第30回しごと情報ネット運営協議会 日時 平成21年3月25日(水)    10:00〜 場所 厚生労働省14F第1会議室 ○諏訪座長 ただいまから、第30回しごと情報ネット運営協議会を開催させていただきま す。本日は年度末の本当にご多忙の中、お集まりいただきましてありがとうございます。 議事に入ります前に、本日の委員の出欠状況を事務局からお願いいたします。 ○事務局 本日の出席状況ですが、日本経済団体連合会の田中委員がご欠席されており、 代理として、雇用管理グループ副長の平田様にご出席いただいております。また、労働者 供給事業関連労働組合協議会の横山委員がご欠席されております。以上です。よろしくお 願いします。 ○諏訪座長 それでは早速、議事に入ります。本日の議題は3つあります。まず、しごと 情報ネットの状況、次に日雇雇用求人情報検索機能追加改修(案)、そして留学生等外国 人向け求人情報検索機能追加改修(案)の3つについて、ご議論いただきたいと思ってお ります。では、事務局から資料の確認とご説明をお願いします。 ○事務局 資料1として「しごと情報ネットの状況について」、資料2として「日雇改修で の問題点及び対応(案)」、資料3として「日雇雇用求人情報検索機能追加改修(案)に ついて」、資料4として「留学生等外国人向け求人項目の追加(案)について」です。そ して最後に「参考」という資料をお配りしております。 ○諏訪座長 それでは議題に入ります。まず「しごと情報ネットの状況について」という ことで、事務局からお願いします。 ○事務局 資料1についてご説明します。1番が「参加機関」ということで、平成21年2月 28日現在の状況です。参加機関数は約1万件を超えているという状況です。そのうち一般 参加機関が9,300件ほど、特定参加機関が1,200件ほどとなっております。  2番目の「求人(インデックス)情報掲載件数」ですが、こちらは約70万9,000件です。 うち民間分は約24万件となっております。民間求人の内訳としては、一般求人が約70万件 、派遣求人が約7,000件、紹介予定派遣求人が約3,600件、供給求人が5件といった状況で す。  3番目の「しごと情報ネットのアクセス状況」ですが、PC版へのアクセス数は、1日平均 約64万6,000件ということで、前年同月時期と比べて、約20万件増といった状況です。携 帯版へのアクセス数は1日平均約113万5,000件ということで、前年同月の時期と比べて倍 近く増加しているという状況です。合計で約178万件です。  4番目の「参加機関検索のアクセス状況」ですが、参加機関検索結果一覧画面のページ 参照数は、1日平均で約1万4,000件、前年同月比で約3,000件増です。参加機関紹介ページ のページ参照数は、1日平均で約21万6,000件、前年同月比で約7万件増といった状況です 。  次の頁、5番目の「障害者求職情報検索のアクセス状況」ですが、こちらは1カ月平均で 約3万3,000件、前年同月比で比べますと、約2万件の増加となっております。  6番目の「求職者マイページ稼動実績」ですが、マイページの登録者数は約3,200人。メ ール配信希望者数は約1,600人。マイページ新規登録者数は1カ月合計で約1,800人。メー ル配信数は週1回で、全3回配信しておりますけれども、1カ月合計で約4,000通といった状 況です。「しごと情報ネットの状況について」は以上です。 ○諏訪座長 では、しごと情報ネット全般の運営状況について、何かご質問、ご意見はあ りますか。 ○吉田委員 数字の件で1点だけ確認します。資料1の2に求人情報掲載件数として、70万 9,000件、うち民間分が24万件とありますね。そこの24万件と、下にある民間求人の内訳 として、69万件というのが立っているのですが、これはどういう関係なのでしょうか。内 訳のほうが多くなっているということですが。 ○事務局 一般求人については、民間とハローワークを合わせた求人数ということです。 ○吉田委員 ここからハローワークを外したら、いくらかというのは分かりますか。いわ ゆる民間求人の内訳です。ハローワークも民間というように捉えているわけですか。 ○事務局 厳密な数値は、いまは持ち合わせていないのですが、民間だけですと、最近は 約20数万件ではなかろうかと考えております。 ○諏訪座長 それは後でメールなりで正確な数字を、吉田委員にお伝えください。ほかに いかがでしょうか。よろしいですか。  では、次の議題に移ります。次の議題は、日雇雇用求人情報検索機能追加改修の案につ いてです。これは前回の協議会でも、改修に当たっての課題や問題点をいくつかご議論い ただいてきたわけですが、そのうち技術的な事項については、サービス検討会で詰めさせ ていただいたわけです。そこで、そうした事情等を含めて、事務局から資料のご説明をお 願いしたいと思います。 ○事務局 資料2の具体的な内容が資料3に記載されておりますので、資料3のほうでご説 明させていただきます。まず資料3の1頁、@「日雇改修の背景」です。就労形態の多様化 により、日雇等の短期就労ニーズが増加しているため、その受け皿が必要であるというこ とと、労働者派遣法改正案において、日雇派遣の原則禁止が盛り込まれていますが、禁止 されて以降、日雇等の短期就労のニーズを受け止めるためのセーフティネットが必要だろ うということが、背景としてあります。  参考として下のほうに、「民間の職業紹介事業者が扱う日雇求人数」というのがありま す。平成19年度の臨時日雇求人延べ数は約2,300万人日です。内訳としては有料職業紹介 事業が2,100万人日、無料職業紹介事業が約200万人日という状況です。ハローワークの一 般及び日雇求人数は、これは平成20年1月のデータですが、新規求人数の日雇い(パート を除く)部分については618人、日雇い(パートのみ)の部分については3,618人となって おります。こちらの単位は、例えば5日間の雇用期間で1人募集する場合は1人というカウ ントの仕方をしております。こういった背景があります。  Aが「前回協議会での主な指摘事項」です。日雇派遣と日雇直用、それと通常の派遣と 日雇派遣の違いを分かりやすく表示していく必要があるだろう。日雇の幅広い職種や労働 形態について分かりやすく表示していく必要があるだろう。そして日雇の一部はすでに、 パート・アルバイト・期間雇用等に登録されていますが、新たに日雇いの項目を設けた場 合には、窓が重複してしまう。ビジネススピードが速い求人が入ってくることが想定され るが、求人情報の更新頻度を向上する必要があるだろう。充足求人・サンプル求人の増加 が懸念される。サンプル求人というのは、長期間貼り付けたままの状態になっているよう な広告求人ということで、そういったところでのご指摘をいただきました。  これらの指摘事項を踏まえて、具体的な改修案を検討したのが次の頁からです。まず、 日雇直用については、「求人情報」の窓から入って検索が行えるようにします。そして、 法令上の例外として認められる日雇派遣については、下のほうの求人情報の「労働者派遣 求人」と「紹介予定派遣求人」の2つの窓から入って、検索が行えるようにします。真ん 中の右側は、「しごと情報ネットとは」という所に日雇についての項目を追加して、説明 ページを設けるように考えております。  次の「求人情報の検索条件入力画面」については、「求人情報」の窓から入って、次の 頁に当たるものですが、こちらの「就業形態」の所で日雇求人が検索できるようにするた めに、現行では「一般(正社員)、その他(パート・アルバイト、期間雇用)」となって いるのを、「期間雇用(日雇を除く)」とします。それから「派遣(日雇派遣を除く)」 として、もう1つ「日雇(直用)」を設けます。現行で「その他」に登録されている日雇 求人については、改修後、「日雇」に移行していく作業が必要になってきます。  また、下のほうにありますように、日雇全般に関する説明文を追加いたします。例えば 日雇の定義、日雇職種の紹介(短期バイト、配膳人・マネキン等の伝統的職種、現場のし ごと等)です。それから、日雇直用と日雇派遣の違いとか、日雇派遣ができる職種、改正 労働者派遣法の概要等を記載し、説明を設けようと考えております。  次に、「労働者派遣求人の検索画面」についてです。これはトップ画面で労働者派遣求 人又は紹介予定派遣求人から入って、次の画面に現れてくるものですが、「就業形態の労 働者派遣」の下に、「労働者派遣とは」というのを設けます。ここで日雇派遣の説明、日 雇派遣ができる職種の説明文を追加いたします。日雇派遣ができる職種については、政令 でポジティブリスト化する予定ですが、現時点では未定です。  (2)の「労働者派遣求人の検索結果一覧画面」の労働契約期間の所ですが、契約期間の 現行「単発(10日以内)」となっている所を、「日雇(30日以内)」に変更して、日雇派 遣についてはこの欄にチェックを入れて検索できるようにしたいというものです。  次の「求人登録画面」については、職業紹介事業者・求人情報提供事業者の入力画面に なります。「就業形態」の欄で、これに「一般」、「パート・アルバイト(日雇を除く) 」というのを追加し、期間雇用も同様に「(日雇を除く)」というのを追加いたします。 派遣に関しては「(日雇派遣を除く)」とし、「日雇(直用)」というのを追加いたしま す。労働契約期間については、就業形態の入力が日雇以外の場合であっても、労働契約期 間が30日以内の場合はシステム上で修正を行って、自動的に日雇に振り分けられるように したいと考えております。  それから下の※ですが、「日雇派遣」については、労働者派遣事業者の入力画面より、 派遣契約期間「日雇(30日以内)」を選択して、求人登録を行うこととしたいと考えてお ります。  次が「更新性の問題」です。現行では、2時間ごとの更新作業を行っております。日雇 求人については、適切な情報提供という観点から、更新頻度を高めていくことが理想的で はありますが、現在の更新処理はどうしても1時間以上必要ということで、技術的に改修 を行ったとしても膨大なコストがかかるので、費用対効果という観点でかなり難しいとい った状況です。  Gが「サンプル求人・充足求人の削除の問題」です。こちらは現行では公開期限日を設 定するということで、掲載されている求人がサンプル求人とならないように、自動削除を 行っているところです。なお、公開期限日が未入力の場合は下の(参考)にもありますと おり、システムのほうで初期値を設定するようにしております。日雇のほうも、そうやっ て初期値を設定するようにしたいと考えております。  (2)ですが、ただし、公開期限日を参加機関側で入力する場合は、期間の制限がありま せんので、長期にわたって公開を行う求人については、サンプル求人化するおそれがあり ます。こういったことから、公開期間には一定の制限を設けていく必要があるだろうと考 えております。  Hの「当日募集の求人掲載について」は、現行では、登録日に求人を公開することは可 能ですが、更新性の問題ということもありますので、労働契約期間の開始日については、 登録日の翌日以降の日付を入力することとしております。このため、登録日当日に募集す る求人については、しごと情報ネットの現行のシステムでは対応がなかなか難しい。こう いったことについては、参加機関のマニュアル等に示したり、改修時に参加機関宛のメー ルにて周知を行っていく必要があるだろうと考えております。  以上ご説明したシステムの改修のための経費の見積りは、3,300万円ほどかかります。 見積りの対象としては、「求人情報検索画面」と「求人登録画面」の就業形態欄に「日雇 」の項目を設けて、日雇求人の検索・登録が行えるようにするということと、日雇に関す る説明ページを設けるということです。以上の関係で3,300万円程度かかるといった状況 です。説明は以上です。 ○諏訪座長 いろいろとご意見、ご質問があろうかと思いますから、お願いしたいと思い ます。 ○松田委員 3点ほどお伺いします。基本的な中身が決まらないうちに、こういう改修作 業を急いで進めるのは、どういう理由なのかというのは、たぶん前からもう出ていると思 いますので、それは置いておきます。まずCの「求人情報の検索条件入力画面」のいちば ん下に、「説明文を追加して、文中で以下の項目について説明する」と書いてあるところ です。「日雇の定義」というのがあって、「日雇職種の紹介」の最初に、「短期バイト」 というのが出てきます。「その他(パート・アルバイト)」というのが別にあるのに、日 雇の所で「短期バイト」という単語が使われているのは、混乱するのではないかというの が1つ目です。  それから「配膳人・マネキン等の伝統的職種、現場のしごと等」と書いてあります。ポ ジティブリストで何を載せるかということとも関連するのでしょうけれども、派遣で行わ れていたような、事務系のデータの短期の入力とか、そういう話のほうが量としては結構 多いわけです。これですと伝統職種とか、まさに高田馬場で集めてくるような話しか書い ていないのです。「等」の中で読むと言えばそうなのでしょうけれども、紹介する職種に ついてはある意味、もう少し現実に即したものをお選びいただくのがいいのではないかと 思っております。  Gの「サンプル求人・充足求人の削除の問題」というタイトルの付いている所ですが、 公開期限日の初期値の設定について、あまり長くなるとということで、わざわざ日雇とい う欄を設けているにもかかわらず、これを見ると隣、さらにその隣とほとんど変わってい ないのです。日雇の定義で30日以内で区分するということになるのであれば、なぜこれが パート・アルバイト、あるいは期間雇用と同じなのか。3カ月というのは、理屈の上から も考えられない話なので、もっと期限日を短くしてもいいだろうに、なぜ同じ設定になっ ているのかというのがよく分からない。  Hの「当日募集の求人掲載について」では、登録日当日に募集する求人は駄目だという ことを周知すると言っていますが、派遣で行われていた事例で言うと、日雇求人というの は当日の求人が、ある意味すごく多いわけです。2時間かかるから、なかなか更新できな いという話も書いてはあるのですが、これをもっと迅速に対応できるようにしないと、実 質的にどの程度機能するのかということについて、若干の疑問があるのではないでしょう か。「技術的に改修を行っても、コスト的に非効率」などという記述がありますが、本当 にどのくらいかかるのかというのは、もうちょっと精査していただいたほうがいいかと思 います。つまり、システムを改修する業者側がそう言っているだけというようにも取れな いこともない。本当のことを言ったら、もうちょっとローコストで、こういうことへの対 応ができるということが考えられないのかどうかというところも、もう少し精査いただい たほうがよろしいかと思っています。 ○諏訪座長 いま何点かの質問が松田委員からありましたので、事務局からお答えいただ けますか。 ○事務局 まずCの下の日雇全般に関する説明文の追加の所で、説明する項目の部分につ いては、より現実に即したものにしたほうがいいのではないかというご指摘に関しては、 まさにそのとおりだと思います。ここについてはさらに精査して、より現実に即したもの にしていきたいと考えております。  Gのサンプル求人・充足求人の日雇に関する期間の設定ですが、こちらについてもご指 摘を踏まえて。いまの現状はご指摘のように、パート・アルバイト、期間雇用の並びで一 応作ってしまったのです。さらに短くする方向で検討していきたいと思います。  システムの更新性の問題については、現行システムは2時間置きに情報更新を行うこと を前提としたシステム設計となっております。この情報のリアルタイム更新を可能にして いくためには、しごと情報ネットのシステムの改修というレベルにとどまらず、システム の構成自体から抜本的に見直していく必要があります。システムの構成を行うに当たって はいま現在、厳密な見積りをしたわけではありませんが、億単位の膨大な経費がかかるだ ろうと見込んでおります。こういったこととシステムの最適化というのが、現行のシステ ムを前提に作業が進んでいます。こういったことを鑑みますと、事実上なかなか厳しいの ではないかと考えております。 ○諏訪座長 いかがですか。松田委員、何かさらにありますか。 ○松田委員 職種の紹介で「短期バイト」ということで、「バイト」という単語が日雇の 中に入ってくると、「パート・アルバイト」という所と混同しないかというのが、いちば ん最初に申し上げたのです。そこは特にご返答いただいていないような気がするのですが 。 ○需給調整事業課長 そこは確かに混乱するかもしれません。実際に、ある求人の職種名 の改修性みたいな格好になります。とりあえず、いまは仮で入れていますから、そこは直 します。 ○諏訪座長 よろしいですか。それでは、ほかにありますか。 ○仲村委員 今度、日雇の雇用に関するサイトへの掲載が始まりますね。これまで短期の 求人というのは、どちらかというとあまりこういうものには向いていないというか、なか なか入りにくいということだったと思うのです。一般的に言われている日雇雇用というの は、いろいろな形の雇用があると思うのです。伝統的職種も含めて、いかにしごと情報ネ ットにそういう情報を載せるか、そういうものによって、しごと情報ネットの利用の利便 性が非常に強くなるというのは、非常に大きなチャンスではないかと思うのです。そうい う情報が入れるように、参加できるようにシステムを作っていくというのが、基本的な1つ の大きな役割ではないかと思います。そういう観点から1つお伺いしたい点は、日雇の定 義というのがどの程度までできているか、その点はどういうように考えられるのかという ことです。  2点目は、システムの作り方の問題です。Cで若干分かりにくいと思うのは、いわゆる 検索条件の中の職種で、いまは一般職種、その他、派遣とあって、これに日雇が加わるわ けですが、この中で「その他」というのが必要なのかどうかという疑問があるのです。後 のほうの「求人登録画面」にはそれが入っておりませんので、わりとすっきり分かりやす いのです。並び方が、今までは一般、パート・アルバイト、期間雇用というようになって いましたけれども。雇用という点では派遣の後に雇用がくるのではなくて、派遣の前に例 えば日雇職業というのが入ってもいいのではないかと思います。これは形のところですが 、そういうように感じます。この辺はいかがでしょうか。 ○事務局 まず、日雇の定義については今のところ、日々又は30日以内の期間を定めて雇 用する労働者に関して日雇ということにしていますが、こちらは労働者派遣法の審議の状 況次第によっては、それに応じて内容を変える、修正していく可能性もあります。  2点目の就業形態欄を掲載する順番については、ご指摘を踏まえて、順序については検 討していきたいと思っております。 ○諏訪座長 後者の就業形態欄ですが、これはもともと「一般」があって「その他」だっ たのです。そこへ「派遣」が入ったりして後ろにくっついてきたのです。しかし今はその ときの概念と変わってしまったわけです。ですから少し無理のない範囲で整理をされたほ うが。「その他」というのは普通、いちばん最後にくるのに、すごく変な感じがします。 最初に作ったときは最後にありました。しかし、これは「その他」が真ん中にきて、「そ の他」から外れてあれが外に出てくるというのは、論理学の式からしても変な感じがしま す。利用者から見てもこの際ですから、やれる範囲でご検討いただいたほうが分かりやす いのではないかという気がします。確かにそうです。 ○需給調整事業課長 単にパート・アルバイトをやめて、アルバイトだけ書いたほうがわ かりやすいですね。 ○諏訪座長 そう書いたほうがいいです。 ○三村委員 いちばん基本的なことが、私はよく分からないのです。「日雇」という言葉 が出てきているわけです。この言葉、何とかなりませんか。「日雇労務者」と言ったら、 大体高田馬場に概念が行ってしまうのです。そうではないでしょ。ところが、この辺の概 念が非常に曖昧だと、いくら条件的に使用期間が何日でどうのこうのと言ってみても、一 般的にこのサイトの中で見たときに、「日雇」という言葉に対する1つの既成概念みたい なものが、このサイトを正しく運用していく上で適切かどうかというのは、非常に疑問に 感じています。これについて何か知恵はないですか。 ○需給調整事業課長 おっしゃるとおり、「日雇」という言葉がもともとの。今回の問題 は日雇派遣からきています。その日雇派遣も、派遣の形態としてはほぼ日々やっていまし たが、法律の整理としては日雇の雇用保険に倣って、日々又は30日以下ということで整理 いたしますので、今回、そこの派遣ができない部分の求人検索を、特にこちらでというこ とにしたわけです。いま用語としては「日雇」というのを使っていますが、30日以下の短 期求人のはずです。ですから確かにそこは、無理に「日雇」と書く必要はなくて、ユーザ ーの方にわかりやすい表現にするのは可能かと思います。逆に従来の日雇とごっちゃにな らないという意味では、そちらのほうがいいかもしれません。そこは検討の余地があるか と思います。  ただ名前をどう付けたらいいか。よく民間のサイトでは「ショットワーク」などと呼ば れていますが、そういう名前がいいのか、また別の名前を付けるのがいいのか。派遣法が 実際に通ってから、このサイトを動かす格好になろうかと思いますが、まだ若干の時間が あると思いますので、そこは検討したいと思います。 ○三村委員 関連して、もう1つ。しごと情報ネットが始まって現在に至るまで、さまざ まな社会的環境の変化の中で、私たちはこのサイトのさまざまな面について、その変化に どう対応するかというのを、いつも追いかけてきたような気がします。それが必ずしもう まくいっているかどうかというのは別ですが、現実問題としてこれだけのアクセスがあり 、これだけの参加機関が入ってきたということは、これはもう看過できない一つの存在に なっていることは事実です。今年度はこれで終わりになるわけですね。そこへ持ってきて 、派遣法の改正も出てくるということになりますと、今までのものを一度ピチッと整理し 直して、用語的にあるいは概念的に定義をどういうようにするかということも、新年度に 向けて一つ整理をしておく必要があるのではないでしょうか。  というのは、最後に出てきたサンプル求人みたいなものが、これからどんどん増えてく る可能性があるのです。そうなったときに、一体どこまで強制力を持ってできるかという のは、大変な不安があります。これがもし拡大しますと、まさに当初心配していた民と官 との協力作業ではなくて、可能性から言うと、このシステムで全部できてしまうのです。 マッチングまでやってしまおうという話が、事務局の中でも出ているような気がするので す。これはマッチングは絶対にやらないというのが、我々の大原則です。そういうところ にまで発展する可能性のある問題が、いろいろ含まれております。特に今度、事務局側の メンバーが新しくなられたそうですから、ひとつ継続性をきちんと踏まえてやっていただ きたいと思います。 ○需給調整事業課長 確かに環境がだいぶ変わっているというのは事実です。特に去年か ら今年にかけては景気の後退で、いわゆる人材サービス業全体も、いま大激震を起こして いるという状況です。その中で今後、人材サービスビジネス全体がどういくのかというの も、まずいちばん大きなところでありますし、その中で我々厚生労働省も含めて、しごと 情報ネットをどうしていくかということがあります。  それから先ほど座長からもありましたが、微修正、微修正といろいろきて、若干変な所 も出ていますので、そういうものを併せて見直すというのは、大変有意義なことだと思い ます。これで協議会も終わりですが、そういったことについても次年度以降、引き続きい ろいろと問題提起をいただきながら、全体の見直しをやっていきたいと思います。あとは システム改修の時期などもありますので、その節目、節目ごとにできる問題を解決してい って、併せて全体の考え方、今のままでいいのか、それとも変える必要があるのかという のも含めて、ご検討いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○諏訪座長 ほかにいかがでしょうか。 ○吉田委員 今回は3,300万円のシステム改修ですので、いちばん気になるのは、これに 見合う情報提供機関が現れるのかということです。読みとして、どれくらいの件数を見込 んでおられるかというのが非常に気になります。民間であればこのシステム改修によって 、どれほど売上げが立つのか、あるいは、しごと情報ネットのシステムのパフォーマンス が上がるのかということにつながると思うのです。それで入ってくる情報件数の読みとい うのが、もしあれば教えてください。特に今回は前回の会議を踏まえて、いろいろなシス テムに細かく対応してもらっている分だけ、逆にそこまで対応して情報をアップするのは 大変だというところも、多分あろうかと思います。そこは難しいところですけれども、そ の辺も踏まえての読みというのをお聞かせいただきたいと思います。いちばん困るのが、 システムを作りました、立派になりました、でも中身は空っぽですというのが最悪の話で すから、そういう背景で質問したわけです。 ○需給調整事業課長 今のところ、利用のインボイスというのは作っておりません。これ は民間の方からすると、そういうのは非常におかしいということになるかもしれませんが 、今回の改修の話については、まさに日雇派遣の禁止から始まって、ある意味チェンジ主 導で作った話です。ただ、逆に、作って中身が何もないということになりますと、それは 確かに非常に問題ですし、国家公務員が国の税金を投入する話ですから、我々もそれを無 駄に使うわけにはまいりません。それについては引き続き検討して、参加者をどうするか ということと、できる限りそういった既存の参加事業者の中でも短期のものが入っている 場合には、アップしてくださいというお願いも含めて、利用の促進を図っていきたいと思 います。 ○諏訪座長 ほかに何かありますか。それでは、いろいろとまだまだ考えなければいけな い問題、今後とも詰めていかなければならない問題は残されているとは思いますが、諸般 の事情の中で日雇に関して、改修を行わざるを得ないというように考えますと、この改修 案で検討に着手するという方向に向かわせていただいてよろしいでしょうか。                   (了承) ○諏訪座長 ありがとうございます。では、そのように進めていただきたいと思います。 ただ、労働者派遣法の審議等の関連が絶えずあるものですから、それを見極めつつ、細部 についてはいつものようにサービス検討会において十分検討していただきたい、詰めてい ただきたいと思っています。そのようなことでよろしいでしょうか。                   (了承) ○諏訪座長 ありがとうございました。では、もう1つの議題に移ります。次の議題は、 留学生等外国人向け求人情報検索機能追加改修の案についてです。こちらについても、す でにサービス検討会において技術的な事項を詰めていただいております。また、これまで のいろいろな経緯もありますので、まず事務局から資料のご説明をお願いしたいと思いま す。 ○長澤補佐 資料4、「留学生等外国人向け求人項目の追加(案)について」ですが、当 初、従来までのご議論の中では我々のほうから、留学生の求職情報についてもご議論いた だいていたところですが、いままでのご議論の中で、障害者について盛り込んだ経緯等の 特別な状況というのがありました。求職者の情報においては今、ここではすぐに結論の出 ない事項というように我々も判断して、今回のご審議について、求職のほうは今後の話と いうことで除いております。そこで、前回のご議論の中で方向性としてご理解いただいて おります求人項目について、ご説明申し上げます。  資料の1頁は、今までも説明の中でご案内してきましたが、外国人材の就職促進という ことです。今は景気が非常に低迷しておりますが、今後、また日本が発展していくために は、国内の優秀な方の登用はもちろん、外国からたくさんの留学生が来られている中で、 そういった外国人材をたくさん企業のほうでもご採用いただいて、今後の我が国の発展に 大いにつなげていくことが大切です。  ところが、ここにも書いてあるとおり、国内での就職を希望される留学生はたくさんい らっしゃるのですが、叶わない留学生がまだまだ多数存在しております。年間約3万5,000 人の留学生が卒業し、実際の国内就職は約1万人です。卒業生の約半分の方々は、日本国 内でこのまま引き続き就職できればと考えております。中には、行く行くは母国へ戻りた いという方もいらっしゃいます。ただ、日本でこのまま溶け込んで骨を埋ずめていこうと いう方もたくさんいらっしゃいます。そのような方々が数ある国の中で日本を選んで、日 本で勉強して、日本企業で頑張っていこうという方をどんどん入れることは、今後の日本 のことを考えると大切ではなかろうかと思います。そういうことで国策として、政府の30 万人の受入れ計画として、昨年度から実施しているところです。  これまでの画一的な採用形態ではなくて、企業のほうにも外国人に対しての採用の意識 、または労務管理のあり方のグローバル化に対するご理解と、さらなる改革を、我々とし てもお願いしていく必要があろうかと思います。そういった雇用管理やグローバル化への ご理解等も含めて、現に日本に来られている方々の取込みということでは、やはり求人で す。求職の話もありましたが、まずは情報をできるだけ分かりやすく、ご本人に到達でき るような形で仕組みを整える必要があるということで、今回お願いしているわけです。  ここに参考がございまして、留学生の意向等もあります。特にいちばん下の所に、留学 生の採用動向があります。このアンケートの中では、留学生を実際に採用した企業は1割 程度でした。ただ実際に採用した所は、引き続き採用していこうという企業が約8割でし た。実際に採用いただくと、留学生は日本学生と何ら遜色がなく、日本語能力やコミュニ ケーション、さらに日本の学生以上に非常に優秀な方もいらっしゃいます。実際に採用さ れて、初めて留学生への理解が広がっていくというところもありますので、こういった状 況も踏まえて、是非ともご理解いただければと思います。  事業主への留学生の送出しということについては、当然我々のほうでも留学生に対する 就職意識の啓発ということをやっております。大学も含めて、キャリア教育や就職支援の 充実ということを、いま全省挙げてやっているという背景もありますので、是非ともご理 解をお願いいたします。  2頁ですが、では国のハローワークの関係では今、どういうことをやっているのかとい うことです。外国人版のハローワークとして、外国人雇用サービスセンターというのが東 京、名古屋、大阪の3カ所にあります。組織はまだまだ脆弱ではありますが、我々として もこういう大都市圏の専用の窓口を中心にしながらやっているところです。また、北海道 から沖縄まで、日本の各大学にはたくさんの留学生がいらっしゃいますので、求人企業も 今後、地方での優秀な方の採用の広がりもどんどん進んでいくことと思っております。  やはり日本人学生と同様に、就職活動ができるように支援していこうと。ただ、それな らば日本人学生と同じでいいのではないかという考えもあるのですが、実際に来られてい る留学生の状況を見ますと、国費の留学生もいらっしゃいますが、私費留学生として生活 費や学費を稼ぐアルバイト等との両立、それから日本の採用の慣行になかなか付いていけ ず、タイミングを外してしまう留学生もたくさんいらっしゃいます。結局、時期を外して 、なかなか職を得ることができず、やむなく帰国してしまうことがあります。こういった ことで優秀な方も結構取りこぼしている状況ですので、できるだけ簡単な形で、民間ある いは我々官も含めた形で、情報にアクセスできるような支援をしていくことが必要であろ うと思っています。  そういったことと並行して、我々又は民間のほうでも、個別にきめ細かい就職支援を実 施していきます。こういったことを含めて、我々のほうでも大学等で取り組まれているイ ンターンシップ、就職活動の総合的な支援の中で、セーフティーネット機関として、さら に充実を図ってまいります。そして民間とそれぞれのご協力とともに、今後の日本の発展 に寄与していこうというスタンスで進めているところです。  次の頁が「課題」として、外国人側の労働市場における情報が不足しているということ です。これは今お話したとおり、外からは外国人を活用いただける企業かどうか、なかな か分からないところがあります。求人側としても高度な外国人、留学生にもさまざまな方 がいらっしゃいます。企業に必要な留学生、中にはアルバイトに走ってしまっている方も いらっしゃるのかもしれません。ただ、日本に来られている留学生というのは、やはり日 本企業への就職ということに対して、非常に意識の高い方がたくさんおられますので、企 業のほうへも必要な人材を送り込めるような仕組みが、是非とも必要ではなかろうかと考 えております。  今回はその1つとして、しごと情報ネットの中で、留学生についてのこういう情報を是 非とも民間と我々が協力して、インデックスの部分として直接留学生が、例えば学校に行 って、アルバイトに行って、夜中に帰ってインターネットで、パソコンでちょっと調べて 、ああ、いい所がヒットしたということで、それを基により就職活動に入っていけるよう に、絶えず求人情報にアクセスできるような仕組みが、是非とも必要ではなかろうかとい うことでお願いしているところです。  具体的な技術的な内容については、いままでも資料として出しており、次の頁にありま す。まずはカテゴリの所で、トップページにこの項目を設けさせていただけないかと。留 学生等の外国人の範囲については、現に就職活動をしている現役の留学生です。これにつ いては学部、大学院生等も含めて、在留資格で就職が見つからない場合は、卒後も最長半 年間は職を探す期間として在留してもいいということになっております。したがって、「 等」ということで、いわゆる卒業した後の就職活動が可能になるようなものということで 、「留学生等外国人向け求人」というカテゴリをトップ画面に設けさせていただきます。  その後は次の頁のBにありますように「留学生等外国人向け求人」のカテゴリへの登録 をいたします。ここには「新規学卒区分」というのがあります。これは留学生のみではな くて、日本人学生もです。当然、留学生等を積極的に採用ということであれば、より企業 のほうもご理解いただきながら、たくさんの求人をいただけることになろうかと思います ので、こういった形でチェック欄を新たに設けます。  やはり在留資格ですので、外国人だからどの職種でもOKということではありません。留 学生が卒業する分野としては、やはり専門的分野、技術的分野ということで、カテゴリも 明確にしながら、こういう設定をして具体的な所に入っていただきます。内容的には民間 のどこが出している求人か、我々ですとハローワークのどこの外国人センターかというこ とが、一応その情報の中に入っていますので、具体的にここをアタックしたいということ であれば、そちらのほうにアクセスして入っていくという形になります。是非ともその入 口の部分で、こういった仕組みを整えていくことが重要ではなかろうかと考えております ので、是非ともご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○諏訪座長 それでは、ただいまの件についてご意見、ご質問をお願いしたいと思います 。 ○松田委員 いまのご説明ですと、主に高度人材である留学生が中心であるように取れる のです。トップページの表題が「留学生等外国人向け求人」になっていますよね。もし、 ターゲットがそういうところにある程度絞られていると、国語的に言って、外国人なら誰 でもいいよというように取れるのです。「留学生等外国人向け求人」ですから、外国人だ ったら誰でもクリックして中を見て、書いてあることが違うよね、私向きではないよね、 という話が結構出てきそうな気がするのです。ターゲットを絞っているのであれば、例え ば「留学生」と「外国人」をひっくり返して、「外国人留学生等向け求人」などと言えば 、最初の段階でターゲットがそうなのだなということがわかるだろうと思うのです。この 表現そのままだと、外国人が何でもそれをクリックしてしまって、何だ、違うじゃないか という話になる可能性が非常にあるのではないかというのが1点です。  Bのカテゴリへの登録の入力画面の所で、もし検索条件で、職種はこういう感じです、 高度人材ですというパターンであるとした場合に、「賃金額」という表示の所に、「日給 」「時給」というのがありますね。もしかしたら、そういうものもあるのかもしれません が、若干の違和感を感じます。  また、求人の入力画面はあるのですが、実際にそこから入って外国人が見るときの画面 がないので分からないのです。そこでひとつお願いしたいのは、私がよくお話している大 派遣会社の社長が、いま外国人なのです。その人はものすごく流暢な日本語を使いますが 、「読み書きは俺は弱い」とおっしゃるわけです。話すことと読み書きというのは、たぶ ん少し違うのだろうという感じがあります。ですから入って行ったときに、できるだけ丁 寧かつ平易な単語で画面が構成されていて、普通の留学生が見てもわかるような感じにな っているのか、なっていないのか、その辺のところにお気を付けいただきたいと思います 。このぐらいのことが分からない人は来なくてもいいよというのなら別ですが、そうでな ければ、もうちょっと。これは求人のほうだから分からないのですが、できるだけ外国人 が見て分かりやすいというか、平易な表現方法についてお気を付けいただければありがた いと思います。 ○外国人雇用対策課長 まず「留学生等」となっていて、高度の人材に絞っているのに「 外国人向け」というのは、ちょっと変ではないかというのはご指摘のとおりです。こちら からのご提案としては、「留学生等高度人材外国人向け求人」という形ではどうかと思っ ております。「高度外国人材」でもいいかもしれません。そこは表現上の問題だと思いま す。  それから賃金額の所に「日給」「時給」という欄があるのは、やや違和感があるという ことですが、確かにそういう留学生のような人たちであれば、普通は年収や月給というと ころで賃金を取るのだろうと思います。空振りになっている項目があるとは思いますが、 要はいろいろな改修上の問題から、大きな画面全体を抜本的に変えるような改修には、で きる限りしないようにという配慮の中で、そういう事情の中でご理解いただけないかと思 っております。  最後に、ここにご紹介していなくて大変片手落ちだったかと思っていますが、利用する 留学生側から見てわかりやすくなっているかどうかという点については、十分配慮したい と思っております。ただ、我々自身も非常に悩むところで、留学生が日本で4年とか6年と か勉強をしていて、日本語で普通に高度な授業を受けて理解できるということは、当然読 み書きの能力が備わっているものです。また、そういう人間だからこそ、積極的に日本社 会の中で活用されるべき潜在能力があると、我々は思っているという面もあって、バラン ス問題なのかなという気がいたします。ただ、ご指摘は非常によくわかりますので、また 検討させていただきたいと思います。 ○諏訪座長 その点では理科系などの場合、大学院などでは英語で授業をやっている所も ありますので。いくら留学をしてきていても、一般の日本人と同じというのは、やはり難 しいですよね。 ○外国人雇用対策課長 実態として、全く一緒にはならないですよね。 ○諏訪座長 平仮名を振るなどというところから始まって、英語並記があれば、もちろん もっといいのでしょうけれども、そこはいろいろご配慮いただければと思います。今の点 はよろしいでしょうか。 ○三村委員 これは質問でも何でもないのです。前回、いろいろ申し上げたことについて です。外国人雇用サービスセンターは何をやっているのだみたいな話を私がちょっとした ので、大変気になっていたのですが、私は今日のこのご説明で納得しました。ありがとう ございました。ご苦労様でした。 ○諏訪座長 ほかにいかがでしょうか。 ○佐藤委員 質問ではなくて、是非、これをお進めいただければということです。今日の お話の冒頭にもありましたように、留学生についても、やはり大企業の指向が強いという ことです。他方で、この会議でも以前に申し上げましたが、商工会議所では海外展開をさ れている中小企業などと、日本で働きたい留学生の方々とを、うまくマッチングできるよ うにしたいと思っております。そういった際に、この仕組みができた暁には、是非積極的 に周知をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○外国人雇用対策課長 これが立ち上がりますときには、皆様方にご協力のお願い方々、 またご説明に上がりたいと思います。 ○三村委員 1つだけ言っておきます。私がいままで扱った事例の中で、外国人を採用し た企業が大変困っている問題があります。言葉も能力もあるけれど、文化の違いがどうし ようもないということがあるのです。この文化というものをどういうように、求人側から 求職者に訴えるか。これは大変難しい問題ですが、食文化も含め、生活文化も含め、宗教 も含め、日本の場合はどうしても文化ということが必ず付いて回ってくる部分があります 。何回か扱った中で、そこのところで長続きした成功例というのは、2割ぐらいしかない のです。全部食べ物が駄目だとか。「一緒に付き合おう。一緒に飯を食いに行こう」と言 うでしょ。すると「俺はこれは食えない」というように、意外とわりあい高度な外国人が そういう部分でつっかえてしまうことがあるのです。ここが大変気になりますね。 ○外国人雇用対策課長 非常に実態に即したお話で、よくわかります。我々としては、や はりそういう面もあることを承知の上で。ダイバーシティーを尊重した雇用管理や採用と いうことをおっしゃっている一部経済団体もおありです。まさにダイバーシティーを尊重 したというのは、文化や価値観の差みたいなものも乗り越えて、その外国人の持っている 良いところを企業の中で活かしていこうということではないかと思って、皆さんにこうい うお願いをしているということです。 ○仲村委員 この標題が「留学生」とか「高度人材外国人」となれば、あまり心配はない のかもしれませんが、外国人の場合はやはり紹介ですね。いわゆる参加機関の立場からす ると、出入国の慣例や法令については、知識がなかなか十分に行きわたっていないところ があると思うのです。やはり外国人留学生の問題は、不法就労などという形でトラブルが 起こるようなことになりますと、コンプライアンスという観点から非常に困ります。そう いう意味で、この中で在留資格についての職業の一覧と言いますか、そういったものが参 加機関宛てへの情報として何か提供できるかどうか、その辺があろうかと思います。 ○外国人雇用対策課長 貴重なご指摘で、それは是非、そういう方向でやっていきたいと 思います。 ○諏訪座長 ほかにいかがでしょうか。 ○平田様(田中委員代理) 単純な質問です。改修費が4,000万円とありますね。もし、 いま分かればですが、留学生の日本における就労促進の予算というのはどれぐらいですか 。 ○外国人雇用対策課長 これも入れて、外国人センター自体を留学生のための就職支援の 拠点というように位置づけて、漠とそれ全体の予算として見て3億円ぐらいです。 ○諏訪座長 外国から来ている留学生に、こういう新しいサービスが始まりましたという のを伝えるのは、大学や専門学校などの就職部やキャリアセンターを通じて伝わるように することになるのですか。 ○外国人雇用対策課長 1つには、それもお願いしようと思っています。また、私どもは そういう所とメールマガジンを開設しておりますので、メールマガジンを活用したり、留 学生を支援するためのJASSOという文部科学省の外郭団体にも、またご協力をお願いしよ うかと思っています。もちろん、今日お見えの各団体の皆様方にもと思っています。 ○諏訪座長 そういうところで一生懸命我々がやっても、こういう官がやるサービスとい うのは、存在することが知られないことが非常に多いのです。これは官だけではなくて、 みんなでやっているわけですよね。「えっ、こんないいもんがあったの」というように、 何かのときにたまたま知る。大体それは終わった後で知るというのが、いろいろな分野で よくあります。ここでも留学生が苦労をして、就活がほぼ終わりにかかったころに初めて こういう存在を見るなどということがないように、是非早い段階でやる。あるいは、どん なパンフレットにも前のほうの記述に、必ずこういうものがありますので、一度ご覧にな ったらどうでしょうと。それで載れば先ほどの在留資格から含めて、別の関連情報も一緒 に得られます。そういうサービスですと、いちばん望ましいのかもしれないですね。ほか に何かありませんか。よろしいですか。 ○吉田委員 前回、留学専門部会で求職者情報という話がありましたが、今回も上がって いませんので、その話はもうなくなったという理解でよろしいでしょうか。 ○三村委員 先に説明だけします。当面、これはできないということです。 ○諏訪座長 それでは大体皆様のご意見もまとまってきたようですから、留学生等外国人 向けの求人情報について、一定のご理解が得られたかと思いますので、改修の検討に着手 するということでよろしいでしょうか。                   (了承) ○諏訪座長 ありがとうございました。なお、これも先ほどの件と一緒で、細部について はサービス検討会において、十分にご議論していただきたいと思っております。関係の皆 様にはよろしくお願いをいたします。  以上が本日予定した議題の主立ったものです。最後に、事務局のほうに申し上げておき たいと思います。次回の運営協議会については是非、国の概算要求前に開催していただい て、差し支えのない範囲で我々に事前の理解が得られるようにしていただければと思いま すので、よろしくお願いをいたします。では事務局、お願いします。 ○事務局 いま座長からお話がありましたように、次回の運営協議会については、概算要 求前に開催させていただきたいと考えております。また、次回の開催に当たりましては、 新年度に入ることも踏まえて、このしごと情報ネットが持っている本来の機能等について も、委員の皆様方に改めてご確認をしていただこうかと思っております。ありがとうござ いました。 ○諏訪座長 何かありますか。よろしいですか。特にないようでしたら、本日の運営協議 会は以上をもって終了とさせていただきます。本日の決定事項や意見等は今後の運営に反 映させて、その後の経過については次回の運営協議会で、その報告をお受けしたいと思い ます。また、いま事務局からもありましたように、そろそろ節目に近づいているのではな いかという感じもいたします。こうしたしごと情報ネットを今後、どのようにより良いも のにしていくかということについては、来年度にご検討いただければと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。それでは、以上をもって終わりにさせていただきます 。ありがとうございました。