第23回 しごと情報ネット運営協議会 日時 平成17年12月22日(木) 10:00〜 場所 経済産業省別館第1012号会議室 ○諏訪座長 ただいまより、第23回「しごと情報ネット運営協議会」を開催いたします。 年末のお忙しい中をご参集いただきまして大変ありがとうございます。本日は、横山委員 がご欠席です。  前回の運営協議会以降に委員の交替がありました。日本商工会議所の山田委員の後任と して佐藤委員が、社団法人日本派遣協会の高村委員の後任として松田委員がそれぞれご就 任されました。よろしくお願いいたします。それから、厚生労働省職業安定局労働市場セ ンター業務室の齋藤委員は急な会議のために、同業務室主任システム計画官の前田さんが 出席されております。  議題に入ります。本日は、前回3月1日の運営協議会以降に認定された、参加機関の申 請状況・運営状況などを報告していただきます。2番目は、携帯版「求職者マイページ・ メール配信サービス」について、3番目にバナー広告の件、4番目にトップページ更改の 件、5番目に利用者等へのアンケートをめぐってご議論いただきます。最初に、事務局か ら前回運営協議会以降の運営状況について報告をお願いいたします。 ○事務局 「最近の『しごと情報ネット』の認定、運営状況」についてご説明いたします。 ご説明に先立ち、1点ご報告申し上げます。皆様ご存じのとおり、去る12月20日に、平 成18年度概算要求についての一次内示が財務省よりありました。「しごと情報ネット」の 平成18年度予算については、新規の機能拡充については予算要求をしておりませんが、運 用経費、定常改修経費については概ね認められましたことをご報告いたします。追って、 次回の運営協議会においてご報告させていただきます。  最近の運営状況について、資料に沿ってご説明させていただきます。1頁の資料1につ いては参加機関の認定状況です。前回平成17年3月の運営協議会以降の認定機関は、本年 12月15日の時点で5,526件です。前回の運営協議会のときにご説明申し上げた参加機関か ら479件増加しております。2頁の資料1−2は、前回ご説明申し上げました認定機関の 数以降の参加認定機関の一欄ですのでご参照いただければと思います。  15頁の資料2で、参加機関数については、先ほどご説明申し上げました資料1の数字の 再掲です。  2はアクセス状況です。本年11月における1カ月間の1日平均のアクセス状況を取って おります。パソコン版のアクセス数は39万6,000件、携帯版からのアクセス数は57万4,000 件に上っております。本年11月は、合わせて1日平均97万件のアクセスがありました。  3は求人件数です。求人状況については、12月15日時点での数字です。一般求人につい ては約80万件、そのうち民間の一般求人は全数16万8,000件から、派遣求人と紹介予定 求人の合計約2万件を差し引いた、約14万8,000件という状況になっております。派遣求 人については、紹介予定派遣求人を含めて約2万件となっております。  4は参加機関検索のアクセス状況です。11月における1カ月間で約1万4,000件、紹介 ページのページ参照数は14万1,000件でした。  16頁は、求職者マイページの稼働実績です。1のマイページ登録者数は、12月15日現 在の数です。新規登録者から、4週間経過して登録が削除された方、あるいは登録者が自 分で削除したもの等が除かれた、現在の有効登録者数で、3,679人となっております。  2はメール配信対象者数です。この数については、マイページ登録者数の中で、登録期 間中の配信を既に終えた方、あるいはメール配信を希望しない人が除かれている数字で、 1,425人となっております。  3と4については、本年11月における1カ月間の実績です。3については11月中のマ イページ新規登録者数で、2,076人です。4についてはメール配信の延べ数で、5,138通と なっております。  この後ご説明申し上げますが、今月15日からサービスを開始したマイページ・メール配 信サービスの携帯版の状況です。12月20日現在での新規登録者数が正確に把握できていな い状況ですが、メール配信希望者数については558人という数字が把握できておりますの で、少なくともこれ以上の新規登録者の方々がいるものと推測されます。最近の運営状況 については以上です。 ○諏訪座長 ただいまの点について、ご質問、ご意見がありましたらお願いいたします。 ○木ノ内委員 15頁で、最近の状況の3番の求人の内訳として、一般求人が79万となって おります。この一般求人という言い方は若干雑な感じがします。できれば、紹介会社が、 紹介のために求人をしているものと、もう1つは求人情報提供機関、あるいは紹介会社で もそういう求人を出されているかと思います。昔でいえば文書募集的なといいますか、直 接見た利用者が直接応募できるのか、あるいは紹介のように登録するものなのか、その割 合がどのぐらいになるのかを知りたいのです。79万のうちのどのぐらいが紹介で、もう1 つは直接応募できる求人情報なのか、そういう分類はされていないのでしょうか。 ○事務局 申し訳ございませんが、ご指摘いただいた分類でのデータ取得が可能なのか否 かを確認の上、後日ご連絡申し上げます。 ○木ノ内委員 併せてのお願いになるのですが、紹介の求人と、直接応募していい求人情 報提供者の提供している求人情報とは、利用者の応募の仕方が違うわけです。まず会社へ 登録に行って、そこから紹介してもらう方法と、それから求人会社へ直接応募する方法。 そうすると、利用者の応募の仕方が違うということを考えつつ利用者の立場に立つと、紹 介の求人と、登録のための求人と、直接応募できる求人とを分けるべきではないのかと思 ったりしています。これは、いままでにも何度か言ってきているのですが、どうもピンと 来ていないのかなという思いがあります。 ○諏訪座長 ご意見ですね。いまの2点目について、ほかの委員の間では何かお考えはあ りますか。 ○松井委員 いまのシステム上で、そういう仕分けができるようになっているのでしょう か、そこを教えていただきたいのです。求職者としての行動パターンが違うというのは、 確かに木ノ内委員のおっしゃるとおりです。それは、「しごと情報ネット」として把握して おくべきことかどうか、というのはまた別の議論のような気もいたします。木ノ内委員傘 下の企業では、文書募集が何件ぐらいあるか直接知りたいというお気持は当然だと思いま す。  もう1つ重要なことは、本来分ける意味合いは、利用者にとってどのように違うのだと いうことがわかって使っているのか使っていないのかということだと思います。ハローワ ークの問題も、直接行っていいケースとそうでないケースと、おそらくデータも分かれて いると思いますので、実態がどうなっているのかということと、システム上それができる のかということ、さらに「しごと情報ネット」としてそこまで仕分けをしたようなことで 出していくのか、そのぐらいの論点があるのかという気がいたしました。 ○木ノ内委員 ここで深入りするつもりはないのですけれども、求人のインデックスの中 に、問合せ先として電話番号が入ります。この電話番号というのは、情報の提供先の電話 番号が載ります。人材紹介の場合には、ほとんどそこへ電話がかかってきて、ほかに求人 案件はありますかというのはもっともなことだろうと思います。求人情報提供機関の電話 番号が入っていると、ほかにありませんかと言われても、私どもは公開するために活動し ているわけですからほかにあるはずがないのです。そういうことを含めて、問合せ先の電 話番号が入っていることが、読者相談みたいな形の電話ならいいのですけれども、そうで はなくてほかにありませんかという問合せが来ると非常に煩わしいといいますか、本来の 趣旨と違う問合せが入ってきてしまうことがあります。 ○仲村委員 松井委員の言われたことと関連するのですが、いまは紹介業務とほかの事業 との兼業者が多くなってきました。派遣と紹介、最近は情報提供事業者が紹介の許可を取 ってやっています。こういう場合に、属性が分離されていないような情報で載る可能性が あります。これは、現実にあると思います。紹介事業者を検索したのだけれども、そこに 出てくるのは求人情報提供事業者の情報として出てしまいます。  属性は何と書いてあるかというと、紹介所とは書いてなく、情報提供事業と書いてあり ます。そういう例が、兼業の段階で出てきていますので、いま言われたことはきちんと分 けて、求職者もそれを見られるようにする。入れるほうも、両方に分けて入れる。紹介所 として入れるのと、情報提供者として入れるのと、その情報の表現の仕方を変えないと混 乱が起こるのではないか。現実に私もちょっとやってみましたら、そういう傾向がありま す。これは、求人者の表示の問題とも関連してきますから、後で議論させていただきます。 ○木ノ内委員 紹介の場合も派遣の場合も、求人情報のみを扱うというのが最近は増えて きているように思います。私どもは、必ずしも求人情報提供機関だけの問題ではないと思 います。 ○諏訪座長 そのように仕分けができるのか、というシステム上の質問についてわかる範 囲でお答えください。 ○事務局 いまのところシステム上、統計情報としては取れるのではないかということで す。正確な状況については後日確認させていただいてからご報告申し上げたいと思います。 いまのところ、おそらく取れるのではないかということです。 ○松井委員 確認ですが、取れる取り方として、インデックスとしてそれが既に仕分けさ れているのでしょうか。私の記憶ではそうではないような気がするのです。画面上、イン デックスで違って別立てになっているのか。自由検索のところまで含めてやっていくとわ かる仕組みなのかその辺を教えてください。 ○事務局 情報として画面上には出ていないようですけれども、個々の記録としては持っ ているというステータスです。 ○諏訪座長 その点についていまは結構ですけれども、システムの上、無理なものは無理 ですから、そこは技術的に確認していただくことにします。それ以外に、実態を知って一 体どういう状況になるか。そこで仲村委員、木ノ内委員から意見がありました。それから、 「しごと情報ネット」の目的からして、そのような措置が必要かどうか。松井委員がおっ しゃっていた、一種我々のミッションとのかかわりでどうか、この辺のご意見をさらにい ただきたいと思います。 ○三村委員 このミッションというのは、もともとこのような形で発展してくるというこ とをあの当時はあまり想像できなかったです。要するに、自然発展的にこうなってきた。 その段階でどうしようかということです。最初のシステムの基本的な骨組みがきちんとし ていないのに、結果としてこういうことになったから、それをなんとか分離しろという形 になると、また戻っていろいろやり直さなければならない問題が出てくるのではないかと いう気がします。  基本的な運営協議会のミッションは一体何なのだろうか、というところはこの段階にお いて議論する必要があると思います。いま、具体的なところに飛び込むのは非常に危険だ という気がします。 ○諏訪座長 いろいろご要望等はあるようですが、システムがどうであるかということと、 実態がどうであるかということを確認していただいた上で、しかるべき機会に全体のミッ ションを見直してみて、社会の中でこのネットがどのような役割を果たしているのか、あ るいは将来とも果たしていくべきかについて皆様とご議論する中で、いま木ノ内委員から ご提案のあったような問題についても検討していくということでよろしいでしょうか。 ○木ノ内委員 1つ提案させていただきます。この後の話だろうと思うのですがアンケー トがあります。利用者のアンケートの中に、そういうことで混乱したことがあるのかない のか、ということを入れていただければ実態がわかってくるかと思います。 ○諏訪座長 それは、後ほどアンケートの項目のときに改めてご指摘いただきたいと思い ます。いますぐ結論というのは難しいですから、問題提起を受けて今後検討していくとい うことで進めさせていただきます。  次の議題は、「携帯版求職者マイページ・メール配信サービス」「バナー広告」の問題で す。これらを合わせて事務局から報告してください。 ○事務局 資料3に基づき、求職者マイページ・メール配信サービスの「携帯版」につい てご説明申し上げます。このサービスについては、去る12月15日から稼働するというこ とで、委員の皆様方にはあらかじめメールでご連絡申し上げたところです。  サービスの概要としては、既にパソコンで利用している求職者マイページ及びメール配 信サービスと同機能です。携帯電話でも利用可能とし、パソコンを所有していない求職者 も、携帯電話を利用して求職者マイページの機能を利用することができます。  概要の@対応キャリアとして、NTTDoCoMo、au、vodafoneの3社です。A求職者 マイページの機能として、携帯電話のみの利用も可能といたしますが、携帯電話とパソコ ンの両方での利用を可能とするために、ユーザID及びパスワードを共通のものとして登 録情報を共有することにしております。  提供機能は、ユーザー情報の管理、登録された情報での求人検索、利用者ガイド及びF AQの機能です。通信としてはSSLを使った暗号化で改ざん防止を図っております。  Bメール配信サービスについては、DoCoMo、au vodafoneが付与するEメールアド レスに対応することになっております。携帯電話のEメールサービスは、パケット通信の 従量課金がほとんどですので、これらに対応して送信されるメールの内容を精査し、容量 は圧縮し、利用者の経費負担を軽減することで配慮しております。メールの配信について は週1回、計3回までとしております。メール配信サービスで設定できるメールアドレス は、1ユーザーにつき1件としており、携帯電話とパソコンの両方で使用される場合はい ずれか一方のアドレスへの送信とさせていただいております。  18頁については、先日厚生労働省から記者発表させていただきました、当該サービスの 記者発表資料ですのでご参照ください。 ○諏訪座長 続けてお願いいたします。 ○事務局 バナー広告の関係をご説明申し上げます。19頁の資料4、「しごと情報ネット」 の広報に関してはもっと工夫をする必要があるのではないか、あるいは積極的に行うべき ではないか、という運営協議会からのご指摘がありました。バナー広告については、事務 局が新たな広報の手段ということで判断させていただき、この11月から試験的に始めさせ ていただきました。  いま事務局案として考えているのは、来年1月までバナー広告は続けさせていただき、 アクセス件数等を確認した上で、今後の活用について検討してまいりたいと考えておりま す。  20頁以下は、11月と12月に掲載しているバナー広告のイメージを資料として付けてお ります。20頁の(サンプル1)については、11月に行ったもののイメージです。21頁の (サンプル2)は、同じく11月に行ったもののイメージです。別添の22頁は、今月掲載 している広告のイメージです。 ○諏訪座長 以上の2点をめぐって、ご意見、ご質問等をいただきます。 ○木ノ内委員 予算はどのぐらい取られているのでしょうか。 ○事務局 今回の予算については、1件当たり平均25万円程度を予定しております。 ○木ノ内委員 3月の運営委員会でしたか協議会でしたか、そちらのほうで話題になった のは、広報を強化すべきだというお話だったと思います。本文の中身は「広報活動の展開 に向けた」となっておりますが、基本的にこれはバナー広告なのです。広告と広報という のは普段あまり意識しないかもしれませんけれども、広報というのはパブリッシアスな、 社会に働きかけるということです。広告というのは、お金を使って一方的にやることです。 最近はバナー広告も大変高くなってきております。  もう1つの観点からいくと、国のお金、税金でこういう広告という考え方で「しごと情 報ネット」を告知していくのはどうなのか。ある面では、民間の事業所を圧迫することに なるという視点があります。前回話題になったのは、広報をすべきだ、広報を強化すべき だというお話がありました。宣伝という形でやっていくと、予算はいくらかかるかわかり ません。広告をやっていくのだということであれば、協議会である歯止めをかけてルール 化するなり何らかしておかないと、どうも広報と広告が混同されていくと、貴重なお金が 使われていくことにちょっと危惧します。それと、民間の圧迫という問題です。 ○諏訪座長 いま質問が出ていましたけれども、広報というのは全体でどのぐらいの予算 を持っているのですか。 ○事務局 平成17年度予算については、約1,000万円の予算を計上しております。 ○諏訪座長 そこから、この広告のお金は出たのですか。 ○事務局 そうです。 ○諏訪座長 残りの900万円はどのような形で使っているのですか。 ○事務局 リーフレットやパンフレットの印刷代、及びその印刷したリーフレットやパン フレットの関係機関への郵送料で予算は計上されております。 ○諏訪座長 リーフレットというのは何種類ぐらいあるのですか。 ○事務局 予算上では2種類です。求職者への利用の呼びかけのリーフレットと、参加機 関に対する参加勧奨用のリーフレットです。 ○諏訪座長 そういう基本情報を得たところで、皆様のご意見をいただきたいと思います。 ○松井委員 さらに質問ですが、どのように利用者に渡す仕組みを設けているのでしょう か。 ○事務局 各地方の労働局、ハローワーク、最近ではジョブカフェ等、あとは今回参加し ていただいております各団体を経由し、それぞれの機関に配布していただいております。 後者は、参加機関向けになりますが、このような形でリーフレットを置いていただき、そ のような形で広報をやらせていただいております。 ○松井委員 木ノ内委員とはちょっと違う考え方を持ったのですが、確かに国費でこうい う広告を打つのはどうなのか、その議論そのものを否定するわけではなくて、お金の使い 方としてどっちが有効かを考えると、リーフレットはやめたほうがいいかもしれないと思 いました。  参加機関ぐらいまではやってもいいと思うのですが、ネットを使ってやる人には広報で やろうが広告でやろうがどちらでもいいのですけれども。それと、これをこうやるのがい いのかどうかというのはまた別の問題だと思うのです。  全くないとは言いませんけれども、紙を見て「じゃ、やろうか」というより、それこそ 本当は広告になるのかもしれないのですが、JRの吊り手とかガラスのところに貼るほう がよほど使うと思うのです。それだと、そんなに安くはできないと思うのですが、そうい うことからすると、いまのこれは1つ平均25万円というのはあまり高くないという感覚は 持ちます。善し悪しは別として、コスト・アンド・ベネフィットで考えたら、これはこっ ちのほうがいいかもしれないという感覚を持ちました。 ○需給調整事業課長 費用対効果の関係での問題というのはなかなか難しい部分もあるの ですけれども、バナー広告は新たな試みとしてという形で今回試験的に、ということで取 り組ませていただければと思ってやりました。  リーフレットの観点は先ほど事務局からご説明させていただきましたように、ハローワ ークの求人情報を得ようとして来られている求職者の方々に、民間の求職情報もこういう 形で得るシステムがありますということで、まさしく官民連携の一環として、そういうツ ールでの情報を得ることもあるという形でのお知らせにつながるかということで、リーフ レットの配布をさせていただいております。確かに費用対効果でいくと、どこまで費用を かけられるかということとの関係があるわけです。今回のバナー広告もその一環としてい ろいろな工夫をするということの中でかと思っております。また、いろいろご示唆、ご意 見をいただきながらしっかり広報していきたいと思っております。 ○松井委員 バナーをやったことでどれだけ増えたか、ということはちゃんと確認は取れ るのですか。ここからここへ飛んだ、ということまではわかるのですか。 ○需給調整事業課長 クリック数まではわかります。 ○松井委員 バナーから飛んだかどうか、というのはわからないのですか。これが、ずっ とこのまま行くのではないのですか、違うのですか。 ○需給調整事業課長 それはバナーをご覧になって、バナーをクリックして入ったという ことは、クリック数としては確認できます。 ○松井委員 これをやった善し悪しは別として、やったらどのぐらい増えたのか、という ことまできちんと報告をしていただくことは重要だと思います。 ○仲村委員 「しごと情報ネット」の場合はどのように広報するか、というのは非常に難 しいと思います。いままでは、厚生労働省のホームページのトップ画面に出ていたもので す。いまは、最初に雇用関係のところで、さらに紹介とか、派遣のところをクリックして 「しごと情報ネット」まで行きます。知っている人はそれをやると思うのですが、こうい う形でアクセスが増えるのかどうか。  若干アクセス件数が減っていますが、それがその理由かどうかはわかりません。1つは、 求職者にどう知らせるかという問題と、最近は参加機関となるべき事業者がどんどん増え ていますので、そういう人には「しごと情報ネット」があるのだということを教えなけれ ばいけないわけです。その場合にパンフレットを置くということもありますが、インター ネットの時代ではバナー広告のやり方というのは非常にビジュアルでわかりやすいという 感じがします。言われたように、国の予算でやるのがいいのかどうかというのはほかの事 例などで私は判断できませんけれども、インターネット上で何らかの広報をやるという戦 略はこういう時代には必要になってくるのではないかと思います。 ○松田委員 私も同じ意見です。どういうやり方がいいかという話でいえば、やはりネッ トの時代ですし、「しごと情報ネット」そのものもまさに名前のとおりネットでいろいろな 情報を提供しているわけです。やっている以上は、たくさんの人に知っていただいて、利 用していただくということでなければならないはずですから、それであれば料金的にも高 いとは思いませんし、こういう形でバナーを出して、リンクで飛んでもらって、それを見 ていただくやり方というのは、いまの時代でいえば適切なやり方なのではないかと思いま す。 ○三村委員 2つあります。このバナー広告に関して申し上げますと、リーズナブルなお 金でできる周知方法はこれ以外にないと思います。しかも、これはある一定の特定の人を 対象にしないで、そこを探れば必ず名前が出てくる。これが、いまはあらゆる国の仕事で 大切なことなのです。  問題はその広告の中身です。広告の中身を、いかに官民連携でやっているのだよ、それ で、みんなこれを知った上でうまく利用してください、活用してくださいという形に持っ ていくための工夫はまだまだ必要だろうと思います。このこと自体は全然問題ないと思い ます。  先ほど木ノ内委員から、民営圧迫というお話が出ました。そのことについては、私は最 初から民営圧迫についてはかなりナイーブな考え方を持っています。木ノ内委員にお聞き しますが、具体的にどういうことで民営圧迫になりますか。 ○木ノ内委員 1つは民営圧迫という考え方もありますけれども、本日私がお話したのは、 議論をしておく必要があるのではないかと思ったのです。今回は100万円ということです ので、それほど金額的には大きくはないですけれども、こういう商業広告がどんどん歯止 めが効かなくなると、この運営そのものに関して広報ではなくて、商業広告が中心になっ ていくことはやや問題があるのでなないかと思っているのが1つです。  民営圧迫という意味では、民間はそれぞれ工夫をしてやっているわけです。官民でやっ ていることは事実なのですけれども、国の予算でやっている場合に、商業広告というもの は馴染むのだろうか。そういう意味では、広報として力を入れることについて、例えば厚 生労働省のホームページに入れていただくことはいいと思うのです。最近は、バナー広告 も高い所は非常に高くなってきています。バナー広告が悪いということではないのですけ れども、それにかける費用の面で、ある妥当性なり何なりを持っていないといけないので はないかと思っています。 ○三村委員 いまテレビの世界には、政府広報がいっぱい入っています。うっかりすると、 民間のスポンサーの付いたものよりも、工夫した金のかかったものが出てきている。それ は、中身もなかなか結構なのです。昔は、民放局は官製のものは拒否していたのですけれ ども、いまはその辺の差別がなくなってきているみたいです。  要するに、予算の使い方だろうと思うのです。その費用対効果がどうかということがリ ーズナブルであれば、いまはそういう時代ではないかという気がいたします。各政党だっ て相当金を使ってやっています。あれだって随分もったいない話だと思うのですが、そう いう時代なのです。わざわざ、厚生労働省のホームページを見る人はいないと思うのです。 それでは広報にならないでしょう、見る人がいない所へいくら出したってそんなものは広 報にならないです。  それから、リーフレットというのは無駄紙です。送られてきても迷惑します。より意味 のあるものにしていかないと、あいつらは集まって何をやっているんだということになる から、そういう観点で少しものを考えたらいかがでしょうか。 ○岡山委員 確かに費用対効果は十分考えなければいけないと思うのです。それと同時に、 チャンネルを多様化しておくことも大事なことです。例えば、ハローワークなどの機関を 利用する方に対する広報と、インターネットでいろいろやっている人に対する広報のチャ ンネルとして多様化していくことは必要なことなのではないかと思います。 ○松井委員 もし官民でやっているということで、厚生労働省だけでなく官民でやってい ることがわかるように書いておかないと、官が嫌いな人はクリックしません。そこの中身 がちゃんとわかるようなことも含めてやっておかないとまずいと思います。  目立ちすぎずとか、これは何ですか。こういうのは目立ちすぎず、目立たなすぎずとか、 こういうのまで必要なのでしょうか。お金を使うのなら目立つようにやるのが原則だと思 うのです。こういうことをするのならやらないほうがいいと思います。 ○三村委員 それは、そのとおりです。バナー広告を作るのに、どこかに頼んだのですか。 ○事務局 一部は、広告会社にお願いしました。 ○諏訪座長 まとめさせていただきますと、広報は間違いなく必要で、さもないと多大な 予算をかけて、我々の多大なエネルギーと時間を使って運営しているものが人々に達しな ければ無意味になる。しかし、広報をやる上ではいろいろなチャンネルでせざるを得ない から、そういう中には一部分今回のような、インターネット上特有の広報手段、あるいは 広告手段も使わざるを得ないのではないか。それから、既存の広告手段はどうも我々のネ ットの性格からするとずれているやり方があったとしたら、その予算はもっと削ったほう がいいのではないか。それで、より人々に到達しやすい工夫をしていただきたいというこ とです。  それから、広告等でやる場合も広報の場合もそうですが、費用対効果はしっかりとチェ ックしてくれということ。広告でやる場合に、その額があまりにも大きくなっていったり するというのは問題であるから、絶えずこうした活動に関しての情報公開をこの場にして、 みんなでチェックしていく、見ていくというような方向でしょうか。問題提起を受けて、 これは大変有意義な議論がなされたと思います。私もそんなリーフレットがあるとは夢に も思わず、見たこともなかったものですからすみませんでした。  次の議題の、トップページの更改という問題について事務局から説明をお願いいたしま す。 ○事務局 23頁からの資料5です。資料5は「しごと情報ネット」のトップページの更改 についての案をお示ししております。先回の運営協議会においても、トップページ画面の 色が寒色系で暗い、暖色系でもっと親しみやすくすべき、画面のイメージをもう少し見や すくしていただきたい等のご意見を頂戴いたしました。本来でしたら、早急に更改すべき 案件でしたけれども、予算枠の関係から平成17年度での更改が難しかったと当初予想され たものです。  今般、平成17年度の予算執行上において、トップページ更改程度の予算が捻出できまし た。それから、来年度以降についても、一括で「しごと情報ネット」の全ページを更改す るだけの予算の担保がかなり厳しいものと予想されることもあることから、まずは更改可 能なところから更改させていただくという方針で事務局提案とさせていただいたものです。 なお、9月29日に開催いたしましたサービス検討会でのご意見につきましても一部反映し、 案を作らせていただいております。  付け加えさせていただきますと、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」、い わゆる骨太2004においては、国、地方自治体、公益法人等が実施しております雇用関連事 業について、利用者の立場に立ったワンストップ化を進めることが要請されているところ です。  このことを受け、厚生労働省としてはハローワーク・インターネットサービスにおいて 雇用関連情報をインターネット上で検索、公開できるサービスを行うこととしたところで す。この雇用関連情報と申しますのは、国、地方公共団体、民間等で行っている助成金の 制度や、求職者への就職支援制度等に関する情報です。「しごと情報ネット」を利用してい ただいている皆様方にとっても有益な情報になるものと考えられるところです。このため、 この情報の有効活用を図らせていただく観点から、「しごと情報ネット」上においてもトッ プページからすぐに情報にアクセスできる雇用関連情報ボタンを設定させていただくこと を併せてご提案させていただいたものです。  トップページの画面のイメージとしては、資料5で24頁に(案1)、25頁に(案2)の 2つを用意いたしました。トップページの更改についてご審議いただき、また(案1)、(案 2)についてご意見を頂戴できればと考えております。 ○諏訪座長 最近ホームページを開いてご覧になられた方はすぐにお気づきだと思います が、この寒い季節に身も凍るような色使いです。暑い夏はいいのですが、このようなこと はどう見ても普通では考えられない状況のままになっておりましたので、先回、暖色系で すとか、もう少し親しみが持てるとか、アクセスしやすいように、利用しやすいようにと いうご指摘を皆様からいっぱいいただいたわけです。それで、今回ようやく予算の目処が ついたので、更改についての基本方向を皆様にご議論いただきたいということです。 ○松井委員 (案1)の色はこんなものなのですか。(案2)は見やすいのですけれども、 色のセンスが良いとも思えないのです。わかりやすいとは思うのですけれども、私自身セ ンスが良いほうではないのに、その人間が見てもなんか田舎くさいなという感じに思うの です。(案1)は、こういう真っ更な色なのですか、その辺をもう少し教えてください。 ○事務局 (案1)については、なるべくシンプルな形でということをイメージし、特に カラーリングについてはハッとするようなイメージではなくて、逆に対極的なところとい うことで(案2)と対比するようなイメージで作らせていただきました。いわゆる全体の レイアウト等が(案1)で、なおかつこれに彩色したほうがいいのではないかというご提 案をいただければ、(案1)のほうに彩色した格好で案を作ることも可能です。 ○仲村委員 どちらがいいか、ということだと思うのです。(案1)は非常に真面目にでき ている感じがするのですが、視覚的にわかりにくい。(案2)のほうは直感的にすぐわかる という感じだと思います。  ただ、いま松井委員が言われたように、色の中の字が、実際に画面ではどうなるかわか りませんけれども、字の感じと色の組合せがうまくいくかどうかです。それは、実際の画 面を見た上でよくチェックする必要があるのかと思います。色合いはいろいろあると思い ますけれども、私はそんなに悪くないかなと思います。それは、好みの問題があると思い ます。 ○松井委員 (案1)で、求人者と仕事を探している人のところにもう少し色が付いたら、 これはわりとすっきりしたデザインだと思います。ここは、(案2)では四角四面のような 感じで、これは好みの問題だと思います。  先ほど木ノ内委員から、紹介事業者から行くケースと、通常の文書の広告と違うという お話がありました。なぜ派遣についてと、労働者派遣の仕組みが2つもあるのか。もし書 くのならば、紹介とは何かとか、こういうものもわかりやすいものを書いてもいいのでは ないか。紹介との違い、あるいはここに入っているデータそのものは、木ノ内委員のよう な所のものとの違いがもう少しわかりやすく書かれていてもいいのかと思います。「派遣に ついて」と「労働者派遣の仕組み」となぜ2つ入っているのですか。  2つある必要があるのかなと。それならほかのものも載せないとフェアではないと思い ます。細かく言うならば、紹介予定派遣とはとか、そういう説明が付いていたほうが、行 く前に考えます。今後どういう仕組みにするのかわかりませんけれども、利用者が見たと きに、その違いがわかるようなことが最初のほうに出ていたほうがいいと思います。 ○三村委員 ちょっと話が外れますけれども、この前私どもは人材紹介の団体の中で、一 体人材紹介という概念がどこまで世間的に通用しているのだろうという議論をしました。 なんと98%派遣と同じに考えていました。派遣会社の何ですか、とみんな言われているわ けです。要するにまだ特定されていないのです。  行政は派遣と紹介は法律が違うからきっちり分けています。その頭でこれを作っている からこうなるのです。現実に派遣というのはわかりやすい、私も派遣で行っているという 話になります。どこかの紹介会社から転職しましたというのはあまり言っていないです。 そういう議論を始めると、これは限りなくなります。ただ、いま松井委員が指摘された点 というのは、このことに関しては非常に重要なことだと思います。私もあれから見て、こ れは欠けているなと本日申し上げようと思いました。ありがとうございました。 ○松井委員 おそらく説明の中に、派遣と紹介は違う、ということを両方共にわかるよう に書いてもらうということもあります。 ○諏訪座長 ここまでを整理しますと、デザイン面の話が1つ。もう1つは、トップペー ジに載せるべき情報、何の入口を載せるのかということでした。私は、前々から学生を使 ってどうなっているかを見てもらって聞いているのですが、あまり評判がよくないです。 ○○という会社だとか、××だとか、△△という会社に比べて、いかにひどいかという話 をいつも聞かされます。デザイン面や使い心地でいろいろなことを言われています。  そういう問題は、官と民の違いがあるので、デザインに使えるお金などいろいろあるか らしようがない部分もあると思うのです。非常に気になるのは、漢字が多すぎるというこ とを学生が言います。なんでこんなに漢字ばかり使う必要があるのですか、これ感じ悪い と言うわけです。学力低下は極まれりなのですが、これは本当にそうだと思うのです。  リテラシーの問題はリテラシーの問題ですが、いまは副詞や動詞は漢字をあまり使わな いとか、漢字のある部分は片仮名に変えるとかいろいろな工夫をして、若い人が見やすく しているのに、ここはご老体がパッと見たらすぐわかる、つまり平均年齢50歳ぐらいから 上の人にはパッとすぐわかっていいけれども、平均25歳ぐらいの人には非常に違和感を持 たせるページになっているというのが私の率直な感想です。  それも、四角四面の中に全部漢字でしょう。これでもか、これでもかで、これだけで若 い人は使うのがいやになってしまうのです。やはり利用者のことを考えたら、利用者が親 しみを持てるようにすることが大事です。これは、専ら供給者側の論理なのです。これで もか、これでもか、正確に、正しく何とかだという気持はよくわかるけれども、もうちょ っとすり合わせが必要ではないかということを、私も座長としてではなくて個人の意見と して言わせていただきます。  漢字がどのぐらい使われているかを調べるものがあって、それでホームページを調べる わけです。これ見てください、7割ぐらいが漢字です。すごいですよ、いまは漢字の使い 方としては3割ぐらいです。こんなのは、いまの若い人にアピールするには非常識です。 ○三村委員 あまり若者だけに迎合する必要はないと思うんです。やはり、ある種の権威 というものを持たないとね。 ○諏訪座長 まあ、そういうことで少し工夫をする必要はあるけれども、あまり迎合は必 要ないと思います。 ○佐藤委員 2つあります。1つはいまの漢字が多いという話に反対するわけではないの ですが、このページでは非常に少ないのですけれども横文字のことがあります。こういう ページには大抵あるのですけれども、FAQ(よくある質問について)というのは、(案1) のように日本語を添えておいていただいたほうがいいと思います。(案2)のようにFAQ だけ表示してあるホームページが非常に多いです。おそらく馴染みのない方も多いのでは ないかと思います。 ○三村委員 若い人にはわかるけれども、お年寄りにはわからない。 ○佐藤委員 もう1つは資料5で、雇用関連情報ボタンのことが、かなり分量を割いて説 明されています。もし、ここもそれだけ大事だということであれば、(案1)のように雇用 関連情報検索とだけ書いてあってもクリックする気にはならないと思います。(案2)のよ うに、助成金とちょっとでも触れていただくとか、それだけ大事なものであれば、そこも もう少し何か加えていただいたほうがいいかと思います。 ○松井委員 (案2)は「助成金等」と書いてありますけれども、「等」ではなくて仮にも う少し書くとしたら、就職の支援とかそういうものもあるならば、もう少し内容が簡単に わかるように。可能ならばもしかして漢字が少なく、しかし内容がわかるように。  雇用関連情報というと、別の言い方をすると私は統計を見るのかな、雇用関係の統計な のかなというぐらいしか思わないので、そういうものに興味がない人のほうが世の中には 多いはずですからクリックされるはずがないです。簡単に、雇用関連情報検索という名前 もやめてしまうとか、何がここにあるのだよということだけが書いてあればよくて、それ はこの集団では雇用関連情報でもいいし、ハローワークでそういう人たちが呼ぶのは構わ ないのですが、世の中の人にとっては何だかわからない。世の中一般の人がわかるものだ けがワーディングされていればいいと思います。 ○諏訪座長 普通のホームページだったら「お得な情報」、「耳寄り情報」などと書いてあ る部分だと思います。開けてみて何かと思うと、つまらなかったりすることもあるけれど も、お金がもらえる、いろいろなセミナーにただで行ける、あるいはいろいろな公共サー ビスが受けられるという話です。必要なのは「耳寄り情報」や「お得情報」という発想な のでしょうね。 ○木ノ内委員 レイアウトが気になるのですが、「雇用関連情報検索」がいまひとつ、どう いう内容なのかわからない。中に「お役立ち情報」というのがあります。「雇用保険」「ミ ニ知識」「就職活動ABC」「労働市場情報」などがあります。こういったものを引っくる めて、そこに行けばいろいろなことがわかるということで整理すると少しシンプルになる のではないか。「その他・リンク集」というのは、その他ではないのだろうと思います。こ の「しごと情報ネットについて深く理解する」という、この固まりはもう少しきちんとす べきなのかなという思いがあります。 ○三村委員 事務局にお伺いします。いま、ある種、非常に良い意見がいっぱい出ていま す。これを事務局で消化できますか。いま、お話が出たようなことを。生活習慣の中で変 えなくてはならないということになります。これは大変なことですよ。これが集まるとま た同じ議論になると思います。どうしますか、デザインを。 ○需給調整事業課長 事務局としては、非常に貴重なご意見をいただきましたので、でき るだけ取り入れるということで頑張ってみたいと思います。できれば、どちらかをベース にしつつ、それをいろいろ工夫してみるという形で、皆さん方でご用意いただけると事務 局としてもありがたいと思います。我々も至らない部分があるのですが、事務局としても、 今日いただいたご意見をそういった形で取り入れる努力がしやすいかと思います。 ○三村委員 私は2のほうを基調にしてやっていただければいいと思います。 ○松田委員 私もベースとしては2のほうがいいと思います。いま、いろいろご意見が出 ていましたが、結局これはトップページであって、中まで合わせて変えないと駄目な部分 というのが多分かなりあると思います。冒頭に議論が出ていた求人情報検索で事業者、あ るいは求人情報提供の事業者、ハローワークの求人、要するにここにアクセスする方が何 を中心に見ようとするのか。求人の中身を中心に見ようとするのか、どこから出ている求 人かを中心に見ようとするのか。その辺の実態をある程度明らかにして、どういう作りが いいのか。  それから、先ほど松井委員が言われていましたけれども、隣に派遣があって、紹介予定 派遣があるのですが、これは経緯的になっているのか。紹介予定派遣というのは、例えば 昨年3月の派遣法の改正を受けて中身がきちんとされたので、こういう形で出ているとい うことのようです。派遣なら派遣を一緒にして、労基法は別にするという考え方のほうが よほどわかりやすいと思います。そうしたとしてトップページだけを変えても、それをク リックして、飛ぶ中のほうでまた一緒になってしまっていると何もならない。中まで含め て、全体としてどうするかという話になってくると思います。冒頭のご説明では、予算的 にトップページ分しかないというお話でした。その辺も含めて、全体をどうするのかをも う一度きちんと考える必要があるのではないかと思います。  「雇用関連情報検索」ということで言えば、助成金、就職支援のいろいろな情報という のは先ほどの説明で出てきた話です。そういうものがもしあるのならば、そこまで含めて 何と何の情報が見られます、ということをきちんと書いていく必要があるのだろう。また、 木ノ内委員が言われたように、これを「お役立ち情報」という中に取り込むのか、ここは 別立てで出していく必要があるのか。「お役立ち情報」が「雇用保険」「ミニ知識」「就職活 動ABC」など書いてありますから、就職支援の情報ということであれば、あるいは助成 金ということであれば、中身を書いて「お役立ち情報」の1つとして整理をするというの もやり方としてはあるのではないかと思います。  そうしたところも含めて、全体を見直していくといいのではないか。その辺は割と簡単 にできそうなのですが、最初の話は中身全体にかかわってくる問題ですので、そこはもう 少し時間をかけてしっかり話をして、どういう作りにしていくかを検討する必要があるの ではないかと思います。 ○仲村委員 先ほど出た紹介予定派遣ですが、これは派遣の一部なのかと解釈する方が結 構多いと思います。内容としては、紹介と派遣の両方があると思います。ですから、派遣 の中の紹介予定派遣というようにしてしまうと、紹介事業者のほうが、ということがあり ます。やはり、概念としては紹介、派遣、紹介予定派遣というように分けて、求職者もそ のような目で見ていただくというのがいいのではないかと思います。  ただ、実際問題として、紹介派遣を派遣会社がやっている場合が多いのです。なぜかと いうと、派遣業務というのは紹介よりも書類など手続きが複雑で、いろいろなチェック項 目も多いという、事務処理的な項目もあります。まだ、紹介がそこまでやれる能力がない のかもしれません。実際はやりたいところも増えてきていますから、概念としては分けて 考えていただくようにお願いしたいと思います。 ○松田委員 いまおっしゃられたように、実態から言えば派遣業者がやっているというケ ースがいまのところ大半です。ただ、結局職業紹介の許可も取る、派遣の許可も取る、両 方を取って両方に参入するパターンも結構増えてきています。最初申し上げたように、求 職者にとってどう分ければいちばんわかりやすいのか、見やすいのか、入りやすいのかと いう点の話し合いをきちんとして、それに基づいて枠をどう分けるか。 ○仲村委員 紹介予定派遣というのは、最後の目的は紹介ですから。就職して常用になり たい、その前の段階に派遣がある、両方がくっ付いたものなのです。ですから、これは制 度的にも違うものではないか。そうしないと、紹介予定派遣というものが派遣業務の中の 1つのような解釈をされる。これは今後、派遣と紹介の協会の中で複合するところが出て くる点があると思います。そういう意味では、ここではやはり分けておかないといけない と思います。 ○松井委員 説明を付ければいいのでしょうけれども。本当は紹介予定派遣も、ここのい ちばん左、「求人情報検索」を理論的に整理すればそこだと思うのです。どこか派遣ではな く仕事を探している。ただ、その前段を派遣という形で行く。それを一般の人がどこまで 理解できるか。  システム上の対応がどうかはわからないのですが、本当は「求人情報検索」の下にも「紹 介予定派遣」が本来入っていて、行かれる仕組みがあればベストかなと思います。よくわ からないのですがトップページだけなのか、ここからも行けるとか。ただ、紹介予定派遣 と一般的な紹介、さらに木ノ内委員がおっしゃられた情報提供事業者、それぞれの仕組み が違うことをわからせることでいいのかなと思います。そこをまた、どこに表示するのか というのは1つ問題だと思います。 ○三村委員 派遣と紹介との雇用条件の変化によって、紹介予定派遣というものが考えら れてきているわけです。これはあくまでも、少しでもたくさん雇用させようという趣旨の もとでやっているわけです。逆に今度、企業にしてみるとこの制度をどう利用するか。そ うなると、必ずしも法律で考えているものとは別の方向に行ってしまう危険性もまだない わけではない。現に我々も、そこのところをどういうように整理しながらやっていかなけ ればならないか、まだ解決ができない。  そこへ持ってきて、この世の中の変化でいわゆる請負人事的なものが増えてきています。 これもまた、一種のアウトソーシングと言うのかもしれないけれども、そういう形で非常 に人間の扱いが細分化されてきている。まだまだ、これから変化していくのではないかと いう気がします。  そうすると、ここであまり断定的に決め込んでしまうことも難しいのではないか。何し ろ100%、100点満点の回答はいま出ないのがこの業界の1つの特徴だろうと思います。 我々はそれを少しでもプラスの方向に持っていくための情報提供という観点に立たないと ならない。現実的な部分で、各個のことでいま現時点だけ見ていると困ると思います。  いま、仲村委員がおっしゃったことはまさに紹介の当事者としては言いたいことなので す。どちらがどちらと言うよりも、まだまだ定着していない。ですから、こういうものが あります、これはこうですというのは、まさに立法者の観点から「こういうシステム」と わかりやすく説明してもらうことにとどめるより仕方がないのではないかという気がして います。 ○木ノ内委員 「紹介予定派遣」という法律的な名前ではなくて、例えば利用者のサイド から見ると最初から正社員にはなれない。だけど派遣、アルバイトからというのも最近多 い。クッションはあるのだけれども、正社員になれるという括りで扱えば、利用者にとっ ては非常にわかりやすいのではないかと思います。「紹介予定派遣」と言うとまさに行政的 な、あるいは業者として使う言葉ですが、利用者に置き換えると派遣を通じて正社員にな れる。そうであればアルバイトから、あるいはアウトソーシングの会社で働いているとこ ろから正社員になれるとか、いろいろな形があるのだろうと思います。そういう括りがあ ってもいいのかなと思っています。 ○諏訪座長 ともかくお金を取ったのはトップページ、つまりお店の看板、見かけだけな のに、みんな厨房を変えろだとか客の席を変えろ、椅子を変えろとか言っているものです から、課長がだんだん心配顔になってきました。 ○需給調整事業課長 実はいま、座長がおっしゃったとおりの心配をもう頭の中でしてい ます。いま、何人かの方がおっしゃったところは、まさしく検索の仕組みをどうするかに 至っている。今回の予算の限られた部分からいくと、いまいろいろご指摘をいただいた点 等々、今後の協議会でもご議論いただくべき事項だと思います。そういった観点を含めて、 我々もまたいろいろ勉強したいと思います。トップページの更改からいくと、次につなが る部分まではいまの段階では無理なので、まずはレイアウトの範囲でのご意見という形で、 いまいろいろいただいている(案1)、(案2)をベースにしてどちらという形でご議論い ただければと思います。 ○木ノ内委員 デザインのことではないのですが、1点だけお願いします。「しごと情報ネ ット」のコンセプトでもあるインデックス情報であるということ。なぜか障害者求職に関 してだけはインデックス情報と書いてあるのですが、全てこの「しごと情報ネット」の扱 っている求人もインデックス情報であることをわかりやすく、最初の段階でお願いしたい と思っています。小さな画面で見る人たちはこれをスクロールして、下のほうに求人があ るというのではなくて、目的に早く達するには検索するリンクがいちばん上にあったほう がいいのかなと思っています。 ○諏訪座長 皆さんの意見を聞いていると(案1)も(案2)も駄目で、(案3)をまた考 えるという方向に行きそうなのですが、それだけは勘弁してくれと事務局の顔に書いてあ ります。いまのところ、(案2)がどちらかというと良くて、しかし色使いや言葉使い、デ ザインをもう少し親しみ深くしてもらえないだろうか。例えば、四角四面ではなくて「た まごっち」みたいな丸型にしてみるとか、あるいは全部べたっと黄緑、オレンジではなく て、1つ1つ色にグラデーションが付くとか、何か工夫が欲しいという感じが皆様の中に ありました。それでは、(案2)を基本として、できる限りの意見の反映をお願いするとい うことで、今回はとりあえずお店の看板を書き換えてみるということでよろしいでしょう か。 ○松井委員 この画面を直すと、また何年間か使うわけですよね。そのときに、いちばん トップに「障害者求職情報提供サービスを開始しました」と。 ○需給調整事業課長 それはまたすぐ変えられます。 ○松井委員 それでいいのですね。それがずっと残ると、そこだけの確認です。 ○諏訪座長 最新ニュースだろうと思います。それでは、色使いを含めてやっていただく。 私の気持としては、本当はフォー・シーズンズに合わせて色使いをしてほしい。デザイン は変えなくていいから、せめて色使いが変わるとうれしいのですが、予算的には難しいの でしょうか。枠組みだけですから。春は春らしい色、夏は夏らしい色、冬は冬らしい色、 季節感がないと親しみが持てないのです。いつ行ってもユニ・セックス、ユニ・シーズン と言うのでしょうか。全く同じという印象もあるのですが、これも困った顔をしています からこだわりません。(案2)を一応、基本にやってみるということで行きたいと思います。 これも未来永劫というわけではありませんから、状況の変化の中で見直しということにな ると思います。ありがとうございました。中身とのかかわりで出た意見は、さらに事務局 でもお考えいただくこととします。  本日のメインイベントの1つの「利用者等へのアンケートの実施」に移ります。先ほど、 木ノ内委員からも少しご注文いただきましたが、この分厚い資料をご説明いただいて、皆 様のご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○事務局 資料6、26頁をご覧ください。資料6については、「しごと情報ネット」の平成 17年度のアンケート(案)でございます。対象については利用者、参加機関、非参加機関 です。  今年度の利用者向けのアンケートについては、モニターリサーチ会社を活用しようと考 えているところです。従前の利用者向けのアンケートについては「しごと情報ネット」上 でお願いしていましたが、今年度については、いままで「しごと情報ネット」を利用され たことがない利用者からも情報が得られるということで、より新鮮な感覚のご意見を得ら れることを考慮した上で、モニターリサーチ会社での調査をお願いしたいと考えていると ころです。  資料6、27頁以降が今回、案として考えている調査票です。別紙1については利用者用、 別紙2が参加機関用、別紙3が非参加機関用でございます。別紙2の参加機関用について は、参加いただいている属性ごとに有料職業紹介事業者、無料職業紹介事業者、求人情報 提供事業者、労働者派遣事業者、労働者供給事業者、それぞれ別用にして分けしています。  質問項目については、利用者用について平成16年度は行っていませんでしたので、平成 15年度に実施したものを載せています。その参加機関、非参加機関用については平成15 年、平成16年度に実施したものを原則踏襲しています。  その分、事務局の判断で若干付け加えさせていただいたものがあります。利用者用につ いては「しごと情報ネット」を利用しての印象。参加機関用については、これは主に職業 紹介事業者用についてですが、障害者の求職情報を取り扱っていらっしゃるかどうか。そ れから、非参加機関用については、過去の「しごと情報ネット」をご覧になったことがあ りますでしょうかという部分について、追加質問をしているところです。調査票の中で、 それぞれ問の中に箱囲いをしているものが従前の質問項目となっています。箱囲いのない ものが今回、新たに事務局の案として追加している質問項目でございます。よろしくお願 いいたします。 ○諏訪座長 ありがとうございました。木ノ内委員が最初に問題提起されたところから始 めたいと思います。どこにそういうような質問項目を1つ入れるか。例えば、28頁の「不 満」「満足」というところに入れるというのが1つかなという感じがちょっとします。そこ に1項目入れて、このような点がないというのが不満とか、いろいろあり得ると思います。 最初に木ノ内委員からご示唆があればお願いします。 ○木ノ内委員 要するに直接応募する求人情報なのか、登録するための紹介情報なのか曖 昧というか、わからないという形で、どこかに入れていただければと思います。 ○諏訪座長 そうすると、28頁の問2−4というところに1項目、いちばん収まりの良い ところに入れるということでしょうか。細かくは木ノ内委員と事務局でご相談いただく、 そのように入れるということでよろしいでしょうか。 (了承) ○諏訪座長 それでは、そのように取り計らせていただきます。それ以外にもたくさんあ ろうかと思います。ただ、基本的に従来からの継続がありますからあまりガラッと変える のはよろしくないし、基本の部分は残したほうがいいと思います。時代の変化があるだけ に、新しく必要な項目や、もう要らなくなったような項目は思い切って落とすというのも 手かなと思います。どうぞ、言葉使いのおかしな部分も含めてご意見をいただきたいと思 います。 ○木ノ内委員 28頁のいまの「不満」、問2−4の中で(7)と(10)、この辺、本来「し ごと情報ネット」の役割、コンセプトから言えば「インデックス情報」など、大まかしか わからないのは仕方がないのではないかということです。あるいは(10)、「適性検査など の関連サービスが充実していない」、要するに「しごと情報ネット」のコンセプト、役割を しっかり認識して、その上でのサービスだということがはっきりしないと、こういうもの があったらいい、こういうものがあったらいいということを不満として引き上げていくと、 役割を見失う危険性があるかなと思っています。  「不満」ということで言えば、もう少しグループでのヒアリングという形の調査方法の ほうがいいのではないか。どうしても恣意的になりがちなので、不満をいくつか挙げてく れという場合に、こちらで考えている不満とどうしてもなりがちなので、調査方法として はそういうこともあるのかなと思います。利用者に集まっていただいていろいろ聞くとい う方法です。 ○松井委員 木ノ内委員がおっしゃられる問2−4の(10)、確かにここにあるのは良くな いかもしれません。もし聞くならば、「しごと情報ネット」本体の機能の部分だけに特化し て聞いて、さらに先ほど「雇用関連情報」でしたか、ほかのものがどうかという、別の聞 き方が本来あって然るべきではないか。いま、適性検査を本当にやっているのかどうかよ くわかりませんけれども、こういうものはもし聞くなら別の項目立てに本来すべきなので はないかと思います。それが1点です。「大まかにしかわからない」というのは、これはこ れで残っていてもいいのかなという感じもするのですが。 ○木ノ内委員 どういう意味かわからないのです。 ○松井委員 使い勝手が良くないということでも入ってくるのかもしれません。検索して みても、これとこれを一緒に合わせた形での検索ができたらいいなとか、私がやってみる と思うところがあります。そういうものも、もし聞くならば、どういうように良くないの か。マルはしても、どういうようにしたらいいのかということまで書いてくれるかどうか は別として、自由記入欄にもこういうところがあったほうが、改善をするために何らかの 情報を少しでも入手することができるのではないかと思います。  昨日、事前にご説明に来られたとき、私自身が申し上げたことが入っていてどうもあり がとうございました。「しごと情報ネット」を利用したことがない理由、「知らない」とか 書くかもしれません。それ以外に、あとわざわざ「しごと情報ネット」を使えと指示する。 そこで、初めて問2−6が回答できるわけです。みんな、そのように丁寧にやってくれる のかよくわかりません。問2−6と問3というのは本来、合わせた形で聞くべきもののよ うな気がします。問3は細かく文字数や文字の大きさ、色使いということと、イメージは 問2−6の「使いやすい」などということは本当はラットする部分もあるような気がしま す。この辺、もう少しうまく整理したほうが回答しやすいような気がいたします。  それから、ほかのものをどれぐらい利用するか。それはもう聞かなくてもいいのではな いか。少なくともほかは利用してこちらは使わない、それだけはわかる。ミニマムかもし れませんが、そこはやはりやっていただいたほうがいいのではないかと思います。 ○仲村委員 30頁の問10、「検索の方法はどちらをやりましたか」と聞いています。いず れかを選択するという形になっています。全体との関係もあるかもしれませんが、検索し た結果についてどう感じたか、というあたりをちょっと知りたいなという感じがします。 というのは、我々がやってみると出るのは大体0件です。検索のやり方が下手だというこ となのでしょうが、なかなか出ないのです。大まかなところでは2,000件、3,000件と出て くる。求職者は3,000件を見るぐらいはやるかもしれませんが、やはり100件、200件ぐ らいまで絞れると検索しやすいのではないか。その結果がどうであったのか、という問を どこかに付け加えられれば、より参考になるのではないかと思いますので出来ればと思い ます。 ○諏訪座長 それぞれ、貴重なご意見をいただいていますが、さらにお願いします。 ○松田委員 30頁、問7−1と問7−2、これは箱が付いているので従来から取っている という連続性の問題もあろうかと思います。素人目に考えるとどういう曜日に、あるいは 何時に使っているということを把握して、これ自体の結果が「しごと情報ネット」の運営 とか、よくわかりませんが、これを把握して、何の役に立てるのだろうという点が何とな くよく見えてこないのです。  聞きたいことというのはたくさんあると思いますし、把握しておいたほうがいいと思う ことはたくさんあると思います。ただ、全体のボリュームがあまり膨らむと、答える人が 嫌になって書かなくなってしまうことがあるような気がします。例えば問7−1と問7− 2を把握して、その結果を一体どう使うのだろう、どうやるとネットの運営が良くなるの だろうというのが何となくよく見えないのです。教えていただけるといいなと思っていま す。 ○諏訪座長 質問の意図を踏まえてお願いします。 ○需給調整事業課長 確かに、いまおっしゃったようにいろいろ解消したり、一旦システ ムを止めたりするときがある場合、曜日や時間帯の選び方も過去はあったと思います。た だ、もうある程度傾向はわかっているので、いま松田委員がおっしゃったように全体の設 問を減らすという観点から行くと、実際、夜間に利用のグラフが高くなっているという傾 向があるのは事実です。その辺も傾向がわかっているので、全体の設問を減らすというこ とを選ぶという趣旨であれば、確かに問7−1と問7−2は今回から削除するというのも 一考かなと思います。 ○松井委員 ちょうどその次の問なのですが、パソコンか携帯電話か、どちらかが選択さ れる仕組みになっています。これは両方あってもいいのではないでしょうか。どれを使っ ていますかということで両方マルをしてもらって、さらに両方使っている人は主にどちら を使っていますか、という聞き方にしておいていいのではないかと思います。常にパソコ ンしか使っていない人、あるいは携帯のみの人、それがわかって、さらに両方使っている 人の場合にどちらが主なのか。本当に仕事を探している人は携帯でも、パソコンでも、両 方とも見て、少しでも早く情報を入手したいということがわかれば両方やっている意味合 いがあると思います。そうしないと、結果的に携帯が少ないというと、携帯をやめてしま おうかということにつながりかねない。実態を正確に把握する意味合いで、もう少し問を 工夫したほうがいいと思います。 ○諏訪座長 先ほど松田委員が出された質問の意味なのですが、なぜこのようなものを入 れたのか。昔のことをちょっと思い出すと、おそらく利用者の行動形態を把握しようとし たのだと思います。年齢や属性ごとに何曜日のいつに見る、ということが当初のころはわ からなかったものですから、見当はついていたのですが。若い人は夜中に見るのではない かとか、働いている人は土・日に見るのではないかということをやったのですが、確かに そういうことを把握する必要があった。いまの時点では特に緊急性はもうない、見当はも う付いているのならば落としてしまって、代わりのものを入れたほうがいいのではないか。 こういうことかなという感じがしました。 ○松井委員 もう1つ、もしかして残しておく意味合いがあるとするならば、例えば参加 機関等から送られてきたデータをいつまでに、きちんと「しごと情報ネット」で見られる ように情報を処理していくのかということがあるような気がします。週末に見る人が多い ということならば、申し訳ないですが金曜日にはちょっと遅くてもきちんと入れておいて もらうとか、現状ではどのぐらいの形でバラけて見ているかが実態としてあるのでしょう か。そこをまず教えてもらった上で、この問をなくしてしまうのも1つの考え方ですし、 それほど大変でないといえば大変でないのでしょうか。要するに、「しごと情報ネット」の 事務局として、それこそ仕事のメリハリを付けてやってもらうために事務処理の仕方とか 時間帯を考えるための参考にはなるような気がします。実態はどうなっているのでしょう か。まず、そこを教えていただきたいと思います。 ○需給調整事業課長 平日の3分の1か3分の2が週末のご利用ということになります。 時間帯は先ほど申し上げたような形でしょうか。傾向としては、ここ1年で大きく変わる という形ではないのはもう事実で、大体前回の調査が定着しているのかなということがあ ります。我々、事務局として今回取らなかったので、そのまま傾向がわからなくなって困 るという形にはならないと思います。 ○諏訪座長 時間帯別や曜日別、あるいは週別のアクセス件数は簡単に、機械的に取れて いるわけです。問題は、誰がアクセスしているかがわからないのです。これを取るとある 年代の人、あるいは失業者、転職のために調べている人、いろいろな人がいつごろ見てい るか。たしか、これがわかるためにやったのだろうという気がします。そういうものをい まも残す必要があるのか、こういう調査は何年間に1回やればいいと思うかということな のだろうと思います。  よくわからないのですが、今度、モニター会社を使うということです。私どもが調査で 過去にやった経験からすると、モニター会社にもよると思いますが、自分のところの調査 対象者を山のように抱え込んでいるわけです。その中に発信をして、ある一定の条件で多 めの人に送っておいて、先着600名様には回答をやれば500円、1,000円の何とかが送ら れますとか、ポイントが付きますというようにしているわけです。ですから、回答がもの すごく早いのです。以前、500人でやったときには3日ぐらいでわかってしまい、本当に感 心しました。  かつ、普通と違って漏れがほとんどないのです。なぜならば、「全部回答していないとあ げません」となっているものですから、必死になって全部回答するのです。回答できない ところではないか、というところまでやってしまう危険があるのが残念なのです。でも、 漏れがあまりない。ですから、少しぐらい多くても、普通の紙で我々が普段やる調査とは ずいぶん違うのだなという経験をしています。こういう点、後ろにいらっしゃるバックベ ンチの皆さんのほうがよく知っているのだろうと思います。  そのような属性を考えつつ、何を調べたらいいか。今回はとにかく、以前と違って、「し ごと情報ネット」を使っていない人が上がってくることが大事です。そうすると、松井委 員がおっしゃられたとおり、そういう人たちがよそを使っているから来ないのか、あるい はよそも全然使っていないのか。ここら辺のことがだんだんわかってくることが今回の目 玉かなという感じがします。そういう関係から、例えば先ほどの時間帯などを残したほう が良いのか良くないのか、ちょっとよくわかりません。事務局でご検討いただくというこ とでよろしいでしょうか。それ以外の点、お願いします。 ○木ノ内委員 まず、29頁の問4、「何によって知りましたか」ということですが、4番目 に「インターネット上」とあります。多分、ここに非常に多く○が付くのだろうと思いま す。  1月調査ということでもありますし、バナーをやっている時期でもありますので、私は よくわからないのですが「インターネット上」を分けられないものでしょうか。バナーの ほかに、どういうところからこれを知ったのか。「インターネット上」というのは割合高い のではないかと思います。その点、いくつかここを分けられるのであれば、分けていただ くことをお願いしたいと思います。  30頁の問12−1、「求人情報の検索」となっています。ここのところも先ほどの不満と 一緒なのですが、紹介会社の登録のための求人、あるいは直接応募するための求人なのか を分けて、このサービスのうちどれを利用したかをわかるようにお願いできればと思いま す。 ○松井委員 ちなみにいまのところ、派遣・供給求人検索で紹介予定派遣はどこに入るの ですか。(1)に入るのですか、(2)に入るのですか、それはどうなるのでしょうか。も ともと、よくわからないからどちらかに付けるだろうというのか。 ○需給調整事業課長 これは前回の段階のものをそのまま持ってきています。今回、入れ 込む必要があると思いますので、選択肢を新たに設けたいと思います。 ○諏訪座長 ほかにいかがでしょうか。 ○木ノ内委員 31頁、問12-3ですが、ちょっと整理していただきたいと思います。(2) は「『しごと情報ネット』で求人社名が公開されている企業に直接応募した(してみたい)」 ということです。私どもから言えば、直接応募ではない役割の「しごと情報ネット」なの で、こういう聞き方は避けられないものか。あるいは、その下にありますが「機関を経由 して応募した」、「直接応募」とすると、「しごと情報ネット」の媒体ではないという認識が あるので、少しお考えいただきたいと思います。  (5)「『しごと情報ネット』に参加している求人情報以外の求人に応募した」、これは求 人情報提供事業者の場合、これで問合せがあるので非常に困るのです。これはどういうよ うなことなのか。少なくとも求人情報提供事業者の場合には、手持ちのものがほかにない のですね。こういうことで期待をされるような仕方ではないようにしていただきたいと思 います。 ○諏訪座長 ここは聞くだけは聞いて、ニーズがどこにあるのかを知るのはいいのではな いかと見るか、それとも下手に聞くと、やはりいろいろな観点から思わしくないのではな いか、どう考えるかということなのだろうと思います。 ○松井委員 この(5)というのは、最終的に「しごと情報ネット」の情報ではなかった ということだけがわかる。そのような意味合いに取れないでしょうか。見たけれども違う ところに行ったという。私はそのように理解をしました。 ○三村委員 木ノ内委員、ちょっと考え過ぎじゃないかと思いますね。 ○木ノ内委員 そういうように考えると問題はないのかもしれません。 ○諏訪座長 調査というのは必ずしもそれをやるとか、そのためにというだけではないで すから。ニーズがどこにあるか、世の中の人がどう思っているか。それを踏まえてどうす るかは我々のミッションがありますから、やれるものはやれる、やれないものはやれない、 あるいはやらないというわけですから。  それでは、一応検討はしていただく。文言も本当にこれでいいかどうかは、さらに精査 をしていただくこととします。ほかによろしいですか。 ○松井委員 問12-3は「応募した(してみたい)」というところまでなのですが、現実に 就職したというところまで聞くところというのはなかったのでしょうか。これはまだ仕事 を探している最中の人だから、それは無理だという判断なのでしょうか。 ○三村委員 「就職した」というのはどういう意味でしょうか。 ○松井委員 これを使って就職できて、よかったね、おめでとうということがわかるとい う。そこまでは難しいですか。 ○三村委員 インデックス情報としては、そこまで追いかけられないのではないでしょう か。要するに、使って応募したというところが限界だろうと思います。就職したというと ころまで追い詰めるとさまざまな問題が出てくるのではないかという気がします。 ○松井委員 いや、問題という意味ではなくて、実態を知るためにそこまでやる必要はな いということです。 ○三村委員 わかりました。 ○諏訪座長 こういう調査というのはいつでもそうですが、みんなで議論するとあれも、 これもとなり過ぎてしまう。いくら聞いたところで、世の中のことが全部わかるわけでも ありません。過去からの経緯等を踏まえて、しかしいくつか重要なご指摘がありました。 難しいかもしれないけれども、改めて考えていただきたいところもありましたので、本日 の意見を反映して基本的にこういう線で調査をしてみる。その調査結果はできるだけ早く、 我々のもとにもフィードバックしていただくということで、よろしくお願いしたいと思い ます。  「サービス検討会におけるその他の議論」に移ります。事務局から、資料7を使った説 明をお願いしたいと思います。 ○事務局 57頁、資料7をご覧ください。資料7については、本年9月29日に開催した「サ ービス検討会」で頂戴したご意見でございます。項目の1.と2.については今回、運営協議 会にお諮りしています「しごと情報ネット」トップページの更改とアンケートに関しての ご意見です。3.についてはロゴマークの関係です。まずは検討するに際し、どのような事 項を検討すべきかということについて「サービス検討会」委員の皆様方にご意見を頂戴し ました。  具体的には3.の1つ目の○、ロゴの活用には認証の手続き、ページデザイン、詳細情報 の問合せが協会等に入らないような工夫をする。複数ロゴを入れる時等のバランス、それ から使用基準、使用管理、これは不適正使用のチェック、ロゴ使用希望団体への対応等の 検討がいわゆる協会のマークを導入する際、検討項目として必要なのではないかというご 意見を頂戴しました。また、その際に団体ロゴのみなのか、参加機関ごとのロゴも使うの かについて、もっと時間をかけて議論したほうがいいのではないかというご意見もありま した。  4.については、今後の改修案件として整理したご意見であります。これについては次回 のサービス検討会、ないし次回の運営協議会の中で、「平成18年度定常改修案件」として 俎上にのぼるであろうと思われる項目ですので、ご参照いただければと思います。以上で す。 ○諏訪座長 ありがとうございました。ただいまの説明をめぐってご議論をいただきたい と思います。 ○木ノ内委員 検討会のとき、以前に私が問題提起したこともあるのですが、情報提供元 のロゴを入れたほうが見やすさとか、その他でいいのではないかという話をしました。そ れが検討されていく中で、検討会の中で持っていないところに関しては協会ロゴを入れる だけでいいのではないか、というお話になってきたものですから、それは違うかなと思っ たので用意をしました。いちばん最後をご覧ください。私どもの考え方からいくと、情報 提供機関のロゴの表示は例えば信頼性とか、いわゆるブランドとして大変意味があると思 います。しかし、3番目の●の「所属団体のみのロゴ」、これは一体どういう意味を持つの か。かえって団体の加入促進だけに目的が行くとか、情報の信頼性という本来の趣旨に必 ずしも反映されないのではないかと思います。考え方からすれば、情報提供機関のロゴで あれば大変良い、そういう点を進めるべきである。2番目に提供機関のロゴを大きくして、 所属団体のロゴを小さく表示するのならば、これはあり得ることでしょう。ただ、所属団 体のみのロゴ表示というのは、やはり入っていないところには肩身が狭いということにな るのではないかと思ったものですから、ちょっと用意させていただきました。  3枚目にどのようなイメージかを作らせていただきました。情報提供元のところにロゴ、 ロゴのないところは社名でもいいわけですが、こういう形で入れていくのはどうかという ことです。参加団体だけのロゴという部分は趣旨が違ってしまうということです。そこだ けご意見を申し上げたかったことです。 ○諏訪座長 ありがとうございました。ただいまのご意見について、ほかの委員の皆様の ご意見をいただきたいと思います。 ○三村委員 前回の運営協議会ではどういう話になったのか、皆さんで認識を共有したい と思いますので、事務局からご説明いただけますか。 ○事務局 前回、運営協議会の中ではロゴマークの検討、いわゆるフリートークの中で各 委員からご検討いただきました。その中で、最終的に諏訪座長に締め括っていただいたの は、いわゆるロゴの「しごと情報ネット」上の掲出については前向きに検討してもいいの ではないかと。ただし、前回の運営協議会の中では慎重派の協会の方もいらっしゃれば、 もっと別の視点のビジュアルなマークのほうがいいのではないかという方もご意見として 頂戴しました。そのような中で、参加機関ごとのロゴの導入については時期尚早、そのよ うな雰囲気ではないのかなという締め括り方をしていただきました。その上で、どのよう な導入のあり方が効率的なのか、サービス検討会で検討していただきたいということで運 営協議会からお諮りいただいて、先般のサービス検討会にテーマとして提出したという経 緯でした。 ○諏訪座長 つまり、サービス検討会でも参加機関ごとのロゴを使うという結論にはなっ ていないということですね。というわけで、大変そうだからサービス検討会に丸投げした ら、また返ってきてしまいました。どうしましょうか。 ○仲村委員 まだ、ロゴマークを入れることに対する意義というか、何のために入れるか、 どういう効果があるのか。そういうことについての認識がいまの段階ではなかなか難しい のではないかと思います。これは会員事業者、あるいは団体の意見を聞いてもほとんど無 関心です。話をしても乗ってこないというか、「何だ、それ」という感じなのです。それぞ れの団体の違いがあるのだろうと思うのですが、派遣はどうかわかりませんが、事業者が 非常にたくさんある。そういう中でロゴマークを出したところで、「これは親しみがある」 などというところまで行くかどうか。それまで、通常、そういうものを使っていませんか ら、本当に載せる意味があるのか。どのような効果があるのかをもう少し考えてみたいと 思います。多分、個別にやるとお金が相当かかることだと思います。  使い方の問題もあるのですが、基本的にちょっと馴染まない面もあるのではないか。あ れば非常にきれいでいいと思います。親しみやすくなるという点は確かに評価できると思 いますが、実際にこういうものを導入した場合、参加するときに「うちはないからどうし ようか、だから参加できないな」ということにもなりかねない問題もあります。いまの段 階ではもう少しいろいろ考える期間が必要だと思います。 ○木ノ内委員 確かに、私ども求人情報提供事業者として見た場合には、情報の信頼性を 担保する意味でブランド開発をしてきたわけです。そういう意味では、私どもの特殊性な のかもしれないという感じがします。紹介会社などではそれほど要らないのかもしれない、 本当は要るのだろうと思います。その意味で、会社としてのブランドでロゴによって信頼 性を担保するという考え方が紹介や派遣という部分では、まだないのかもしれませんが、 ひょっとしたら今後出てくる可能性もあるのかなと思います。少なくとも求人情報提供に 関しては、その情報の信頼性を担保する意味で、非常に早くから媒体名などをブランドと して開発してきた経緯があるのですね。この辺は確かに温度差があると思います。ただ、 そういうことを提起したことによって、協会だけがあればいいのではないかというのでは ちょっと違ってくるので、それでご指摘をと思ったわけです。 ○仲村委員 ブランド性というのはそこまで行くのにはまだまだ大変ではないかという感 じです。ですから、そういう所で現状の違いが若干あるのかもしれませんね。その辺はも う1回よく考えてみなければいけないのではないですか。 ○木ノ内委員 ただ、ある種お金はかからなくなりつつあります。ブランドを作る段階で はかかるでしょうが。いわゆる、ここに表示をして、それこそ活字だけではないイメージ で見せるという意味では、それほど重くなるようなことは最近なくなりつつあると思いま す。 ○仲村委員 多くの紹介所のブランド性はそこに載せるにはちょっとひ弱ですね。それな らば、やりたいことはもっといろいろ改修すべきものはたくさんありますが、優先順位の 問題もあるのかと思います。 ○三村委員 この前もその議論があったのですが、会社ごとにどれだけロゴを持っている かという話をやっていましたね。いま、木ノ内さんがおっしゃるように、木ノ内さんの所 の参加団体は、それぞれ団体としてブランドイメージを高めることを各社持っておられま す。いまも認可でもっていっぱい出ているわけです。そういう中で、この会社はどこかに 所属しているということはやはりステータスになっているのでないかと思います。だから、 大変これが気になるのですけれども、「参加団体のロゴ表示は、苦情処理の工程を増やす」 というので、マイナス面ばかり木ノ内委員は見ておられるけれども、少しはご理解くださ いよ。こちらでも理解しますから。  例えば、情報提供機関だけは会社のロゴを出してよろしいと、ただ、他の所は統一でき るまでは当面その参加団体のロゴを使おう、そうすることによって一応信頼性を担保する 方向に持っていければ、それはそれで意味があると私は思いますけど、ロゴのある機関は 出していいと思います。やはり何らかの形で目から訴えるものというのは非常に大切だと 思いますし、特にこのネットの世界ではそういう部分は決して否定されてはならないです。 それから、団体にしても人材協は誰も知りませんし、民紹協などさらに知らないですね。 この間、このために民紹協はロゴを作ったのです。 ○仲村委員 いま案ができまして、2月に決定します。お陰様で、大変かかったのですけ ど。 ○三村委員 だから、それはやはり出さないとあんばい悪いですね。 ○仲村委員 そこに「団体のロゴは意義がなく」と書いてあるのですが、やはり団体に入 っていることが1つの事業者のレベルといいますか、それだけの情報をいろいろ持ってい る、その研修を受けていると、そういった評価をされる可能性はあるので、民紹協のロゴ はそこに入るといいのかもしれませんね。言うなれば、今後、団体のロゴという程度の所 までは考えられるかもしれません。 ○三村委員 それで、苦情処理は増えたほうがいいのですよ。人材協にそういう苦情処理 がくることは団体が認知されていることですから。それをうまく解決すればいいわけです。 先ほど申し上げたように、派遣と紹介とは同じようでまるっきり違います。派遣のほうは もう大体認知している、紹介のほうは認知されていない、という状況から考えても、「しご と情報ネット」が業界全体のレベルを高めるために多少なりとも役に立つならば、それは いちばんいいと思います。これは民紹協も同じですね。 ○岡山委員 よろしいですか。木ノ内さんのペーパーでは、参加団体のみのロゴ表示を行 うことの問題点となっていますね。 ○木ノ内委員 そうですね。 ○岡山委員 参加団体のロゴ表示を使うこと自体を否定しておられるのですか。それでも、 あってもいいということですか。 ○木ノ内委員 所属団体、それぞれの協会だとか何かとありますが、それのみでは情報の 信頼性を担保するという意味では、やはり会社、それぞれ提供先の所にあると思いますの で、団体に入っているから安心だと、そういうやり方ではどうかと思います。提供する企 業がブランドをきちんとロゴとして表示して、安心ですよと言える。そうでなくて、加入 している所はすべて使える、そうしていただきたいという所もあるわけで、話もあるので すけど、個人的には、情報提供する所が安心マークとしてブランドを使う、ロゴを使うと いうことが基本だと思います。 ○諏訪座長 そうすると、ここまでまとめさせていただきますと、ロゴがついていない現 状に対して、極端に言えば、何でもいいから全面的にロゴを使う方向でやるのか、そうで はなくて、木ノ内さんの業界のような、ある一定の業界の場合には会社のロゴと協会のロ ゴが併存する形、そして、それ以外の業界の場合には協会ロゴを使う、こういう折衷案と、 もう1つ、もう少し手前の折衷案、これが前回のときの流れだったと思いますが、とりあ えず協会を通じての信頼性というところで、当面協会ロゴだけを検討してみたらどうかと いう、このような4段階の議論があります。全面禁止論はないから、これははずしますと、 全面公開か、業界などを少しセレクトしながら、それぞれの事情を考えながら、ある業界 の情報は提供機関ごとのロゴが入る、そうでない業界の場合には業界団体のロゴが入る、 あるいは、どこにも入っていない所はそれがつかないとするか、それとも、すべての業界、 形式平等ですが、こういう業界団体ロゴを入れるかと、ここの中での、どうするかという、 基本方向ですね。また、細部は結局サービス検討委員会でやっていただくしかない感じが するのですが、大きな方向だけをもう少し、ご意見が集約するかどうか、お願いをしたい と思いますが、時間が12時になってしまいました。1年に2回ぐらいしか開きませんから、 大変申し訳ないですが、少しだけお昼時間を食い込ませて、方向性だけご議論いただきた いと思います。いかがでしょうか。 ○松井委員 おそらく木ノ内委員がおっしゃっている意図は、他にロゴがついていないと き意味があるかと私は思います、申し訳ないですけど。それでこそ、俺の所はあるのだぞ、 という意味合いが、私だったらまずそう感じます。そのときに、ここの2頁に、情報提供 機関は、ブランドロゴの表示を行うことで、不要な販促費をかけずに済むならば、お金を 払ってまでやってもらいますか。どうかなと、私は質問したいのです。先ほどバナー広告 でクレーム的なことがあったと思いますけど、ここを使うことで、最終的に「しごと情報 ネット」のは雇用保険三事業のお金を使っているので、いまそれそのものが危うい状況で すから、広告を払ってくれる人がいたら私はうれしいとか、もっと全然違う感触を持って おります。  そういう中で、自由にやりたい人が自由にやれるようにするのか、それとも、そこがで きない人たちがいるならもう少し待ってよというのか。やりたい人が自由にできるように するためには、そこについての応分の負担はしてもらってやるという方式もあるのではな いか。その場合、国がお金をとれないのなら、何らかの仕組みが設けられるのならば、今 後検討できるかどうかわからないのですけど、「しごと情報ネット」にお金を払っても参加 する仕組みを含めて考えたらどうかと私は思います。と申しますのは、わざわざブランド ロゴをこのためだけに作るのも、ブランドイメージが全然高まらないのに、非常に無駄で はないかと私は思います。以上です。 ○木ノ内委員 松井委員の、お金がとれるという意味ではいいアイデアだと思います。そ れはそれとして、ロゴを入れたらどうかというのは、やはり大半がハローワーク・インタ ーネットサービスの情報なわけですから、その中で、民間が参加しているという意味では 非常にわかりやすくなるだろうというのが1つです。民間の中にもいろいろなものがあっ て、有名なロゴであるのとないのとがあります。やはりロゴというかブランド開発にはそ れなりの投資をしてきているわけで、それは信頼性を担保する形でやっていくわけですね。 そういうブランドロゴを反映させる、そのことによってお上でやっているということが強 調できると思います。 ○仲村委員 今後の問題として、方向づけというのは大変重要な枠だと思いますが、基本 的には6頁に書いてある、情報の品質とか信頼性を担保するのは情報提供の内容です。そ れとロゴの問題が直結するとは考えにくいですね。ロゴがあるから信頼性があるというこ とではないと思います。ロゴというのはむしろ方法、心理的な見やすさとか親近感とか、 そういう形でものがありますけど、情報の信頼性というのはあくまでも内容であって、そ の事業所の運営状況はというものです。それから、ここに入っている、Bの、団体に問合 せが入ってくると、苦情の工程を増やすということがありますが、それはもう表示の所で、 個別の参加機関に問い合わせをしてくださいと書けますし、この点は表示の仕方でもって 回避できると思います。そのように考えて、やはりいまの段階で全参加機関にロゴを強制 するというか、求めるのは、各参加機関の実態がそれぞれ違うので、それを無視したこと になってしまいがちだと思います。ですから、そういう点では一つ慎重に考えていただき たいと思います。 ○諏訪座長 他の委員の先生方、いかがでしょうか。 ○松井委員 その前に確認したいのですけども。仮にロゴを入れるとしたら、「しごと情報 ネット」として、例えば経費が従来よりかかるのか、かからないのか、そこら辺はどんな ものなのでしょうか。 ○諏訪座長 その点、事務局からお願いします。 ○事務局 細かいことは申し上げられませんが、まず考えられることといたしまして、1 件あたりの情報量が増えます。非常にレスポンスに影響すると思いますので、まずハード ウェアでの影響があると思います。その為に経費が負担増になります。それから、画面の 構成を組み直すわけですから、深い所までは入っては行けないと。経費と時間というコス トの面もあると思うので、コストパフォーマンスを考えるとどうかと、個人的には思いま す。 ○松井委員 それは相当かかるというイメージですか。直すためにお金が増したと。 ○事務局 修正、ハード面の増強、両方の面があると思います。 ○諏訪座長 そうすると、どちらかといえばハードのほうがかかりますか。 ○事務局 サーバーのセットを増やすことも考えられそうです。さらに、当然イメージ情 報になる可能性が高いですから、ディスクの容量とかも足りないですね。 ○諏訪座長 改良には比較的そんなにものすごくかかる感じがしないです。元のものをど う作っているかによりますが。 ○事務局 おかげ様でアクセス件数が相当あって、結構余裕がない状態でやっているので、 そういう意味では、ちょっとの情報の増がハード面に影響すると考えられます。 ○諏訪座長 あとはハードへの負担のほうかという感じがします。レスポンスが悪くなっ たりとか、そういう。 ○事務局 改修は人件費で済むものの、その後、そういったハードやレンタル費用がずう っとかかる。それとあと、多分メンテナンス費用も多少の機械が増えると。経費への負担 もあり得ますね。 ○諏訪座長 そうすると、先ほどの松井委員側は、そういうものはロゴを使いたいという 人たちが応分に実費負担をするような方法もあるというアイデアでしたね。 ○木ノ内委員 やはり時間をかけて検討したいと思います。私のほうに適したものとして は随分いろいろな見解というか考え方を言ってきています。私どもの求人情報提供事業と しては、やはりブランドごとに掲載基準が違ったりするわけです。この辺の所は紹介会社 が扱っている情報とはちょっと違うと思います。媒体ごとに掲載基準を持って、これは載 せられない、これは載せるというようなことでやっているものですから、ブランドロゴと いうのは非常に重要に考えているわけです。全体としてはなかなかそういったことはない と思うので、少し時間をかけても結構です。 ○諏訪座長 今日のところは、どうも先回決めたように、少なくとも協会ロゴだけを先に 表示できるようにすることも、結局、コスト的に考えると結構いろいろあるらしいという ことがわかったので、しかも、協会ロゴ先行は、あまりよくないという業界の方もいらっ しゃることがわかったわけです。せっかく作ってくださった方には大変申し訳ないですが、 必ず何らかの形でお役に立つと思いますから。  しかし、三村委員もおっしゃられたように、これは重要だと思います。インターネット 上でシンボルを使うのは、アイコン、シンボルというものがものすごく重要な機能を果た している情報伝達システムだと考えると、その他に、信頼性とかいろいろなことを考える と、少し先の時点ではやはり逃げずに検討したほうがいいでしょう。だけど、コストの点、 それに対する費用負担の問題、それから、業界ごとのそれぞれの要望の程度の違い、こう したものを折り合った、もう少しバランスのとれた解決策を探っていく。凍結というわけ ではないですが、そこまではもう少し検討を続けるということで、今日はひとまずよろし いでしょうか。  それでは、今日はもう本当に、年に2度ぐらいしかないところ、てんこ盛りでしたが、 ちょっと時間を過ぎたところで、一応予定された案件はすべて皆様のご検討をいただいた ということで、今後どうするか、事務局からお願いいたします。 ○事務局 ありがとうございました。次回の運営協議会については、平成18年度の定常改 修に関するご審議をお願いしたいと考えます。時期的には3月上旬ぐらいを目途に開催日 時を調整したいと考えます。また、運営協議会の開催に先立ち、サービス検討会の中でも ご検討いただきたいと考えますので、運営協議会前にはオブザーバーの皆様方と、併せて サービス検討会についての開催日時を調整させていただきたいと考えます。よろしくお願 いいたします。 ○諏訪座長 それではそういうことでございます。年末のお忙しい中ご参加くださいまし て、いつもながらに大変すばらしいご意見を出していただき、ありがとうございました。 ちょっと早いですが、それでは皆様よいお年をということで終わります。