています。この中で、個 人情報はこのように提供するのですよ」という規程を示しておいて、そういうものを納得 してもらった上で紹介に入るわけですから、そういう意味でやはり障害者についても、そ このところの入口は、緩やかに納得してもらうというようなやり方のほうが、むしろ受け 入れやすい。要はトラブル防止ということですから、やはりそれを周知するのだというこ とは、もちろん業務の中で十分にやるように徹底する方法はあろうかと思います。  ですから、何らかの形で、個別にというよりも、そういう制度的に、我が社の業務はこ ういうことでやりますよということでよく納得してもらう。これこそまさに、職業紹介の 原点だと思うのです。そういう意味で、少しまろやかにしたほうがいいのかなという感じ もいたします。 ○宮川委員 2点ございました。まず前半のほうの、現実にどのような形で職業紹介事業 者の方が障害者の求職者を扱われているか。実は私どものほうで、障害者を扱っていると いう形での把握はしておりませんので、具体的にどれくらいという数字は、私どものほう にございません。ただ、いろいろな業界の方にお聞きしたり、新聞記事等で具体的にこう いう形で職業紹介事業者の方が障害者の方をターゲットにして、あるいは主眼に置いた形 での事業展開を行っているということは、お聞きしたこともございます。また今後この点 については、関係の協会等のご協力も得ながら、少しその辺のニーズ調査、意向調査的な ものは、何らかの形でしていきたいと思っております。  後半の、同意を得る仕方について、仲村委員のほうから、円滑に業務が行われるか。今 後利用規約をつくる中で、そういった趣旨も含めて、個人情報保護については、職業紹介 事業者は問題があれば、行政の指導監督の対象になるわけですので、ここの時点で、逆に いえば、あまりギリギリ厳しくしなくても、何か問題があったときに処分を含めて対応で きるということも含めて、少し円滑に流れるやり方を考えていきたいと思います。 ○松井委員 34頁、35頁でインデックス情報の内容についてと、検索が最終的にできるよ うにするのか、しないのかということが検討に上がっています。この点についてですが障 害者用にシステムを特別につくることはせず、現状あるもので使えるものはできる限り利 用して、別途必要な情報はフリーワードのところで対応できればいいと、私は思います。 それが最終的にコストがかからない仕組みになるのではないかと思います。  また、入れるべき内容の検討は、障対課のほうで考えるということになっていますが、 仮に求人する側からすれば、障害の状態によって、適切な対応を考えるということもあり ます。プライバシーの問題があるということも承知しておりますが、これは、個人が特定 できない形での掲載になると私は理解しております。最終的にマッチングにうまくつなが る仕組みでの情報の提供となるように、必要となる情報の検索はできる仕組みにしていた だきたいと思います。 ○宮川委員 おそらくそこで問題になった発想というのは、確かに求人者の立場から見た 場合に、障害者の種類というのは非常に関心があるということは、私も大変理解するとこ ろですが、障害者、求職者の立場に立ってみた場合に、障害の種類でまず振り分けるとい う仕組みをつくること自体が、いかがなものかということ。すなわち、フリーワードで検 索するというのは、そういう形で求人者の方が自らするということだとは思いますが、そ ういうようなものを事前に、仕組みなり行政として用意することが適切なのかどうかとい う観点での、求職者の立場に立ってみた上での検討と申しますか、具体的に言えば、こう いうような形で採ること自体について、障害者の方々が、どのように考えるのかというこ とも含めて、障害者雇用対策課のほうで少し議論していただこうかと思っております。  それでその議論を踏まえながら、先ほど申し上げたように、これはできるだけマッチン グという最終目標に向かっていく上で、何がよいのかという判断は、またそこの議論を踏 まえた上で行っていただければと思っております。 ○横山委員 この障害者の種類等については、難しい問題かと思いますが、マッチングと いうことにちょっと焦点を当てて考えると、障害の種類を選ぶのではなくて、逆にこの仕 事についてはこういった障害の方はちょっと無理だという形で、どちらかというとそうい う形での検索というか、その仕事の内容によってはあるのではないかという気がします。 ○宮川委員 おっしゃったように、積極的な意味でも消極的な意味でも、障害の種類とい うのは仕事とのマッチングの面では非常に重要な情報だと思いますが、言うなれば、イン デックス情報として、最初の振り分けの選択肢として、そういうものを制度化するのがい いのかどうかというところが、まず第1段階としてあります。あと、実際にマッチングを スムーズにするためにはどのような検索項目なりとしたほうがよいのかという次の議論が あろうかと思いますが、その両方を踏まえ、検討させていただきたいと思っております。 ○木ノ内委員 マイページの問題もあったりするので、お聞きしたいのですが、どのくら いハローワークの中に障害者の求職情報があって、それは果たして載せる可能性があるの かどうかということについて、何かヒアリングなどをされたことはあるのでしょうか。 ○宮川委員 求職情報の数については、ちょっといま手元にないのですが、私どもでは、 障害者の場合にはハローワークで特別な求職登録の仕組みをつくっておりまして、それで 何万人分か、もう既にあるわけで、基本的にはそれでこういうシステムに、ハローワーク インターネットのほうで同意された方についてはそれを載せる。載せた方については、当 然ハローワークインターネットサービスだけではなくて、しごと情報ネットにも載せると いうことを含めてご理解いただいた上で、それがそのまま載るということです。これにつ いて今のところ、そんなに反対の声を聞いておりませんので、大多数の方が、そういう形 に載せていただく、載せるという方については、特段のご反対もなく載るのではないかと 思っております。  一方、民間のほうについては、先ほど申し上げたように、私どもも全部の状況を把握し ているわけではありませんので、それにどれくらいの求職者の方を掲載できるのかどうか というのは、今後また調べてみたいと思います。そういう意味でいえば、あまり大きな、 例えば10万、何十万という単位のものよりは、もう一桁小さいような単位ではないかと、 個人的には思われます。 ○松井委員 先ほどの関連ですが、障対課のほうでいろいろ考え方を整理されると思いま すけれども、このシステムの良し悪しは情報を提供する側が、どこまで情報を出すのかと いうことで決まると思います。全部書かなければいけないということでもないということ を周知していただいた上で最終的にご本人がどのような形で情報を提供するのかというこ とも十分踏まえて対応をお願いしたいと思います。  障害の程度を書かないことで、苦労されるのは結局求職されている方になります。申込 みをされたはいいけれども、詳細を詰めていく段階で「あなたのその状態では難しい」と 言われることも絶対ないとは言い切れない。そういう点も踏まえた上で、是非ご検討お願 いできればと思います。 ○菊地委員 木ノ内委員から出た、ハローワークの求職者数の関連ですが、雇用情報セン ターでは、この3月まで、首都圏、関西圏、中部圏のハローワークの障害者の求職情報を 、活字でオープンにしている。こういうインターネット時代ですから、それをやめて、即 時性の、このネットに載せるということに移し替えられると理解しておりますが、それな りの数が集まっているということです。  そしていわゆる、求職弱者といいますか、それに対するきめ細かなサービスというのが 絶対必要なので、議論を詰めていって、非常に成果につながるシステムができればいいな と思っております。  もう1点、職業能力開発情報との関連で、先の話になるかもしれませんが、先ほどのご 説明で、職業能力開発機構との意見交換といいますか、紹介がありましたが、私は4年3 か月ほど、教育訓練給付金制度を所管しておりました。ご案内だと思いますが、就職につ ながる学費補助で、そこの悩ましい仕事は、趣味的な、お遊び的な学習にまで出ていきが ちだということで、費用対効果といいますか、せっかく給付金を払っているわけですから 、就職に色濃くつながるようなバックデータがほしかったのです。  そういうことにつながりそうな展望がある。それも1つの職業能力開発関連情報との連 携というものが望めるとすれば、非常にいいなという印象をもっていまして、今日の問題 でなくて申しわけないのですが、そういう経験を披露させていただきます。 ○諏訪座長 それでは、障害者にかかる求職者情報提供サービスについては、以前から議 論してきましたし、そういう求職弱者といいますか、いろいろな意味でハンディキャップ を負っている方々へのサービスを、我々としても雇用促進、就業促進という形で考えてい く必要があろうと思います。  大体事務局の考えるような方向で、一部分皆様からのご意見を是非考えていただきます が、そういう方向で実施するということでよろしゅうございますでしょうか。 ○三村委員 できるだけこれが具体的に動くときは、連絡を密にいただければと思います 。本当に大切なことなので。 ○宮川委員 いま三村委員がおっしゃったように、今後とも実施に当たっては委員の皆様 方との連携は保っていきたいと思っております。 ○諏訪座長 よろしくお願いします。それこそ、マイページではないですが、我々にも運 営に関係の委員には、そういう情報がメールか何かでくるなどというのも1つかなと思い ます。  それでは続いて、いま菊地委員からもちょっとありましたが、「職業能力開発情報との リンク」及び「関連機関・情報リンク集」の問題について、同じく事務局から考え方が示 されているので、このご説明をお願いしたいと思います。 ○事務局 37頁、資料8です。これについては平成16年度の事業の1つである、「職業能 力開発情報」へのリンクについての事務局の案です。リンクのサイトについては、関係団 体である雇用・能力開発機構が運営している「教育訓練機関・コース情報」を考えている ところです。  38頁に「教育訓練機関・コース情報」のサイトのトップ画面があります。ここでは能力 開発・訓練機関情報として、「能力開発・教育機関」という、黒い四角が1つ。それから 、「能力開発・教育コース情報」として、「求職者向け公共職業訓練コース」と、「在職 者向け職業訓練コース」の2つの項目から選択する形となっております。  上段の「能力開発・教育機関情報」を選択いただいた場合の画面が39頁にあります。こ ちらの頁で、さらに「地域」「分野」「施設」等々の細かな検索条件を入れていただいて 、最終的に情報にアクセスできるような形になっているサイトです。資料8は以上です。  続いて、資料9については、現在のしごと情報ネットにある、関連機関・情報リンク集 の案についてです。44頁に現在のしごと情報ネットにある関連機関・情報リンク集を載せ てあります。今回この中に提案する、「在宅就業に関する情報」ということで、戻って42 頁に掲載してある社会経済生産性本部が運営する、SOHO支援のためのサイトにリンクを張 らせていただきたいと考えているところです。  このサイトですが、SOHOを希望される方に、仕事情報の提供等を行うSOHOの仲介機関に 関する情報をインターネット上で提供するという内容のもので、SOHOの方々が能力や希望 条件に合った仕事を探すことに役立つSOHO仲介機関を見つけることを支援するサイトです 。  43頁に、「在宅就業を支援する仲介機関ディレクトリのサイト」ということで、概要を 載せてあります。なお、このサイトについては、平成14年第11回の運営協議会において、 リンクを張ることをお認めいただいたもので、今回まだできていなかったものですから、 リンクを張らせていただきたいということで、ご承認をお願いするものです。 ○諏訪座長 それではただいまの点について、ご質問、ご意見をお願いします。 ○木ノ内委員 いくつかのリンクのご提案がされているわけですが、まず、やはり最初の リンク基準を定めて、それから個別のサイトについて判断しないと、進みようがないかな と思っております。  ポータルサイト、このしごと情報ネットの目的を、きちっと明確にした上で、機能があ まり曖昧にならないように、いろいろな関係団体のリンクであるとかということになって きて、その役割が明確でなくなってくるということには、ちょっと懸念しております。や はり雇用、仕事のポータルサイトであるというところをきちっと位置づけをしていただき たいと思います。  そういうサイトの運営上で考えると、やはりリンクの基準というものが必要で、ちょっ といくつか考えてみたのですが、例えば、しごと情報ネットの目的に沿ったものであると いうことが、リンクの1つになるでしょうし、それから、公序良俗に反しないということ もあるでしょうし、それからサイト運営者が、利用者に不利益をもたらさないような、責 任をもった運営をしているのかどうかとか、あるいは、リンク先とインデックス情報を提 供している機関とが、重複してしまうようなことも問題になるので、その辺も整理してい ただく。  それから、インデックス情報提供者は、雇用に関するものであるわけですから、参加機 関でリンクのみを張って役割を、それでいいのだというふうにしてしまうのも、ちょっと 問題だろうと思います。そのようないくつか基準みたいなものを定めて、なおかつその運 営協議会で承認をするというようなきちっとした対応を、いわゆるルールを定めた上で、 リンクをというふうに思っております。  この生産性本部の在宅支援のSOHOの支援サイトには、トラブルが生じた情報が見受けら れます。  リンクを張ることによる危険性を感じざるを得ません。この点が、ちょっと懸念される ところです。 ○宮川委員 今回のリンクの問題については、既に平成14年の2月だったと聞いておりま すが、会議の席上での、このような関係団体のリンクという形で張るということで、既に ご承認いただいているもの、及びこれまで既に議論されてきた職業能力開発の関係のもの の2点については、リンクを張らせていただくというふうに考えておりまして、それ以外 の、後ほど申し上げるように、来年以降の施策、予算の関係もございますが、リンクを張 る際に、民間の方々にも広く入っていただくということを考えた場合に、何らかのリンク の基準というものは今後検討すべきものではないか。その際には、木ノ内委員からお話が あったようなものを含めて検討していくことはあり得るのではなかろうかと思います。  それから、ご指摘のSOHOの関係のものですが、私どもとしては、この社会経済生産性本 部のもの、社会経済生産性本部自身は、経済産業省所管の団体で、財界と労働組合の一部 に入っていただいた形での、そういう意味でのかなり公的に近いような団体ではなかろう かと思っております。  ただ、その中身にご指摘のようなものがあるのであれば、基本的には、こういうような もの、もちろんSOHO自身についても、やはりそれはある意味でのポータルサイトであると ころは、いわばその先の、まさにここの、社会経済生産性本部自身が、そういうものを紹 介している機関ではなく、あくまでも情報を提供している団体だということと理解してお りまして、その辺の実情は、もう少し具体的にお聞かせ願えればと思いますが、基本的に はやはりリンクしてもふさわしいような団体ではなかろうかと考えております。 ○松井委員 私も、生産性本部なら大丈夫だと思っていました。しかし、木ノ内委員がお っしゃるような問題があるならば、ご回答があったように十分調べていただいた方が良い と思います。リンクを張っていることについてクレームがつくようなことがないことを十 分検証した上で進めていただければと思います。  何か事が起きると、全体の評価がそれだけで下がってしまうということもあります。木 ノ内委員がおっしゃったことは非常に重要ですから、事前に基準を立てるということも必 要になると思います。そういう将来の取扱いも含めて、十分検討した上で進めてもらえれ ばと思います。 ○木ノ内委員 同様のことですが、求人情報提供機関であれば、審査機能と読者相談とい いますか、そういった機能を併せもっていることによって、被害をなくすようなことをし ているわけですが、果たしてそういう機能がこれにあるのかどうかという問題もあって、 利用者に被害が出るようなことがあれば、決してよいことではないだろうと思っておりま す。  それから、しごと情報ネットの役割ということでいえば、先に議論を前提にはしません でしたが、アメリカのAJBのような役割。しごと情報ネットのアイデンティティをしっ かり固めた上で、どういう情報サイトのリンクをどのようにしていくのか、非常に大きな デザイン上の問題が入ってくるのだろうと思うのです。そういう意味でも基準というもの を、サービス検討会などで議論していただきたいと思っております。 ○宮川委員 問題が何かあるなら、私どもも調べてみたいと思います。 ○諏訪座長 この問題は、いまの世の中、だんだんコンプライアンスで見ていると、本当 に端のほうから一生懸命頑張っていた本体が全部崩れるということがなくはないというこ とを考えると、ひとつ木ノ内委員からそういうようなご意見もあったわけですから、百パ ーセントというのは難しいでしょうけれども、懸念がかなりの程度払拭されているという ようなことであるなら、以前からの経緯もありますから、リンクを張るということにさせ ていただいたらどうかと思います。  それとは別に、やはり全く無基準で、ただリンクを張っていくというのは確かにいろい ろな問題が起きかねませんので、リンクを張る基本のルール、基本の考え方ははっきりさ せると同時に、リンクを張るだけでなくて、リンクを外す場合も同じですね。何かがあっ たらリンクをさっと外すというように、相手が反論をしたら、それを完全にこちらが立証 するまで切れないなどというと、かえって大変な問題になりますから、基本的にある程度 懸念が寄せられて、相手方がその懸念を払拭できないなら、ある一定期間内に、迅速にそ のリンクを一時期止めるといったような措置を含めた認定基準、運営基準みたいなものを ご検討いただけたらと思います。  そして木ノ内委員もおっしゃっていたように、こういうことはまさにサービス検討会み たいなところで揉んでいただくのがいいかなという感じもしますので、ひとつ宿題として お願いできればと思います。  それと、職業能力開発情報のほうはよろしいでしょうか。これも、教育訓練給付関係で すと、最近ときどき新聞に載るような怪しげなものが絶対ないとは言えないので、本当に 困ってしまう問題なのですが、これも基本の考え方は、さっきのようなことで、懸念され るようなことがあって、それが我々がやっているネットの運用に悪い影響を与えそうなと きには、対応を考えるという形で進めていきたいと思います。  それではありがとうございました。先に進ませていただきます。平成17年度の予算要求 の問題を事務局からご説明をお願いします。 ○事務局 46頁、資料10の「しごと情報ネットに関する平成17年度予算要求について(素 案)」です。  1点目、「求職者マイページ・メール配信サービス、ケータイ版の新設」です。「しご と情報ネットケータイ版」について、現在行っているパソコン版と同様に、希望求人検索 条件の登録、あるいは新着求人件数をメール配信できる「求職者マイページ・メール配信 サービス」を新設して、使いやすさを向上させていただきたいと考えております。  どうしてもケータイ版については、パソコン版よりも入力しづらいということですので 、特に求職者マイページについては、検索求人条件の登録ということができる観点から、 非常に便利に機能するのではないかと考えているものです。  2点目は、「インターンシップ関係サイトのリンク・定常改修」ということです。イン ターンシップのリンクの対象としているイメージは、個々の企業におけるインターンシッ プ受入れ情報をとりまとめているサイトのようなものを対象にしたいと考えております。  先ほどから、またサービス検討会でもご指摘がありましたように、今後についてはリン クに関する規約の叩き台を事務局サイドとして作成させていただいて、サービス検討会で もご検討いただき、さらには運営協議会の場でご議論していただきたいと考えております 。 ○諏訪座長 ただいまのこの点について、ご質問、ご意見をお願いいたします。 ○松井委員 インターンシップ関係というのは、学生向けのインターンシップという理解 でよろしいのですね。その場合、可能であれば学生向けということがわかるよう入り口の 表示を分け方が良いと思います。 ○宮川委員 いまの松井委員からのご意見も含めて、基準をつくるのに合わせて、どうい うふうに表示するかということも1つの課題ではないかと思います。それも合わせてご議 論させていただきたいと思っております。 ○木ノ内委員 どうしても審査などをやっていると暗くなるのですが、インターンシップ も違法職業紹介みたいな形があるものですから、やはりかなり注意してやっていただく必 要があるかなという思いがあります。  それから、この予算要求の全体から言えることですが、やはり予算ですから、単年度主 義なのでしょうけれども、しごと情報ネットについての取組みを、少し中期的には捉えて おいて、その中で出てきていただきたいと思うのです。このケータイ版でやるというよう なこともあるのでしょうけれども、年度予算を突然出すというよりは、できるだけ中期計 画みたいなものを、できればこの運営協議会で揉んで、その中から出てきてほしいという のがあります。  それから、やはり求職者マイページのケータイ版というのは、いまちょうどパソコン版 が始まったばかりですので、ちょっと時期尚早な感じがしないでもないですね。評価によ っては分かれるところですが、まだ利用者が少ないという感じがあります。その原因はど ういうことなのか。その辺をきちっと分析してから、ケータイによるマイページというよ うなことになっていったほうがいいのかなという思いがひとつあります。  2つ目の、サイトへのリンクですが、リンクを予算化するというのが、いまひとつ私ど もはよくわからないのです。リンクというのは、ほとんど無料で張れてしまうのではない かと思います。  それから、この定常改修ですが、普通はこうして簡単に定常改修というようなことで済 んでしまうのですが、民間でしたら、かなり定常改修も予算が膨らまないように、かなり 中身を精査するわけです。そういうことで、やはり予算要求であるとか、少し長期を睨ん で定常改修についてもどういう部分に力を入れてやっていくかという議論が是非ほしいと 思います。ちょっとこれも考えてみたのですが、予算審議を、できればこの運営協議会で 、毎年直前になってということではないような仕組みをつくる必要があるだろうと思いま す。  4項目くらい考えられることがあるのですが、まず概算要求の前に、変更可能なタイミ ングで是非審議していただきたいということがあります。  2番目に、しごと情報ネットについて、3年くらいの中期の運営計画を示すとか、ある いは議論するといったことが必要だろうと思います。  3番目に、その基本になる資料を事務局で用意していただきたい。例えば利用状況が出 ていますが、参加機関ごとの利用数、サービスのコストパフォーマンス、あるいは苦情や 意見。さらには行政評価の部分も原案段階あたりで示していただきたい。  4番目に、評価基準を策定して、予算要求の、できれば運営協議会試案みたいなものが つくれて、そういう形でやっていくのでないと、どうもこの提案に非常に振り回されてい る感じがしないでもないものですから、できるだけ原則を決めて、その原則の中でブレな いような運営を是非していただきたいと思います。 ○宮川委員 いま木ノ内委員からのご提案にあったところですが、まず、単年度主義であ るということは、木ノ内委員からもお話がありましたように、仮に何年計画と定めたとこ ろでも、その計画自体に拘束性はできないというのが、申しわけございませんが、おそら く役所のやり方にならざるを得ないのかなということがあります。  それから、私どもとしては、定常改修という形でサラリと書いてありますが、要はやは り、国の予算もかなり厳しい現状の中で、できる範囲で結局改修せざるを得ないというの が正直なところで、逆に、例えば本来だと、もっとこういう改修をしてやりたいのだけれ ども、端的にいえば、この枠で決まってしまいましたということが往々にしてあるので、 そういう観点から、なかなかお話になったような形でのものというのは難しいところもあ るのかなと思います。  それから説明が前後しましたが、リンクについては、はっきり言って、それ自体は予算 はかかりません。「予算」と書いてありますが、言うならば予算を含めた新政策、つまり 来年何をするのかというようなイメージで書いてあるので、わざわざ1項目を起こさずに 、定常改修の中で読み込んでいくということで、リンク自体に予算はかからないと考えて おります。  お話にありましたような、3年計画とか中期計画ということについて、固まったコアの ようなものはなかなか難しいのではなかろうか。逆に言えば、例えばこういう課題があっ て、いまのところ毎年こういう形でしているところではありますが、将来像を見据えて、 将来こういうふうにしていくべきではないか。その1つの議論としては、これは端的に1 つの議論として聞いていただきたいのですが、そうしたいという意味ではないので、誤解 なきようお願いしたいのですが、例えば、アメリカのAJBのような仕組みというのは将 来の目標として見据えるべきであり、それに向かって一歩一歩近づいていくべきであると いうような計画を仮につくるとか、あるいは考えるといった場合に、どのようにやってい くのかという議論をされるということが1つあり得るかもしれません。ただそうは言って も、要は先立つものがなければ、結局それもできないわけです。  話が二重三重になって大変恐縮ですが、この運営協議会自体も、それほど頻度多く開催 するのも大変恐縮です。先ほどいろいろな資料ということについては、私どもとしても利 用状況の資料とか、今回アンケートをお渡しさせていただきましたが、できる限りの対応 はしたいと思いますので、そのあたりは、1つは、運営協議会のみならず、その他の場所 でのさまざまな情報の提供というものも含めて考えさせていただければと思っております 。  したがって、今回この、まさに予算要求のものを出させていただいたのは、おおむねこ ういう形で、いまの段階で役所の仕方としては概算要求は出させていただきたい。ただ、 具体的な中身、さらにいえば定常改修とサラリと書いた中で、具体的に何をしていくかと いうのは、これからまた皆様方のこの運営協議会の場でのご議論を踏まえた上でやってい きたいと考えております。そういう意味では、かなり民間とは発想が逆転していると言わ れれば、まさにそのとおりですが、一方でこれはルールとして、毎年毎年予算を獲得して からやらなければならないという運命もありますので、そのあたりをご理解いただければ と思っております。  逆に言えば、例えば今後の将来を見据えた形のものを議論したい、毎回毎回出てきて議 論するよりは、しごと情報ネットの行く末を1回真剣に議論したいということであれば、 それはまた場を改めて、例えば次回、9月辺りに、そろそろそういう議論もやりましょう かというのは、十分考えられます。つまり、定常的な改修といったものだけではなくて、 そういうものを1回フリーに議論することも考えられるのではなかろうかと思います。蛇 足ですが。 ○諏訪座長 前に、サービス検討会みたいなものをつくるときには、この運営協議会がそ うたびたび開けないという問題と、テクニカルな問題を議論するよりは、大きな全体の流 れを見ていこうということでしたので、そこは事務局のほうでもお考えいただいて、サー ビス検討会のほうでかなり実質上詰めてもらって、我々のほうはそれをいわば事後的に承 認していくというような方向。それから、将来へ向けて、少し戦略的な大きな流れを考え る部分とをこの中に少し反映していただけたほうがよいのではと思います。いつでも後始 末的な議論をしていると、皆さん非常にフラストレーションが溜まってしまいますから、 課長からも9月頃に少し大きな議論をしてみたらどうかという提案がありましたから、ど うでしょうか。今日は残された時間も少ないので、あと、こんなこと、あんなことを考え てほしいという注文を出していただいて、すべてお答えはできないかもしれませんが、で きたら、ちょうどいい機会ですから、次回の9月くらいの運営協議会で、「来し方行く末 」の「行く末」を見通すような議論に時間を少し割ければと私も思うのですが、どうでし ょうか。 ○松井委員 そのようにやっていただければと思いますが、その「来し方」がどうだった か整理したものも併せて出していただければと思います。当初は派遣求人や労供はなく、 携帯電話用のサービスなど後から入ってきたものもいろいろあります。それから、どのよ うにサイトが変わってきたかということについてもある程度出していただければと思いま す。過去のデータを出すのは難しいかもしれませんが、どういった形でしごと情報ネット が膨らんできたかという、主なポイントがわかるようなものを出していただいて、もしサ ービス検討会で事前に検討するならば、問題点と、今後の方向性について整理して出して いただけると、大変ありがたいです。 ○宮川委員 資料については、いま松井委員がおっしゃった点も含めて、できるだけ用意 したいと思います。9月に始まる事前に皆様方にご提示したいと思います。 ○諏訪座長 委員の皆様方から、ご注文なりございますか。 ○三村委員 私も最初からこの会議に参画させていただいているのですが、実はいまのよ うな形になるとは予想もしていなかったです。例えばケータイの多機能化やパソコンの普 及の仕方には、まことにすさまじいものがあるし、これから特にケータイは非常に危険な 武器になってくるのではないかという気がしてしょうがないのですが、行く末のことをど こまで読むかというのは、大変難しいですね。本当に、わからない世の中という感はあり ます。  そういうことを踏まえた上で、一体このポータルサイトとして、インデックス情報とし て始めたこのしごと情報ネットは、どこまでやるべきか、そして、何をやらざるべきかと いうガイドラインみたいなものを、やはりみんなの概念の中につくっておく必要があるの かなという気がしますね。 ○諏訪座長 何をやるか、何をやらないかというのは、三村委員の当初からのご主張でし たので、これも現段階のところでもう一度確認してみるというのは有益かと思います。 ○菊地委員 議論のあり方、方向性として、大賛成です。ここで一度立ち止まって見詰め 直して、アバウトながら方向性を見据えてやるという議論の方向性には大賛成です。 ○諏訪座長 よろしいですか。それではサービス検討会の皆様にもまた負担がかかってし まうかもしれません。それから、事務局も二重三重の手間がかかるかもしれませんが、ど こかできちんとこういうものを節目節目でやっておかないと、思ってもみない方向にどん どん行ってしまうのは、確かにあまりよろしいことではないと思います。9月の主たるテ ーマは、しごと情報ネットの来し方行く末を考える戦略会議を主として、それ以外に、い つものような定常的な問題、それから、今日出された、規約とか基準をはっきりさせると いったような宿題的なものも議論させていただこうかと考えております。  それでは、平成17年度予算は致し方ないということで、こういうようなことでよろしい でしょうか。それでは、ここで出た意見も踏まえて、ひとつそういうことでよろしくお願 いいたします。 ○三村委員 予算に関しては、言ってもあまり意味がないでしょう。意味のあることなら いくらでも言いますけれどもね。 ○諏訪座長 そこも含めて、9月の段階でいろいろと考えてみたいと思います。  それでは、以上で予定した議題はひとわたり終わったのですが、ほかにご質問なりご意 見、あるいは要望などありましたらお願いします。 ○木ノ内委員 これからアンケートを実施していくのだろうと思うのですが、前回のアン ケートの計画を見ていたら、求人情報提供機関だけで非参加機関50枚回収するというふう になっていて、かなり難しいだろうと思うので、全求協のほうに話をしたら、手伝っても いいという話になっているので、そういう形でやっていきたいということをお願いします 。 ○諏訪座長 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。特にほかにござい ませんか。  それでは、今日の第20回、記念すべきというわけではありませんが、20回まできたので すから、確かに21回目に、そろそろ「来し方行く末」を考えるというのは、非常に意味が あるかなという気がします。今日は建設的なご意見をいくつもいただきましたし、また貴 重なご意見もいただきました。大変ありがとうございました。今後とも、サービス検討会 の皆様も含めて、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、本日の運営協議会は以上をもって終了させていただきます。ありがとうござ いました。