第22回しごと情報ネット運営協議会 日時 平成17年3月1日(火) 14:00〜 場所 厚生労働省職業安定局第1会議室 ○諏訪座長 ただいまから、第22回しごと情報ネット運営協議会を開催させていただきま す。委員の皆様には、年度末のお忙しい時期にお集まりいただきまして、大変ありがとう ございます。本日の委員の出欠状況ですが、山田委員がご欠席です。  本日の議題ですが、第1番目に、前回12月21日の運営協議会以降に認定しました参加 機関の申請状況などの運営状況です。それから、平成17年度予算(案)についてです。ま た、障害者求職情報提供サービス利用規約、リンク規約について前回ご議論いただきまし たが、それについてのご検討をお願いします。それから、平成17年度システム改善につい て。そして、しごと情報ネットに係るフリートークということで議論を進めていただけれ ばと思っています。それでは、まず事務局からご報告をお願いします。 ○事務局 それでは、説明に入らせていただきます。資料1は参加機関の認定状況です。 前回の12月21日の運営協議会開催以降の認定機関の数ですが、本年2月24日の時点で 5,047件で、初めて参加機関が5,000件台を超えたという状況です。前回に比べて112件の 参加機関の増加です。資料1−2として個別参加機関の一覧を付けてありますので、ご参 照いただければと思います。  次に、資料2です。1の参加機関の数は資料1の再掲です。2のアクセス状況は、本年 1月1カ月間の平均のアクセス状況をとっています。PC版のアクセス数が44万7,000件、 携帯版が62万6,000件という数字となっています。本年1月の平均ですが、合わせて107 万3,000件というアクセス数に上りまして、これは、しごと情報ネット運営開始以来、最 高のアクセス数になっています。  続きまして、3の求人件数です。求人状況については、2月24日の時点のものです。内 訳は、一般求人が約75万件。12月16日の時点の数字は70万件でしたので、約5万件ほ どの増加を見ています。そのうち一般求人については、現在公開中の14万8,000件から派 遣求人および紹介予定派遣求人約1万8,000件を差し引いて13万件となりまして、前回の 運営協議会でお示しした昨年12月の時点の件数とほぼ同様になっています。また、派遣求 人については、紹介予定派遣求人を含めて約1万8,000件と、前回の運営協議会でお示し した数字より遥かに多く、約倍増となっています。4番目は、参加機関検索のアクセス状 況です。これは1月の1カ月間の状況をとっていますが、参加機関検索結果一覧の画面ペ ージ参照数2万3,000件、紹介ページのページ参照数は21万4,000件という数字です。  次の頁は、参考ということでお付けした求職者マイページ稼働実績です。1のマイペー ジ登録者数は2月24日現在の数で、新規登録者から4週間経過して登録が削除された人、 あるいは登録を自分で削除した者等が除かれた、現在有効としてカウントされる登録者数 です。4,659人でして、前回運営協議会でお示しした12月16日時点の人数と比べて約800 人増加しています。2は、メール配信対象者数です。この数は、マイページ登録者数の中 で登録期間中の配信をすでに終えた方、あるいはメール配信を希望しない人は除かれてい ます。2,023人で、前回お示しした12月段階の数字と比べて約500人ほど増加しています。 3と4は、本年1月1カ月における実績です。3は1月中のマイページ新規登録者数で、 2,467人、4はメール配信数の延べ数で、5,378通です。  資料3は、しごと情報ネットに関する平成17年度の予算(案)です。昨年12月に財務 省より政府原案として内示されたもので、現在国会で審議していただいているものです。 平成17年度予定額としては、総額で7億9,000万円という額になっています。内訳として は、1の求職者マイページ・メール配信サービスの携帯版への拡充ということで7,000万 円。2の定常改修については6,000万円が計上されています。3の電算機借料以下の項目 については、昨年とほぼ同様の額となっています。本日は委員の皆様方に、この予算の中 の2の定常改修についてご検討、ご承認をお願いしたいと考えています。資料1から3に ついての説明は以上です。 ○諏訪座長 ありがとうございました。それでは、以上の限りにつきましてご質問、ご意 見がありましたら、お願いします。 ○松井委員 資料3で平成17年度予定額は7.9億円になっていますが、今年度はどのぐら いだったのでしょうか。それから、特に新しくやっている項目はあるのでしょうか。 ○事務局 平成16年度の予算は総額で7億8,000万円ということで、17年度のほうが約 1,000万円ほど増えています。平成16年度の項目と違うのは、6月の運営協議会でご承認 いただいた求職者マイページ・メール配信サービスの携帯版への拡充というところで、こ こが新しい項目となっています。その他、1,000万円の増減ですが、財務省の査定がありま して、電算機の借料が増加しました。それ以外の項目については、ほぼ昨年と同様の数字 でいただいています。 ○仲村委員 これは今回ではなくて前回のご報告の中で申し上げようと思ったのですが、 時間がなかったので、今回申し上げたいと思います。ネットの中の情報の検索のところで、 ハローワークの情報を除く機能をつくっていただいたのですね。私は前回の報告でそれを 知ったのですが、これは非常に見やすくなったといいますか、民間の方々、あるいは求職 者の方が検索する場合に非常にわかりやすくなったのではないかと思っています。そうい う意味で、非常にスピーディにそういう改造をしていただいたことに対して、大変よかっ たのではないかという感想を持っています。ちょっと一言申し上げました。 ○諏訪座長 ありがとうございました。ほかにいかがですか。よろしいですか。それでは、 次に進ませていただきます。次の議題は、障害者求職情報提供サービス利用規約とリンク 規約についてです。最初に事務局から説明をお願いします。 ○事務局 資料4になります。前回、利用規約のイメージをお示ししましたが、そのとき 仲村委員から、参加機関向けの利用規約なのか、情報を閲覧する人のための利用規約なの か明確にしたほうがいい、というご意見をいただきました。その辺を配慮しまして、2の 「利用規約について」というところに「参加機関は」と明記させていただき、その辺を明 確にさせていただきました。前回はその辺がちょっと曖昧だったので、既存の利用規約と 重複している部分がありましたので、そこは削除させていただいています。  次の13頁になりますが、サービス利用規約の障害者の部分が明確になったということで、 それに伴って参加規約も形式的に修正が必要になり、その辺を直しています。「求人・求職 情報」の括弧書きが、いままでは求人情報だけだったのですが、今度は障害者の情報が入 るということで、この辺を形式的に直させていただいています。  14頁ですが、現在はトップ画面に「ホームページ利用に当たって」というものがありま す。これは情報を見る方、利用者側用に「必ず見てください」という位置付けにしている ものですが、ここも、新しく障害者の求職情報が入りましたので、参加規約と同様の修正 をしています。障害者の利用規約については、以上です。  リンクの規約については、15頁の資料5になります。前回のイメージでは、リンクの申 込みに当たってはもっといろいろ情報をとったほうがいい、というお話がありましたので、 2の「リンク申込みについて」の項目にいろいろ付け加えています。例えば申込みに係る 担当者名、事業所の設立年月日、事業所の従業員数、事業内容、サイトの開設日、掲載し てある情報内容と件数、リンク対象サイトに該当するかの説明、アクセス状況や苦情件数 といったことを記載させて、リンクについて判断していきたいと思います。さらに、4番 ですが、以前は「本利用規約違反の場合は」となっていたところを、「しごと情報ネットの 運営に支障が生じた場合等、事務局はリンクを削除できるものとする」ということも明確 にしておきました。規約については以上です。 ○諏訪座長 ありがとうございました。それでは、資料の4と5になりますが、規約をめ ぐりましてご意見、ご質問をお願いしたいと思います。 ○木ノ内委員 「参加規約」「利用に当たって」とも、障害者に係る求職情報ということで 限定をしていただきました。前回はかなりぶれがありましたが、その辺をきちんと書いて いただきまして、ありがとうございました。利用規約の5番で、「掲載期間は6カ月間まで とする」となっていますが、私は求職の場合の情報はどの辺が妥当なのかわからないので、 6カ月というのがいいのか悪いのかわからないのですが、その妥当性を確認したいと思っ ています。これは、しごと情報ネット全体にかかわることですが、掲載期間が非常に長い ということが魅力をなくすことにもつながるのではないかと思うのです。できる限り更新 して、決まったものは落としていくようにすることが品質の向上につながっていくのだろ うと思います。でも、全体から言えばそういうことが言えますし、障害者の求職インデッ クスに関しては6カ月が妥当なのかどうか。その辺をお聞きしたいと思います。 ○事務局 この利用規約については、サービス検討会の皆様にご議論いただきまして、当 初は1年にしていたのです。そのあと、6カ月がいいのではないかというお話がありまし たので、このようにしています。ですから、とりあえずはこの線で行かせていただければ と考えています。 ○木ノ内委員 職安の中では、どんな管理をされているのでしょうか。 ○事務局 ハローワークだと、原則1年間は有効なのです。障害者ということで就職が難 しいという配慮があるのだと思います。ただ、1年では長すぎるというお話があったもの ですから、中をとって、こういった形にしています。 ○仲村委員 普通の場合であっても、6カ月で決まらないというケースは非常に多いと思 います。3カ月で決まるというのは、むしろ特殊な、非常に運のいいほうだと思います。 ですから、場合によっては一般の場合でも1年ぐらいずっと持っています。実際の情報と しては2年ぐらい置いておくということもあります。障害者の場合ですと、余計状況は厳 しいわけですから、6カ月というのは決して長くないと思います。むしろ短めだったかな と思います。1年か6カ月かというときに、私は、6カ月というのは最低限ではないのか なと感じていました。そう簡単に決まらないものですから、そういう意味では、あまりこ れを長すぎると考える必要はないのではないかと思います。 ○木ノ内委員 できる限り確認して、決まっているものは排除していくということをしな いといけないかなと思うのです。 ○仲村委員 一般的には、6カ月でもなかなか決まりません。ですから、1年ぐらい経っ て、その間にいろいろやっているというのが実態ですよね。 ○木ノ内委員 わかりました。 ○松井委員 今の点ですが、手続的にはどんなことを考えておられるのか教えてください。 「6カ月経過後自動的に抹消する」と書いてあって、「なお引き続き掲載することもできる ものとする」と書いてありますが、具体的には、抹消期限に近付いたら求職者のほうに連 絡が行って、継続しますか、しませんかということまでされる予定なのか。どのようなこ とを考えておられるのか、ちょっと教えていただきたいのですが。 ○事務局 すみません。そこはちょっと確認させてください。ただ、今は求人情報のほう にもそれぞれ期限があるのです。それで、相当前のものには、切りますよ、更新するかど うかを決めてください、というお知らせメールを事前に送ったりはしています。障害者の ものについてはその辺を押さえていなかったものですから、確認させてください。確認し 次第、メールでお知らせします。 ○諏訪座長 いつが期限だとなれば、ちょっとしたプログラムで簡単に自動的にメールは 送れますから、きっと何かしてあるのだろうと思いますが、確実に確認したあとで皆さん にお知らせください。 ○三村委員 サービス検討会で1年を半年にした決定的な理由というのは何ですか。単に 長すぎるということですか。 ○事務局 1年だとちょっと長いのではないか、というご意見があったのです。 ○三村委員 ちょっと問題ありですね。1年がいいかどうかは別にして、そこで切ってし まうということは厳しい。 ○仲村委員 6カ月で限定してしまうというのは、厳しいと思いますね。 ○坂口委員(需給調整事業課長) 引き続き掲載はできるということなので、更新してい ただいて、引き続き掲載していただくと。先ほどの点については、6の(5)にあるよう に、すでに就職しているようだったら情報の削除を適切にしていただくと。 ○三村委員 「掲載期間は6カ月間までとし」というのが明確に出てしまいますと、印象 的にはこちらに引きずられてしまいます。心象的にそういうものが本当にサービスに値す るかどうかというのは、よく考えたほうがいい感じがします。 ○諏訪座長 6カ月ごとに関門をつくってチェックをするというのは、決して悪いことで はないと思います。そのときに、あまり機械的な処理をしなければいいわけです。例えば、 2週間のうちに返事がなければバサッと切るのではなくて、求職者情報の場合は特別にも う1回か2回繰り返し確認をしてみるというやり方もあろうと思います。いいかどうかは 別ですが、逆転させる方法もあります。切りたいと言ってこなければ切らずに、例えば1 年間、何もせずに掲載するとか。いろいろあろうかと思いますが、規約は規約として、そ の辺は柔軟に運用するやり方でも処理できるような気もします。 ○坂口委員 今月から稼働して、状況等をフォローアップした上で協議会にお諮りして、 必要があれば変更させていただきたいと思います。 ○諏訪座長 要するに、皆様のご意見は、状況が大変厳しいということがあるので、あま り機械的に処理をしないと。しかし、他方で情報が命のサービスですから、情報の質を劣 化させないためのしかるべき関門も入れておいたほうがいいということですね。このよう な両方の見合いで、よろしくご配慮をお願いしたいと思います。先回、リンクを張ること についても一定のチェックが必要だということで、こういう利用規約案があります。これ は若干厳しいような気もしなくはないのですが、皆さんのご意見はどうでしょうか。大体 よろしいですか。 ○木ノ内委員 私もよくわからないのですが、リンクというのは法律的に見ると何らかの 責任が及ぶのですか、及ばないのですか。 ○諏訪座長 張られた側でしょうか、張る側でしょうか。 ○木ノ内委員 張る側です。しごと情報ネットにリンクを張って、そこに何らかの損害や トラブルが起きたときの法的な考え方です。 ○坂口委員 具体的には、どういう損害かということに起因するのですが。 ○木ノ内委員 例えば、ここにインターンシップ関連のサイトがリンクを張る。そして、 実際は通常のインターンシップではない情報まで載っていて何か問題が起きてしまったと いうときに、リンクを張った側のしごと情報ネットに何らかの責任が及ぶのかどうか。当 然ながら、インターンシップの関連サイトをやっているところには及ぶだろうと思います。 しかし、そのサイトにリンクすることでどのような法的な関係が生まれるのか。私もよく 考えたことはないのですが。割合自由にリンクを張ったりしてしまいますが、こういう非 常に公的な格好ですので。 ○坂口委員 通常はサイトを張っている方の運営責任において直接的な損害に対する責任 が生ずるのだと思います。例えばそういう事件が起きて、このリンク削除規定があるにも かかわらず、削除もしないで相当程度の期間放置していたということになると、我々とし ても公の立場としての問題が生じるのではないかと思いますので、そういったことがない ように、きちんとチェックをしていきたいと思っています。 ○諏訪座長 原則から言いますと、リンクを張る側に問題があれば、そこが自分の管轄の 範囲内の責任をとる。これは当然だと思います。張られた側が責任を負うかどうかは、お そらく3つぐらいケースがあると思います。第1番目は、知らないうちに張られた場合。 これはどうにもできないので、まず責任は起きないだろうと思います。2番目は、知って いたけれども、リンクを張る部分において責任回避のしかるべき文言などを置いていたよ うな場合。そうだとすると、いま課長がおっしゃったように、善良な管理者としての注意 をしておけば問題は起きない。3番目は、何らかの非常に密接な協力関係があって、いわ ば連帯責任のようなものが発生する可能性がある場合だと思います。  我々の場合は、この3番目は避けたほうがいいし、このリンク規約はそういうことは全 くやっていません。便宜的に張りたいなら連絡をしてください、連絡をしていただいたら、 参加規約その他を守りますよという約束をしてください、もし問題があったら切らせてい ただきます、ということですから、結局は、何らかの問題があるのを認知したときに何に も手を打たないでいたような場合等、いわば過失、あるいは信義則上これと同視すべき場 合などがあるときなのだろうと思います。それは、かなり限られた場合なのだろうと思い ます。さもないと、ネット社会は無限連鎖でつながっていってしまう。そういう感じはし ますが、これは今にわかに思い付いて申し上げているわけで、しっかり調べて確認をして いただいたほうがいいと思います。その意味では、削除条項などで支障が生じた場合は削 除するということを入れておいたのは、よかったかなと思います。 ○松井委員 今の点に関連してなのですが、しごと情報ネットのホームページそのものに、 リンクの先でのことは責任を負わないということを明確に書いておくというのは、あまり よくないことなのでしょうか。公的なものだから調べている、というのが皆さんの考え方 なのでしょうか。 ○諏訪座長 法律論から言えば、当然にリンクを張られてしまえば、リンクを張った先に 対する連帯責任のようなものが発生する可能性があるならば、そういうことをいちいち断 る必要はあると思います。でも、原則としてそんなものが発生する可能性がないにもかか わらず、わざわざ書くというのは、これも余分な感じがします。その辺は事務局で詰めて いただいて、無用なトラブルは増えないように配慮していただければと思います。 ○仲村委員 障害者求職情報提供サービスを使う求人者などに対するPR方法は、どのよ うに考えられているのでしょうか。 ○事務局 障害者のサービスは3月22日に開始予定なのですが、こういったサービスがで きるということは、職業紹介事業者や労働者派遣事業者である参加機関に対して、メール で事前にお知らせしたいと思います。障害者を求める企業については、トップ画面で、こ ういったサービスが始まったことについて案内します。リーフレットなどを使った積極的 な周知に関しては、ハローワークの情報も少しずつたまるという流れになるものですから、 情報掲載量を見ながら、頃合いを見ながら周知をやっていきたいと考えています。いきな り3月22日にリーフレットを作って配っても、情報が入っていなくて、「何だ」というこ とになっても困るので、その辺は情報掲載量を見ながらやっていきたいと思っています。 ○諏訪座長 折角のいい試みだろうと思いますので、世の中にアピールするというのは大 事ですが、他方、アピールはしたものの、行ってみたら中身が空っぽだと言われるのも困 る。これも難しくて、この辺が事務局のご苦労なのだろうと思います。しかし、逆に、中 身を埋めていくためには周知をしないと、ということもありますので、なかなか大変だろ うとは思いますが、どなたかいい知恵はありますでしょうか。 ○三村委員 一般の紹介事業者では、これは当面対象外にせざるを得ないのですよね。そ うすると、必然的にハローワークに重点特化せざるを得なくなるのではないかという気が します。理想を言えば、全参加機関がこれに協力するという体制がとれれば一番いいので しょうが、それは現実的ではない。そうすると、いままでも扱っておられたハローワーク と民間との何らかの交流の中でやっていくという方法をこれから考えなければいけない。 そうなったときには、量、質ともに現実に合わせた形で一つずつ積み重ねる以外にないの ではないかという気がします。 ○諏訪座長 企業の側からかなり要望があると伺っているのですが、障害者に関する情報 が普通は全然入手できないということですが。 ○松井委員 雇用率未達成の場合には必死になって探すというのが、まず現状であろうと 思います。企業として提供できる仕事にもいろいろ限界があるので、どんな仕事ができる のかがわかる求職者情報があると助かる、というのは事実だと思います。いわゆる障害者 福祉施設にこのようなものを周知しても、そこからすぐ働きに行ってくれるとは限らない ので、職安でこういうことをやっているということを一生懸命周知してもらうのが、スタ ートラインとしていちばん滑り出しやすいのかなと。 ○坂口委員 いま現実に障害者の求職登録をしているのはハローワークですから、障害者 の求職インデックス情報も、入口の部分ではハローワーク中心にスタートするのだと思い ます。ただ、民間も含めてどう広げていくか。一気にということは難しくても、官民と交 流していく中で、徐々に広げていくというイメージを私どもとしては持っています。 ○木ノ内委員 全国求人情報協会はちょうど今年20年なので、それを記念して、去年の9 月の障害者月間に、各会員社で障害者の求人を行っている会社を無料で集めて、情報を掲 載するということを1カ月やりました。件数はどのぐらいだったか忘れましたが、具体的 に56人ぐらいの障害者が就職できたという実績もあります。単に記念でということではな くて、来年度も毎年取り組んでいきたいと思っているのですが、そう考えますと、障害者 の求人情報もあながち難しいということではないと思います。そういう意味で言いますと、 しごと情報ネットの中でマッチングのようなことになっていくのもイメージとしてはあま りよくないのですが、障害者の求職者情報が載り、片や、障害者に特化した求人企業があ るとすれば、合わせてそこに載っていけば、障害者に対する取組みとしてはきちんとやっ ていけるのではないかと思います。求職情報だけ、あるいは求人情報だけではなくて、障 害者に関しては両方の情報がここで利用されるということはいいことなのだろうと思いま す。 ○諏訪座長 非常に素晴らしい試みですし、必要なのだろうと思います。それだけに、打 上げ花火にならないように、いろいろな工夫をしていただきながら、皆さんも是非お知恵 を事務局のほうにお伝えいただければと思います。利用規約関係はこれでよろしいでしょ うか。ありがとうございます。  それでは、2月2日のサービス検討会でまとめました平成17年度におけるシステム改善 の問題です。まずは事務局からご説明をお願いします。 ○事務局 資料6は、2月2日のサービス検討会でご議論いただき、ご了承いただきまし た平成17年度のシステム改善の案です。1は、すでに充足した求人情報をそのまま掲載し 続けることは無用なトラブルの原因につながる可能性もあり、しごと情報ネットの情報の 鮮度を保つ意味からも、情報提供機関の皆様に、提供いただきました情報のメンテナンス にご留意いただきたいということをお願いするためのものです。内容としては、求人情報 登録確認画面または登録確認メール中に、1の本文中に括弧書きで示してあるような注意 喚起文の表示を行うというものです。  項目の2と3は、求人情報を送信する作業において半角文字がエラー扱いされることに ついての改善の要望が参加機関あるいはアンケート等の中から寄せられたことに対応して、 改修項目とさせていただいたものです。内容としては、半角で送信された英字、数字、記 号、片仮名文字をエラー扱いしないシステムにするというものです。サービス検討会でご 議論いただきましたご意見については次の頁に添付してありますので、お目通しいただけ ればと思います。以上、よろしくご協議の程をお願い申し上げます。 ○諏訪座長 1番目は少し意味があって、2番目、3番目はテクニカルな問題ですが、ご 意見、ご質問はありますでしょうか。 ○横山委員 半角のカナ、あるいは英・数・記号を全角にした場合、17頁にある字数制限 をオーバーした場合は、エラーとせずに、後ろを切る形で掲載されてしまうのでしょうか。 ○事務局 エラー扱いにするのか、オーバーフローした情報部分をカットしながらも、そ れが送信可能になるのかというところは、これから決めてまいりたいと思います。 ○横山委員 やはりエラーにするほうがいいと思います。 ○事務局 送信していただいた参加機関の方々が、正確な情報として送信したつもりでい らっしゃるというのは、やはりまずい話だと思いますので、横山委員のおっしゃるとおり エラー扱いのほうがよろしいかと思いますが、また検討させていただきたいと思います。 ○三村委員 「ロゴの関連は運営協議会でコンセンサスを得た上で進める」という文言が 17頁にありますが、この前もちょっとロゴの話が出ましたね。これは今ここでやるのです か。 ○諏訪座長 はい。今日このあと、フリートークの中で、前回からの継続でロゴの議論を したいと思います。これは、そこの結論を得た上でということだと思います。システム改 善の部分は、よろしいですか。それでは、そのようなことで少しずつ改善をしていってい ただくということでお願いしたいと思います。もっとも、半角が全角になるとオーバーフ ローするというまた違った問題も出てくるようです。エラーと送ると今度は、どこがエラ ーなのか、エラーの原因を特定せよとか、字数オーバーなどと出るということになって、 我々が普段使うコンピューターのソフトのバージョンアップのたびにいろいろ変えていく のと同じように、無限にやらざるを得ないと思いますが、よろしくお願いします。  それでは、残った時間を、しごと情報ネットの現在から将来に向けてのさまざまな戦略 的な問題、重要な事項、その他関連した事項についてご自由にご議論いただくという時間 に当てさせていただきたいと思います。いま三村委員からロゴの問題が出ていますが、そ れは以前から問題提起がなされて、議論が継続しているものです。しかし、ロゴだけに限 りませんので、ほかの論点等も、お気付きの点があればお出しいただければと思います。 ○木ノ内委員 ブランドロゴを掲出するということで、何度かお話はしてきたのですが、 少し問題を整理して、なおかつ見本等を付けて皆さんにお配りしています。ロゴ掲載でど んなメリットがあるのかということですが、サイト利用者、求職者は自分の知っているサ イトを探しやすくなります。情報提供者は、健全な競争といいますか、信頼性などをでき るだけ向上させて自分のところのブランド価値を高めようという動きになりますので、い い意味での競争が生まれるのではないかと思います。しごと情報ネットとしては、掲出情 報に対して信頼性を担保でき、情報に対する品質保証がブランドのロゴを入れることによ って可能なのではないかということで整理しています。官民連携ということですので、民 間のものも、あまりお役所的にではなくやっていただければと思っています。  若干懸念されることというのが、いくつか下に書いてあります。図形等を入れることに よって検索スピードが落ちるのではないかという懸念がありますので、そういったことに ついては開発会社等に少し検討していただくということです。それから、これらのことで 開発にコストがどのぐらいかかるのかという問題があると思います。たぶんそんなにはか からないと思いますが、これについても、開発会社の見積りなり費用面をチェックしてい ただければと思っています。それから、ロゴマークを持っていない参加機関はどうしたら いいか、ということがあります。1つは、それぞれ協会に加入していますので、その協会 名が入っていることによる安心というものがあるのではないかと思います。例えば全国求 人情報協会の場合は自主規制団体なので、求人広告の品質保証といいますか、こういった ものをきちんと載せる、これは載せてはいけない、ということをやっているわけですので、 それに加盟しているということによって、安心な情報を提供している会社であるというこ とがわかるわけです。そこで、それぞれの加入協会のロゴを入れてみてはどうか、という ことがあります。  2枚目、3枚目では、そういったイメージを考えてみました。全求協のマーク、派遣協 のマークということで、果たしてこうなるかどうかはわかりませんが、イメージとして、 そういったものが入っていれば文字情報だけではなくて少し親しみも出てくるかな、とい う思いがあります。現在のしごと情報ネットは視覚に訴える感じになっていません。利用 規約から始まって、文字情報で埋まっています。その中に、できるだけ視覚に訴える要素 を持ち込んでみてはどうかと思っています。 ○諏訪座長 ありがとうございました。以前から木ノ内委員がおっしゃっているご意見を、 大変説得力のある形でご提出なさっています。これまでもいろいろなご意見がありました ので、今日もご意見をお願いしたいと思います。 ○村委員 検索スピードが落ちないかというのは、本当に心配される部分だと思います。 また、携帯のほうにもこれをやるのかどうか、そこはどうなのでしょうか。 ○横山委員 検索にかかる時間というのは変わらないでしょうが、要は、画面の表示にか かる時間ですよね。ただ、これぐらいの大きさの画像であれば、まずは問題ないと思いま す。 ○木ノ内委員 最近は、動画を使ったり、かなり重いものが入っていたりしますが、この 程度なら問題ないと思っているのですが。 ○横山委員 こういう企業のロゴを表示するというのは、イメージ的に、その企業の宣伝、 ブランドの宣伝と見えてしまうのです。ですから、こういう公共のサイトでそういうロゴ を表示するのはどうなのかな、という気はしています。 ○仲村委員 ロゴが非常に有名な参加機関もありますが、ブランドなどでビジネスをやっ ていない事業者も結構多いと思うのです。ですから、ロゴが本当にニーズがあるのか、と いうところが1つ問題ではないかと思います。例えば職業紹介という分野で見ると、ロゴ を持っているところというのはたぶんごく少数だと思います。お金もかかることですし、 そういうものを持ったとしても、ブランド性がなければ、作っても意味がないわけです。 もちろん、それによって信用や評価が得られるということがありますが、それはネットだ けで使ってもあまり効果はない。参加機関の中にそういう実態があるかどうかということ が、ちょっと自信がないですね。たぶんそこまではいっていないのではないかと思います。 ○横山委員 確かに今の検索結果の画面は文字だけなので、視覚に訴えるということであ れば、しごと情報ネット内でのマークを考えたらどうでしょうか。業種別のマーク、賃金 がどうなのかというマークなど、仕事そのものの内容がどうなのかということを表示する ようなマークを考えて付けるという形のほうが、よほど有効だと思います。 ○諏訪座長 今のところ、木ノ内委員のような積極推進派のご意見と、仲村委員のような 慎重派のご意見と、横山委員のような、ロゴを入れるにしても別のタイプのロゴを考える ということもあるのではないかというご意見と、3つのご意見が出ていますが、ほかにい かがですか。 ○三村委員 このアクセスの状況を見ますと、大変な数になっています。やはり利用者の 利便性ということから考えると、どこで何を選ぶかという選択がやりやすい形になればい いと思うのです。ロゴを入れるというのは、1つの方法ではあります。非常に有名なロゴ マークを持っているところと、そうでないところの差が極端にここで付いてしまうという 恐れがなくもない。そういう公平性という部分から、大変難しいところがあろうと思いま す。ただ、これは官民が協調してやっているわけですから、公共といっても、飛べばそれ ぞれの民間会社に飛ぶわけです。その意味で言うと、それぞれの競争関係の中で、公共性 を害さない限りにおいて信頼性とか責任との結び付きの中で利用者の利便性が図られるの ならば、必ずしも否定的にならないほうがいいと思います。  先ほど仲村委員がおっしゃったように、職業紹介の場合はまだほとんどの会社がロゴマ ークを持っていません。大手は持っているでしょうが、ほとんどはない。ですから、人材 協加盟の参加機関、民紹協加盟の参加機関ということで、とりあえず信頼性を担保すると いうことから始めたらどうかと思います。 ○木ノ内委員 求人情報提供事業者というのは、ある特殊性があるのかなという感じがし ます。いわゆる雑誌的な形で出していて、それにはブランドがある。そういう形で、「私ど ものマガジンに載っているものは安心ですよ」というある種のメッセージをブランドに載 せているわけです。そういった求人情報提供機関の観点から言えば、いま77万件の求人が 載っている。その信頼性がどうかということが全くわからないまま載っているよりも、ど こが提供している情報かがわかったほうがいい。そこが、あるブランドの持っている信頼 性を担保にしていれば、そのために努力しようということで、ブランド価値を上げていく ような健全な競争も行われる。そういう環境をつくっていくことが大事なのかなと思って います。確かに有料職業紹介などでは個別にブランドということではないようですので、 これについては、置かれた立場がかなり違うのかなと思っています。 ○仲村委員 こういう形で加盟しているところを表示するというのは、信用を与えるとい う意味でいいと思います。個別企業になると、ブランドがつくれるぐらい実績が付かない といけないのでしょうが、なかなかそこまでいっていないというのが現状だと思います。 ですから、いきなりやってしまうということについては、そういう不公平感を参加機関が 感じてしまう恐れがなきにしもあらずだと思います。 ○村委員 先ほど三村委員から、ロゴを持っている企業はどのぐらいあるかというお話 がありましたが、この業界の名刺を見たところ、ほとんどの会社にマークが付いているの です。ですから、ロゴを出すか出さないかという話になったときに、まずロゴはある。こ れは私は言えるのではないかと思います。 ○三村委員 どうもその辺が、本当にプロパティなのか、どうなのかというのがわかりに くい部分があるのです。確かに名刺にはそれらしい印が付いていますが。 ○仲村委員 系列グループの印であるとか、いろいろあるかもしれません。 ○村委員 それもあるかもしれませんね。 ○仲村委員 ロゴの定義みたいなものは何かあるのでしょうか。結構いろいろ使っている ことは事実です。名前を省略して使っているものもありますから。ただそれはロゴという 意識はあまりないような感じではないですか。単なる表示の手段として便利なようにすぐ 呼称がわかるように。 ○三村委員 これはいちばん近いところで言うと、人材協なり、民紹協なりの参加団体を 一遍調べてみて、しごと情報ネットにロゴを出すことの是非を聞いてみることもあるので はないかと思います。 ○仲村委員 それは必要ですね。その実態を把握してもらうと。 ○三村委員 実態を把握する必要がある。大体読めますから。サンプリングでも構わない と思います。 ○仲村委員 団体で調査すれば、多少はわかると思います。 ○諏訪座長 そうしますと、いくつか技術的に遅くなるのではないかという問題は脇に置 いておきまして。これは技術的問題ですから、技術的に対処すればいいわけです。木ノ内 委員からの問題提起で、いくつかの問題提起があったと思います。まず文字情報だけだと 親しみが湧かない。その上、私も何度も言っていますが、しごと情報ネットのトップ画面 の色が寒色系で暗いのです。暖色系でもっと親しみやすく。求職者の中には失業者とかい ろいろいてと言うかもしれませんが、やはり明るい気持で前向きの色にしたほうがいいの ではないか。これは非公式に、絶えず言っていることなのです。親しみを感じさせるとい った点については、そこまでは皆さんはあまり異論がない。もっと使えるようになること に関しても、誰も異論がないと思います。  問題はその後、当面、どんなロゴを載せていくかということになると、すでに各社がロ ゴを使って、ロゴのブランド価値を競争し合っているような業界と、必ずしもそうではな いやり方でビジネス展開をしている業界がある。そういう中で、ロゴが付いている所と、 付いていない所は一目瞭然、非常にはっきりした差がついてしまうものですから、なかな かここに懸念が残っている。この懸念はちょっとやそっとここで議論しても全然解消しな いと思います。いま三村委員と仲村委員がおっしゃったように、それぞれの加盟参加機関 の意見を、必ずしも公式でなくてもいいと思いますが、少し聞くような手続も必要かもし れません。  もう1つここで出ていた意見は、親しみみたいな問題とは別に、木ノ内委員が問題提起 された信頼性です。これは非常に大事だと思います。皆様もネットのオークションをご覧 なればすぐわかると思いますが、これは信頼して取引していいかどうか、本当にわからな いのです。そういうときに何らか取っ掛りになるようなマークを付けるのは決して悪いこ とではない。その意味では、大方の皆様がこの中で少し前向きにご発言されていたのは、 それぞれ加盟している加入組織、民紹協や派遣協会、あるいは求人誌の協会がいわば一種 の品質保証のロゴが載るということは信頼性の確認になります。それから、各組織にとっ てはいわば宣伝にもなるわけです。我々の協会に入って、我々の審査は受けるが、その代 わり信頼性が付きますよと。そうしますと、こうしたロゴの検討もあり得るという気もし ます。 ○松井委員 仮にロゴを表示するときの参加機関がどのぐらいあって、それを載せるとき の費用は誰が負担するのかとか、ロゴを掲載したい場合どうすれば表示ができるようにな るのか、システム上どうなるのかよくわからないのですが、そこの費用負担はどうするの か。全員が参加できる場合と、そうでない場合は違いがあるのかもしれない。そんな点も 併せて将来検討してもらえればと思います。 ○諏訪座長 おそらくシステム変更のコストはかかりますが、あとは何とかという名前で あれば自動的にそのロゴマークは載せることになるので、個々的にはそんなにコストはか からないと思います。全体の通信速度を上げるとか、いろいろなところの工夫になると、 存外、見直しのコストはかかるかもしれません。それはまた我々の中で、これはどういう 方向に進むか決めましたら、それに付随して検討すべき課題と思います。ハローワークは ロゴはあるのですか。 ○事務局 あります。片仮名で緑色でハローワーク、というのがロゴなのです。丸いマー クもありますが、あれは労働省を意味しており、ちょっと古くなっています。 ○諏訪座長 あれがそうなのですか。あっちがロゴだと思いました。わかりました。そう すると横山委員の所は何かロゴみたいなものはありますか。 ○横山委員 ないので、作らないといけませんね。 ○諏訪座長 横山委員の所を除けば、他の皆様の所は何らかのロゴがあるということです か。 ○仲村委員 民紹協のロゴというのは、ないですね。略称はありますが。正式なロゴはな いです。そういうものは作らなければならないという話は出ていますが。これはご指導を いただかなければならないと思います。 ○横山委員 いまのロゴは、1件1件について付けようという話なのですが。例えばもっ と親しみやすくするには、派遣や供給など、そういうものを選択しますよね。そこにそう いう派遣のマークや供給のマークなどを考えても、親しみやすくなるかなという気がしま すが。 ○木ノ内委員 これは求人情報誌ですと、当たり前のようになっていますが、業種、職種、 勤務地などはできるだけビジュアルな形に置き換えることをしていく。そういうものが見 やすくする1つだと思います。 ○三村委員 今日は初めて非常に前向きな意見が交換されていますね。 ○諏訪座長 久しぶりに新たな前向きの課題になっていくということで。 ○三村委員 確かにいまこういう時代ですから、ビジュアルという、もっと親しみやすく ということは絶対に不可欠です。改善するところとしては、そういうソフト面で改善して いくことが大切ではないかという気がします。 ○坂口委員 その点については引き続きご議論、ご意見を出していただいて、いまの横山 委員の意見を端緒としたり、あるいは寒色、暖色の話もそうですが、まだ画面上も含めて、 工夫をこらす部分はいろいろあると思いますので、お知恵を拝借して、できるものは早く 直していきたいと思います。 ○仲村委員 親しみやすさというか、いろいろ実態を調べますが、その辺はどういうご連 絡の仕方をしたらいいでしょうか。次回ということですか。ロゴの実態がどういうものか という紹介は。 ○三村委員 私の所は、人材協は広報委員会というのがあるのです。そこに委員が何人か おりまして、毎日『ニュースレター』を週に1回か2回出しているわけです。そういう所 でアンケートを取ったり、調査をするときはそれを利用しております。会員を何社かサン プリングしてみて、それで傾向をとるという方法を、これは調査広報委員会という名の下 に、私の所はできるような形になっています。民紹協も広報委員会がありますから、そう いう話をしたらいかがでしょうか。 ○仲村委員 その結果についてどういう形で報告すればいいのですか。 ○三村委員 その結果は一定の時期を決めて、それまでにそれぞれが調査してみて、その 調査をいつごろまでにやるか決めておいて、その結果を事務局に話をすると。 ○仲村委員 一応、そういう段取りをしてから、その時期はどうするかということは。 ○三村委員 段取りはいまからやるわけですから。 ○諏訪座長 いずれにしても、間違いなく、これはシステムを変えなければいけません。 もうすでに我々はこういう議論していますので、来年度というわけにはいかない。いずれ にせよ再来年度以降の対応ということになりますので。とは言え、ギリギリになったら間 に合わなくなってしまいますので、いろいろな意味で前向きに使えるご意見が出てきてい ますから、対応を各方面で検討していただくということでお願いしたいと思います。  ロゴ問題は少し前向きに検討してみるということで、ただし、直ちに個々の企業という わけにはどうもいきそうもないというのが今日のここでの大方の雰囲気かなと思います。 ○村委員 技術上の問題で、スピードの点と、もう1つは携帯にも載せるということで よろしいですか。 ○事務局 その辺は、前々回のサービス検討会の中で、携帯にまでは載せることはないだ ろうという意見は出ていました。やはり携帯になりますと、画像が重たくなると思うので す。ですから、もしやるとすれば、携帯には載せないというイメージは皆さん持っていた だいているのかなと思っております。 ○諏訪座長 おそらくいまのパケット料、その他の問題が完全に解決がつくということと、 携帯の通信速度環境が大きく変わらない限りは、なかなかロゴマークはそちらのほうには 難しい。しかし、PC版のほうに関しては、親しみと信頼性という2点においては、皆様 もほぼこの点では大方の合意はあるかなという感じがします。少し検討を開始してみる。 しかし、いろいろ乗り越えなければいけない問題もありますから、その点は踏まえて検討 をしてみるということでしょうか。 ○三村委員 当面サービス検討会で、どういう整理をすれば効率なものができるかという ことをご検討いただいたらいかがかと思います。 ○村委員 これはロゴとは違うのですが、いま画面のイメージで、座長からはそれほど 問題にできなかったのですが、これを見てみますと、もう少し見やすくしていただけない かという方もいるのです。そういうことも実際にあるものですから、いろいろな意見を言 う人、10人いれば10人とも意見は違うかもしれませんが、この色の問題、文字の問題、並 べ方といったことを少し検討していただくこともいいのではないかと提言させていただき ます。これは見づらいという方もいるものですから、ここで申し上げました。 ○諏訪座長 画面の問題で見やすさ、親しみやすさというような問題でいま・村委員から 問題提起がございました。色使いは個人の好みもありますが、ともかく大方の人たちが気 持よく使ってもらえるような方向で、建設的なご意見がいただければと思います。 ○木ノ内委員 3つの要素があると思います。親しみ、信頼性、見やすさみたいなことで しょうか。見やすさというのは確かに1つ置いていかれているような気がします。 ○村委員 私がこれについて聞いた意見からは、見やすさということでしたよね。是非 その点を取り上げていただければと思います。 ○諏訪座長 そういう方面でロゴだけを検討するのではなくて、そういうような観点の中 でロゴという問題も含めて考えるということでお願いします。他にいかがですか。 ○仲村委員 こういうことをお聞きできるかどうかわかりませんが、参加機関の情報が、 1事業所でたくさん載せているところがあり、例えば100件、200件という単位になる。 これはそうコントロールできないと思います。実態として、1つの参加機関で最高どのぐ らいのインデックス情報を載せているのか、そういう分布状況が取れるのかどうか。そう いうことを取るのがいいのかという問題がありますが、実際には使ってみると非常に偏っ ているという印象がどうしてもあり、そこに何となく違和感を覚えるというのは、たぶん 求職者の気持ではないかと思います。ですから、それをどうするかは今後いろいろあると 思います。取りあえず、まず実態として、ある機関が500なのか、1,000なのかわかりませ んが、そういう機関がいくつあって、大体分布的にはこうなっている、という統計資料み たいなものがあるとよい。これはこのシステムの性格的なもの、あるいは内容を判断する 1つの材料になるのではないかという気もします。これは難しいかもしれませんが。 ○事務局 それは取れるかどうか確認させてください。なお、最近、求人検索をしました ら、例えばPROSEEKという参加機関がありますが、ご提供いただいたインデックス情報 の件数はすごい、という実態はあります。ですから、しごと情報ネットに情報をたくさん 送っていただいている所は、やはりあると思います。 ○仲村委員 統計的には取れるのですか。 ○事務局 そこは確認させてください。 ○仲村委員 それをどうしようということではなくて、まず実態として認識するためには、 ちょっとわかるといいかなという気がします。 ○諏訪座長 毎回取るというのもいろいろと差し障りがあると思いますが。ある時点を捉 えて、今後のシステムの改善や、運営の改善のために調査をしてみる。それはそれほど大 変でないならば、やってみる価値はあると思います。ただあまりそれをやりますといろい ろな情報の問題で、やはりあまり望ましくない可能性もあるかなという気がします。 ○坂口委員 1回取ってみと、その実態を知ってみるというか。 ○諏訪座長 それは事務局で検討していただくことにしましょう。いまも見やすさのご議 論、それからこれまでの運用状況から統計的に分析をしてみたほうがいい部分があるので はないかというご意見など、なかなか今日はこれまでにないご意見がたくさん出ておりま すので、この調子でお気付きの点がありましたらお願いします。  このサービス内容も、どういう広がりを今後考えていくかという問題もあると思います。 「しごと情報」となっていますから、必ずしも雇用情報だけではなく、もう少し別の分野 も入れていくのかどうか。先ほどインターンシップの話が出ましたが、インターンシップ も大変急速に広がっていて、好ましいケースと、あまり好ましくないケースも漏れ伺って います。そういう問題について我々はどう考えるのかとか、直ちにやれという意見ではな く、将来このネットのワンストップサービスという実質と価値を高めるためには、いろい ろ考えたほうがいい問題もあると思います。  これまでに、能力開発に関してリンクを張ることについては、すでに対応が進んできて おります。これはすべて我々の中に載せるのではなく、しかるべき信頼できる部分とリン クを張るという考え方もあると思います。少しご意見をいただければと思います。 ○三村委員 高齢者の仕事情報というのを、いわゆる雇用とはかかわりなく、例えば地方 自治体の中では、年を取ったら退職金を持っていらっしゃいという所はだいぶあるように 聞いているのです。安くお家を提供しますよ、畑を提供しますよと。雇用に限らず、もう 少し広く仕事情報として、個人でやることも仕事でしょう。これは思いつきですが、これ から本当に職のない高齢者が増えてくる。自らも含めてですが、これからどうしようかと 考えるときに、そういう情報はどこかにあるといいなと常々思っているのです。これはあ くまでも雇用というものが前提となった考え方ですが、もう少し広げて考えるということ が、この運営協議会に馴染むのか、馴染まないのか私はよくわかりませんが。いずれにし ても、高齢者の問題はこれから大変な問題だと思います。この辺、松井委員いかがですか。 ○松井委員 三村委員が思いつきというならば、私も思いつきで申し上げます。 ○諏訪座長 ここからはフリートークにしましょうか。 ○松井委員 大変面白い観点かなと思います。おそらくあるのは、いわゆる過疎地が過疎 対策として、余っている農家の古い家を貸し出して、畑も田んぼも無料で貸し出したりと か、あるいはもう少し賃料を取ったりとか、そういうことをやっているケースです。テレ ビなどでも見るのですが、ああいうことはどうやって情報が発信されて、どういうふうに 使われているのかよくわからない。しごと情報ネットでやるのかどうかということは、ま たもう1つの議論はあると思います。 ○齋藤委員(労働市場センター業務室長) 来年度の予算を総務課が要求して、ハローワ ークインターネットサービスにワンストップの、いわゆる地方公共団体が持っている助成 金や、いまおっしゃられた、移転も含めて、どこまで載せるか。ワンストップで労働情報 として流す。その範囲をどこまでやるかをいま総務課でいろいろやっているのだと思いま す。  それは労働局が各市町村に調査をかけるのと、リンクを張ってその市町村に飛んでいく とか、どういう方向にするか。とにかくそういうワンストップのインターネットサービス を始めようではないかということは、地方公共団体、公的機関がやっている分については、 平成17年度予算に一応計上しています。 ○木ノ内委員 いまのお話と関連して、ハローワークインターネットサービスとしごと情 報ネットというのは、微妙に関連しているのです。ハローワークインターネットサービス がワンストップサービスを始めることになると、しごと情報ネットの縄張りに入ってきて いるのではないかという感じはします。いま一度、ハローワークインターネットサービス がどんなことを考えているのか。国の機関なので、民間は関係ないというならばそれまで ですが、同様のサービスをこうしてやっているわけですから、一度ヒアリングとかの機会 を設けていただけるとよろしいです。当初はいらしていただいて、質問があると答えてい ただいていたように思います。 ○坂口委員 ヒアリングという形式は、私どもも関係部所からいろいろ情報をきちんと入 手した上で、またそれを皆様方にご提供させていただきたいと思います。  先ほどの点からいくと、企業の関係であったり、高齢者の方もシルバー人材センターも 含めてコミュニティビジネス的な形で、いろいろな活動もあるでしょうし、インターンシ ップもあるでしょう。先ほどの過疎地の話からいくと、就農の関係も含めてということも あって、リンクも含めてどういうものが関連情報としてご提供するのがいいのかという部 分は、また検討する中でいろいろあると思います。リンクの部分は先ほどの規約に載って いる中で、ある程度の幅の範囲ではリンクを張っていくことはいいのではないかという気 がします。 ○諏訪座長 ワンストップサービスは、当初根ざした非常に重要なネットの課題だったの です。若干、いろいろな整備の中で、どこまでを我々の守備範囲として、あるいは我々の 周辺領域としてネットを張っていくかという検討は、その後少し脇に置いたままにきまし たので、もうそろそろそうした問題についても、すぐにやれるかどうかは別として、どう いう世界が周辺に広がっているかという議論は、議論としてやっておく必要があるような 感じがします。能力開発がそうでしたし、インターンシップ、高齢者の就業、就労の問題、 それに関係した各種の情報。できるだけ1カ所に行って、そこからつなげて探していける ようなときの入口になるように、トータルサイトとしての価値を高めようというのが当初 の議論でしたから、その意味では、あまりうるさいことを言って、守備範囲をどんどん狭 めることは、当初の議論からすると、少し趣旨が後ろ向きになってしまう感じもしないで もない。その意味ではいかがですか。 ○木ノ内委員 非常にグローバル化する中で、海外からのアクセスなどが実態としてわか るのかどうかわかりませんが、日本への仕事探しというニーズがあるのかどうか。日本か ら海外への仕事情報であるとか、そういった部分では私も全くわからないままお聞きする のですが、海外からとか、そういうアクセスはあるものですか。 ○事務局 PC版はわからないです。携帯はないです。契約の関係でアクセスできないよ うになっています。 ○諏訪座長 海外にいる留学している人などが見ているという話はよく聞いています。し たがって、思わぬ所できっと見ているのかなという感じがします。海外にいる方が見てい る可能性があるかもしれません。これも非常に重要です。いずれ国境を越えて、フリート レードエリアというのが広がっていきますと、いずれ外国人雇用が本格的に対応すること になると、我々はそれとの関係で、どういう役割を果たすかという問題がきっと起きるの ではないか。いま現在は、少し状況を知っておくというぐらいでしょうか。  他にいかがですか。特にないようでしたら、本日はルーティンで検討していただかなけ ればいけない問題と、フリートークとしての木ノ内委員のご意見で、親しみやすさ、信頼 性、見やすさという観点から、検討をしてみたらどうか。それについては、サービス検討 会でやることもよろしいでしょう。また、皆様の各加盟機関のご意見等もお聞きいただけ ればというご意見がフリートークの場でありました。三村委員から、前向きのものが初め てあったということでした。ともかく皆様で粗々のアンタントもありましたので、こうし た方向を考えてみようと。  もう1つは、リンクを張る、あるいは我々自身の中でも守備範囲に入っているかもしれ ない問題については、仕事に関する情報のワンストップサービスという本来の趣旨に立ち 返りながら、次にどのようなサービスを考えていったらいいか。あるいはどういうリンク を張っていけばいいかについて、これも検討してみるというご意見をいただきました。他 にいかがですか。特にないようでしたら、今日の検討会は大変有意義に、前向きに進みま したので、気持よく議論ができました。こういうご意見を今後持ち帰ったり、各方面の意 見を聞いた上で、次回以降もご意見を伺って、継続検討をさせていただこうと思います。 それでは事務局から次回の運営協議会についてのご説明をお願いします。 ○事務局 本日は多数のご意見を頂戴いたしました。サービス検討会での今後の検討事項 というものもいただきました。事務局としては、内容、問題点等を整理させていただいた 上で、次回のサービス検討会の開催についてオブザーバーの皆様方とご相談させていただ きたい。いまのところ特にいつという時期を考えてはおりませんが、なるべく遅くならな い時期の中でサービス検討会を開催させていただき、あるいはその検討結果をもって、運 営協議会の開催をお諮りしたいと考えています。よろしくお願いします。 ○諏訪座長 ということで、今日のところは、次回の開催期日は決まっていませんが、ま たしかるべくいろいろな検討が進んできたところで運営協議会でご議論を更にいただきた いと思います。事務局へご質問、ご意見など関係したものはございませんか。特にござい ませんか。それでは本日の運営協議会は以上をもちまして終了いたします。本日は長時間 にわたり活発なご意見ありがとうございました。